○鹿児島大学グローバルセンタースタディ・ジャパン・プログラム履修規則
平成29年5月12日
総機規則第12号
(趣旨)
第1条 この規則は、鹿児島大学グローバルセンター(以下「センター」という。)のスタディ・ジャパン・プログラム(以下「SJP」という。)の授業、試験及び成績の評価、並びに修了その他教育に関し必要な事項を定める。
(目的)
第2条 SJPは、留学生(以下「学生」という。)が日本語日本文化の基本事項を習得し、その成果を単位として修得できるとともに、大学生活の基盤を確立することを目指し、もって、鹿児島大学における短期留学の拡充・促進を図ることを目的とする。
(学期)
第3条 SJPの学期は、次の2学期とする。
春学期 4月1日から9月30日まで
秋学期 10月1日から翌年3月31日まで
(授業科目)
第4条 SJPの教育課程は、次に掲げる学修科目をもって編成する。
(1) 日本語学修科目
(2) 文化学修科目
2 各学修科目に係る授業科目名、単位数、講義内容等は、別に定める。
(授業科目の履修方法等)
第5条 SJPの教育課程は、各授業科目を必修科目又は選択科目に分けて編成するものとする。
(単位の計算方法)
第6条 授業科目の単位の計算方法は、鹿児島大学学則(平成16年規則第86号)第40条第1項の規定により次のとおりとする。
(1) 講義については、15時間の授業をもって1単位とする。
(2) 演習については、30時間の授業をもって1単位とする。
(履修科目の届出)
第7条 学生は、センターの指定する期間内に、履修申請により受講科目を届け出て、登録しなければならない。
2 登録していない授業科目については、受講及び受験はできない。
(試験の時期)
第8条 試験は学期の終わりに行う。ただし、必要があるときは臨時に行うことがある。
(受験資格)
第9条 学生は、履修申請した授業科目について、原則としてその実授業時数の3分の2以上出席した場合に限り、試験を受けることができる。
(試験の方法)
第10条 試験は、科目試験及び論文試験とする。
2 科目試験は、筆記試験又は口述試験とする。ただし、演習の授業科目は、試験を行わず平素の成績により考査することがある。
3 論文試験は、修了研究において学生に対して教員が課題を与えて研究指導し、当該学生がその成果をまとめて提出した修了レポートを審査し成績を判定する。
(成績の評価)
第11条 履修した授業科目の成績は100点満点で評価し、60点以上を合格とする。
2 前項の規定による成績の評価については、授業科目概要に記載された各授業科目の評価基準によって行う。
3 成績は、A(90点以上)、B(80~89点)、C(70~79点)、D(60~69点)又はF(59点以下)の評語をもって表し、A、B、C及びDを合格とし、Fを不合格とする。
(単位認定)
第12条 受講した授業科目について、合格した者には、単位を認定する。
(成績発表)
第13条 受講した授業科目については、学期ごとに第11条第3項に規定する評語により、成績を発表する。
(追試験及び再試験)
第14条 やむを得ない事情により、定期の試験を受けられなかった者には、追試験を行うことがある。追試験を受けようとする者は、当該試験期終了後1週間以内に追試験願に病気の場合は医師の診断書、事故の場合はその証明書を添付し、担当教員の許可を得て、センター長に提出しなければならない。
2 再試験は原則として行わないが、教育上必要と判断される場合、合格点に達しなかった科目について再試験を行うことがある。この場合の成績評価はCを超えることはない。
(修了の認定)
第15条 SJPの学生で、学期ごとにセンターが定める所定の授業科目及び単位数を修得した者は、鹿児島大学グローバルセンター運営委員会の議を経てSJP修了者と認定し、修了証を授与する。
附則
この規則は、平成29年5月12日から施行する。