○鹿児島大学共同獣医学部附属南九州畜産獣医学教育研究センター入来牧場規則
令和6年3月13日
共獣規則第2号
(趣旨)
第1条 この規則は、鹿児島大学共同獣医学部附属南九州畜産獣医学教育研究センター規則(令和5年共獣規則第5号)第9条に基づき、鹿児島大学共同獣医学部附属南九州畜産獣医学教育研究センター入来牧場(以下「牧場」という。)に関し必要な事項を定める。
(業務)
第2条 牧場は、持続可能な畜産業の実践をテーマに広大な敷地を活用した放牧による繁殖牛、子牛生産、肥育牛の生産等に関する教育・研究を行うものとする。
(組織)
第3条 管理運営の組織は、次に掲げる者をもって組織する。
(1) 牧場長
(2) 牧場主事
(3) 牧場主任
(4) 技術職員
(5) その他の職員
(牧場長等)
第4条 牧場長、牧場主事及び牧場主任(以下「牧場長等」という。)の選考については、次のとおりとする。
2 牧場長は、鹿児島大学共同獣医学部畜産学科(以下「畜産学科」という。)の専任教員のうちから、鹿児島大学共同獣医学部教授会の議を経て、学部長が命ずる。
3 牧場主事は、畜産学科の専任教員のうちから牧場長が指名する。
4 牧場主任は、畜産学科の専任教員のうちから牧場長が指名する。
5 牧場長等の任期は2年とし、再任を妨げない。ただし、牧場長等に欠員を生じた場合の補欠の牧場長等の任期は、前任者の残任期間とする。
(職務)
第5条 牧場長は、牧場の業務を掌握し、第2条の規定による使命遂行の任に当たるとともに、牧場の管理運営の全般を統括する。
2 牧場主事は、牧場長を補佐し、予算執行、技術職員の資質向上及び施設運営並びに牧場に関する業務全般を処理し、牧場長に事故のあるときは、その職務を代行する。
3 牧場主任は、牧場主事を補佐し、予算計画、予算執行、技術職員の資質向上及び施設運営を行う。
4 技術職員は、牧場主事・牧場主任の指示に従い、業務の処理運営に当たる。
(運営委員会)
第6条 牧場の管理運営の円滑を期するために、入来牧場運営委員会(以下「運営委員会」という。)を置く。
2 運営委員会は、次の者をもって構成し、牧場長を委員長とする。
(1) 牧場長
(2) 牧場主事
(3) 牧場主任
(4) 技術総括
(5) 総務課課長代理
(6) 農獣医附属施設係長
(7) その他牧場長が必要と認める者
3 運営委員会は、牧場の管理運営に関する次の事項を協議し、その協議の結果を南九州畜産獣医学教育研究センター運営委員会(以下「センター運営委員会」という。)に報告する。なお、重要事項に関しては、センター運営委員会の承認を受けるものとする。
(1) 牧場の運営に関する事項
(2) 予算及び決算に関する事項
(3) 学生の実習に関すること
(4) 施設使用に関すること
(5) その他牧場長が必要と認めた事項
4 委員長に事故があるときは、牧場主事が職務を代行する。
5 運営委員会は、委員の3分の2以上の出席をもって成立し、議事は出席委員の過半数をもって決する。ただし、可否同数の場合は、委員長の決するところによる。
6 第2項に規定する委員が出席できないときは、代理の者を出席させることができる。
(実習教育)
第7条 実習教育の内容等に関する事項は、別に定める。
(施設等の利用)
第8条 本学及び他大学等が教育又は研究の必要上、牧場施設の使用又は生産物を利用する場合は、あらかじめ牧場長の承認を得なければならない。
(雑則)
第9条 この規則に定めるもののほか、牧場に関し必要な事項は、別に定める。
附則
この規則は、令和6年4月1日から施行する。