(趣旨)

第1条　この条例は、甲斐市都市公園条例(平成16年甲斐市条例第143号)に基づき、緑と活力あふれる生活快適都市を目指し、市民が健康の増進とスポーツの振興を図るため、甲斐市玉幡公園総合屋内プ一ル(以下「屋内プール」という。)の管理に関し必要な事項を定めるものとする。

(名称及び位置)

第2条　屋内プールの名称及び位置は、次のとおりとする。

(指定管理者による管理)

第3条　市長は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第3項の規定により、市長が指定する法人その他の団体(以下「指定管理者」という。)に屋内プールの管理を行わせるものとする。

(指定管理者の業務の範囲)

第4条　指定管理者は、次に掲げる業務を行うものとする。

(指定の手続き)

第5条　指定管理者の指定を受けようとするものは、規則で定めるところにより、申請書に事業計画書その他の書類を添付して、市長が定める日までに市長に提出しなければならない。

(利用の許可)

第6条　屋内プールの施設等を利用しようとする者は、指定管理者の許可を受けなければならない。

(利用の制限)

第7条　指定管理者は、次の各号のいずれかに該当すると認めるときは、入場を制限し、又は退去を命ずることができる。

(利用許可の取消し等)

第8条　指定管理者は、屋内プールの利用の許可を受けた者(以下「利用者」という。)が、次の各号のいずれかに該当すると認めるときは、その許可を取り消し、又は利用の停止を命じ、若しくはその許可に付した条件を変更することができる。

(利用料金)

第9条　屋内プールの利用料金は、別表に掲げる額の範囲内で、指定管理者があらかじめ市長の承認を得て定めるものとする。

(無料開放)

第10条　指定管理者は、規則で定めるところにより、屋内プールを無料で利用させるものとする。

(利用料金の還付)

第11条　既に納めた利用料金は、還付しない。ただし、指定管理者が特別の理由があると認めるときは、その一部又は全部を還付することができる。

(損害の賠償)

第12条　利用者は、施設等を汚損し、又は破損し、若しくは滅失した場合には、その修理、補充に要する費用を負担しなければならない。ただし、指定管理者がやむを得ない理由があると認めるときは、その額を減額し、又は免除することができる。

(遵守事項)

第13条　利用者は、屋内プールの使用に当たっては、指定管理者の指示に従わなければならない。

(事業報告書の作成及び提出)

第14条　指定管理者は、毎年度終了後60日以内に、次に掲げる事項を記載した事業報告書を作成し、市長に提出しなければならない。ただし、年度の途中において指定管理者の指定を取り消されたときは、その取り消された日から起算して30日以内に当該年度の当該日までの間の事業報告書を提出しなければならない。

(委任)

第15条　この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。