○可児市第二次総合計画基本構想

平成2年6月20日

議決

目次

第1章 序論

第1節 計画策定の背景と意義

第2節 計画の構成と期間

第2章 基本構想

第1節 基本理念

第2節 将来像

第3節 基本目標

第4節 計画指標

第5節 土地利用構想

第6節 施策の大綱

1 快適でうるおいのあるまちづくり

2 個性と創造をはぐくむまちづくり

3 生きがいと思いやりのあるまちづくり

4 豊かな活力と魅力あるまちづくり

5 心のふれあいと連帯感のあるまちづくり

第1章 序論

第1節 計画策定の背景と意義

本市は、昭和57年に「可児市総合計画」を策定し、昭和65年を目標に「緑と心のふれあう田園文化都市」の創造を目指して、前期・後期にわたる基本計画に基づき施策の展開を図ってきた。

基本構想では、昭和65年における本市の13の都市像を掲げ、その理念と目標を明らかにし、目標達成のための基本的な施策の大綱を定め、各施策の積極的な推進を図ってきた。

今、21世紀を目前に控え、高齢化、高度情報化、国際化、さらには価値観の多様化等の状況変化に直面している地域社会は大きな転換期を迎えており、限られた財源のもとで、多様化する行政需要に的確に対応することが緊急の課題となっており、また、平成2年度をもって、可児市総合計画の計画期間が終了することを契機に、「緑と心のふれあう田園文化都市」をめざした前期総合計画の基本理念を受け継ぎながら、さらに一層の飛躍を図るべく当市の特性を活かした新たな時代に対応できる、より高次な都市づくりの目標とこれを実現するための方針を定めた、可児市第二次総合計画を策定するものである。

第2節 計画の構成と期間

1 目標年次

この計画は、平成3年を初年度とし、平成12年(西暦2000年)を目標年次とする。

2 構成と期間

この計画は、基本構想、基本計画、実施計画で構成し、それぞれの性格は次のとおりである。

(1) 基本構想

本市の将来の望ましい都市像と基本目標を定め、これを達成するために施策の大綱を定めた長期構想で、基本計画の指針となるものである。

(2) 基本計画

基本構想を受けて、その目的を達成するための基本的施策を総合的かつ計画的に示す計画で実施計画の基礎となるものである。平成3年度から平成7年度を前期基本計画とし、平成8年度から平成12年度までを後期基本計画とする。

(3) 実施計画

基本計画において定めた基本的施策を効果的に実施するため、具体的施策事業を明らかにするとともに、毎年度の予算編成及び事業計画の指針とするものである。なお、本計画は流動的情勢にも対応するため、3年間のローリング方式により毎年補完する。

第2章 基本構想

第1節 基本理念

人間性にあふれた真に豊かで住みよい都市社会の実現と、うるおいのある美しい郷土の形成をめざし、本市の基本構想は「人間性の尊重」と「自然との調和」を基本理念とする。

この基本理念に基づき、次のような原則でまちづくりを進める。

1 自然と調和したうるおいあるまちづくりのために

自然は現在の市民だけのものではなく、市域を越え、世代を越えた人々の人間性回復の場でもある。

我々は現在の自然を生かした有効な土地利用に努めるとともに、将来においても利用可能な土地の確保をするなど調和のとれた総合的、計画的な利用を図らなければならない。

また、積極的に緑化や環境浄化を進め、地域の個性をいかした魅力あふれる都市アメニティの高いまちをつくる。

2 市民主体の自治と連帯のまちづくりのために

市民の誰もが大切にされ、深い相互信頼のうちに、市民による市政を展開し、可児市をわがまち、ふるさととして築く。

また、市民がわがまちに誇りをもち、自らのすぐれた創意工夫などを生かしながらあらゆる場でまちづくりの主役として、喜びをもっていきいきと活動できる地域連帯によるまちをつくる。

3 明日を拓く人をはぐくむまちづくりのために

豊かで魅力ある21世紀の地域社会を形成していくためには、まず、その担い手となる人をはぐくむ必要がある。

このため、新しい時代に適応し、自らの個性と創造性を伸ばせる地域体制づくりに努めるとともに、住みよい文化的なまちをつくる。

4 活力ある地域中核都市形成のために

市民の永住を促進する、学び、働き、憩うといった総合的な生活環境とするためには、高次の教育、文化、商業、業務管理などの都市機能の集積を高め、さらに、居住基盤を整備して、自立性のあるまちづくりが求められる。

これらの高次都市機能は、名古屋大都市圏の中枢である名古屋市、県庁所在地である岐阜市及び東海環状都市帯整備構想に含まれる諸都市並びに、周辺市町村を含めた広域圏の中での連携と、相互に機能補完することにより、充足していくとともに、秩序ある都市機能の集積を図り、自立性の高い、魅力と風格のある地域中核都市づくりを進める。

第2節 将来像

21世紀に向けて、次代によりよき未来社会を継承するため、「人間性の尊重」、「自然との調和」を基調とした、市民すべての責任と連帯のもとに文化の香り高い活力ある生活都市の形成を図り、健康で生き生きとした心のふれあう人間性豊かな都市創造を目指すものとする。

このために、本市の発展経過、地理的特性、すぐれた歴史的資源等を踏まえて、時代の流れに対する深い洞察と長期の展望に立って、郷土に誇りを持ち、個性あふれる文化を創造する市民を育むとともに、“心豊かな活力とうるおいのある住みよい都市まち・可児”を将来像として設定する。

第3節 基本目標

将来像の実現に向けて、次の5つの基本目標を設定し、相互に連携させながら各施策を強力かつ積極的に推進するものとする。

1 快適でうるおいのあるまちづくり

安全で快適な生活を営める生活環境はすべての市民にとっての願いである。

市民の多様化、高度化するニーズにこたえるため、本市の特徴である豊かな自然、歴史、文化的資源を生かしながら市民生活の質的向上を図り、市民一人ひとりが郷土を誇りとするうるおいとゆとりと住みよい環境をもつまちづくりをめざす。

2 個性と創造をはぐくむまちづくり

地域社会の中で市民一人ひとりの個性が尊重され、創造性が十分発揮させるためには、豊かな人間性と創造性を養う人づくりが最も重要である。

ライフサイクルの全過程を通じて、教育文化活動が展開されるよう、生涯学習への体制づくりをすすめ、市民一人ひとりの個性と感性を磨き、地域文化をはぐくみ、国際的な視野、豊かな心、創造力をもった魅力ある人の育つまちづくりをめざす。

3 生きがいと思いやりのあるまちづくり

すべての市民が、心のふれあう豊かな地域社会の中で幸せな生活を築いていくためには、市民生活の安全と健康の確保とともに、社会福祉の充実を図る必要がある。

人生80年時代を迎え、ライフサイクルの大きな変化や、都市化の急速な進展に伴い低下している地域社会の機能を高めるため、相互理解や助け合いの思想の普及等を推進し、健康な人が集う、明るく思いやりのあるまちづくりをめざす。

4 豊かな活力と魅力あるまちづくり

自立ある都市の発展、生き生きとした活力あるまちづくりと市民が地域に根づき豊かな地域社会を築いていくためには、地域と結びついた産業の育成と都市基盤の整備が必要である。

産業構造の変化に的確に対応し、地域の経済力を高めるため産業振興を図るとともに、地域の特性を生かした秩序ある都市空間を整備し、21世紀に向けて活力と魅力あるまちづくりをめざす。

5 心のふれあいと連帯感のあるまちづくり

人間性豊かなまちを創造するためには、安全で快適な生活環境の整備とともに、市民一人ひとりの心のふれあいと連帯を図る必要がある。

地域社会において市民が権利と責任を自覚し、地域住民の創意と連帯のもとに自主的な活動を通じて、市民相互の交流を深めるとともに、積極的にまちづくりに参加し、心のふれあう住みよいまちづくりをめざす。

第4節 計画指標

1 目標人口

目標年次(平成12年)における人口規模は、概ね110,000人と想定する。

2 就業人口

目標年次(平成12年)における就業人口は、概ね49,500人と想定する。

第5節 土地利用構想

限られた市域を有効に活用するためには、土地が市民の諸活動の共通の基盤であるという認識のもとに、自然と調和した豊かで住みよい生活環境と均衡のとれた発展をめざし、総合的かつ計画的な土地利用を図っていく必要がある。

本市の土地利用は地形的特徴から2区分に大別でき、それぞれの特質にふさわしい土地利用の基本的方向を示すと次のようになる。

1 北部地域

既成市街地の北部地域は街路整備などの都市基盤整備や土地区画整理事業などの面的整備を進めるとともに、市街地の無秩序な開発を未然に防止するため計画的に商業業務地、住宅地として良好な都市環境の確保を図る。

2 南部地域

南部丘陵地については自然環境保全の観点から新規開発を抑制しつつ、生活関連施設の整備促進を図る。

なお、今後市街地化が予想される既存集落等については、先行的な事業の推進と望ましい土地利用の実現に向けて、計画的な市街地の形成を図る。

第6節 施策の大綱

1 快適でうるおいのあるまちづくり

(1) 環境保全

快適な都市環境を創造するため、自然保護、保全と各種の公害防止対策を総合的に推進するとともに、市民の環境に対する意識の高揚に努める。

(2) 都市景観

うるおいややすらぎを与えてくれる美しい景観を形成するため、基礎的な生活基盤の整備から、都市と水・緑との調和、都市景観の向上、さらには文化面を含めた都市全体の魅力あるまちづくりに努める。

(3) 治山・治水

崖崩れや水害等災害から生命や財産を守り、快適な市民生活を確保することは都市の基盤と生活環境を整備するうえで極めて重要であり、災害の恐れがある地域については、これらの要因の排除と整備に努める。

(4) 交通機関

都市間交通及び地域内交通の利便性の向上を図るため、鉄道、バスの輸送機能交通体系の充実等を関係機関に要請していく。

(5) 公園・緑地

市民生活にうるおいとやすらぎを与えてくれる緑は、急速な都市化の進展により失われつつあり、自然ととけあう都市環境を創造するため、整備水準の低い公園整備を積極的に進め、さらに市民のレクリエーションやコミュニティ活動の場となる公共施設や学校施設、道路や河川などの緑化事業の推進に努める。

(6) 消防・防災

市民の生命と財産を守り、安心して暮らせる災害に強いまちづくりを進めるため、災害の予防及び総合的防災体制の充実、市民の防災意識の高揚を図るとともに、消防力の向上や救急・救助体制の強化に努める。

(7) 交通安全

人と車が共存できる交通環境を創造するため、交通安全施設の設置、整備を推進するとともに、あらゆる機会、階層を通じ、交通安全思想の普及に努める。

また、交通事故被害者とその家族の負担軽減のために相談、共済制度の充実を図る。

(8) 環境衛生

生活水準の向上と生活様式の多様化に伴い、排出されるごみは増大し、その質も変化している。

そのため、ごみ処理については、分別収集・再資源化等による減量化を図るとともに施設整備に努める。

し尿処理については、下水道事業を推進しながら、し尿処理体制の整備を図るとともに、浄化槽の適正管理の指導に努める。

また、快適で住みよい生活環境を実現するため、定着してきた「花いっぱい運動」を継続発展させ、市民の環境美化に対する意識の啓発を推進する。

2 個性と創造をはぐくむまちづくり

(1) 就学前教育

人格形成の基礎を培う幼児期の教育の充実を図るため、教育力の向上と教育環境の整備に努めるとともに、義務教育との関連においてその機能の充実を図る。

(2) 義務教育

心身ともに健やかで個性豊かなこどもに育てるため、学校、家庭、地域社会の連携を図るとともに、教員の資質向上と良好な教育環境の整備に努める。

また、特殊教育については、多様化する心身障害について、その特性に応じた教育の推進に努める。

(3) 高等教育

社会の高度科学化、国際化に伴い個性や能力に応じた多様で特色のある高等学校教育の推進と、地域産業が有する高度な知識・技術を高等教育に反映させる等、創造性・個性化の推進を働きかけるとともに、大学、高等教育研究機関などの立地をうながし多様な文化教育環境の整備に努める。

(4) 生涯教育

市民が生涯を通して自己を高め、充実した生活がおくれるよう、サークルの育成と身近な生涯学習システムの確立に努める。

(5) 青少年育成

ふるさとを愛し、心豊かなたくましい青少年の育成を図るため、社会参加を促進するとともに、社会環境の浄化や地域・家庭の教育力の向上と連携の強化に努める。

(6) スポーツ・レクリエーション

市民の健康と体力づくりを図るため、各種スポーツ・レクリエーションイベントの開催を図るとともに、生涯スポーツ・競技スポーツの普及や、生涯にわたってスポーツ・レクリエーションに親しむ場と体制づくりに努める。

(7) 市民文化の振興

市民のライフスタイルの変化やニーズに応じた幅広い市民文化の高揚をうながすため、文化施設の整備を進め、文化活動グループの育成や文化情報の提供、優れた芸術文化に接する機会の充実、若者の感性を生かした新しい文化イベントの創出などに努める。

また、市民共通の貴重な財産である文化財の保存と活用を図るため、歴史的な街並み整備や文化財に学び親しむ機会の拡充に努める。

(8) 国際交流

国際化が急速に進む社会状況のなかで、国際感覚の豊かな市民を養成するとともに、広く世界の都市・人との交流を深め、国際社会の一員としてその役割を果たせるまちづくりの促進に努める。

3 生きがいと思いやりのあるまちづくり

(1) 地域福祉

市民一人ひとりが安心してゆとりある日常生活を営むために、長年住み慣れた地域社会において、人々の暖かいふれあいに支えられながら暮らせる地域福祉づくりを推進するとともに、社会福祉意識の普及やボランティアの育成に努める。

(2) 児童福祉

児童の協調性や創造性を高め、健康な体をつくるなど、心身の健全な成長をうながすため、身近な遊びや学習のための施設、自然とふれあえる公園などの整備や相談体制の充実に努める。

(3) 母子(父子)福祉

母子(父子)家庭の経済的安定と生活意欲を助長するため、生活指導や就業指導、援助制度などの充実に努める。

(4) 高齢者福祉

高齢者が健康で生きがいのある生活を営み、社会活動に参加することができるよう、健康の保持、増進・生きがい対策の推進・在宅福祉サービス・施設福祉サービスの充実を図るとともに、高齢者のもつ経験・技術が生かせるシステムづくりの促進に努める。

(5) 障害者(児)福祉

障害の発生予防と早期発見に努めるとともに障害者の社会参加を促進するため福祉サービス体制の充実やライフスタイルに対応した施設整備に努める。

(6) 社会保障

市民が安心して生活をおくるため、被保険者に対し疾病予防、早期発見体制の充実と、財政の健全化を図るとともに、国民年金制度の健全な運営に寄与し、被保険者の受給権の確保に努める。

(7) 保健予防

市民が生涯を通じて健やかな生活ができるよう、健康づくりについての知識の普及と啓発、各種検診体制の充実を図り、市民の健康増進に努める。

(8) 地域医療

市民の健康を守るため、すべての住民が等しく、多様化、複雑化する疾病に対応できる医療が安心して受けられる体制の確保と設備の充実や医師会をはじめ医療施設間の連携に努めるなど、医療水準の向上に努める。

4 豊かな活力と魅力あるまちづくり

(1) 商業

多様な消費者ニーズに対応するため、各種機能を備えた魅力ある生活文化創造空間の形成を図るとともに、市民のふれあいの場として整備に努める。

また、経営の高度化、近代化に向けて情報提供を行うとともに、相談体制の充実、融資制度の活用に努める。

(2) 工業

産業の活性化を図るため、工業立地環境の整備・確保に努め、公害のない高度技術・研究開発型企業の導入と育成を進め、工業構造の多様化をうながすとともに、中小企業の経営合理化、設備の近代化の促進、融資制度の拡充に努める。

(3) 農林業

農業者の工夫・努力や関係機関の指導・援助により、新たな情報や技術を活用した高能率農業や経営規模の拡大をうながすとともに、緑を大切にしながら生産基盤を整備し、農地の高度利用に努める。

また、山地の緑資源を育成し、保存しながら自然と人間のふれあいができる場をつくるなどその活用に努める。

(4) 観光・レクリエーション

自然環境や歴史的文化遺産等を生かした観光・レクリエーションの拠点整備やイベントの開発と観光ルートの拡充に努めるとともに、市民の身近なレクリエーション活動の場として活用を図る。

(5) 消費生活

多様化する消費生活をふまえ、消費者の利益を守り、被害を未然に防止するため、消費者の求める生活情報の提供、相談機能など消費者保護施策を進めるとともに、自立する消費者の育成に努める。

(6) 土地利用

自然と調和した豊かで住みよい生活環境と均衡のとれた発展を図るため、総合的かつ計画的な土地利用に努める。

(7) 市街地整備

円滑な都市機能と良好な住環境を整備するため、土地の合理的かつ健全な高度利用を図るとともに、土地区画整理・市街地再開発などの事業を推進し、良好な市街地の形成に努める。

(8) 道路

快適な生活や都市機能の向上のため、幹線道路と生活道路の機能分担を図り、地域の開発発展や広域的な交流をうながすため、東海環状自動車道の建設促進、国道・県道の整備に努めるなど、有機的にその機能が発揮できるよう計画的な整備を進める。

また、道路の緑化、修景など街並みに調和した整備に努める。

(9) 河川

市民の豊かでうるおいのある生活を守るため、河川の改修や浄化を図るとともに、地域の特性に応じて修景し、都市景観の創造や市民の身近な憩いの場として、水辺の効果的活用に努める。

(10) 住宅

良好な住宅環境のもとに快適な生活を営むため、居住水準のすぐれた住宅供給をめざし、民間の宅地開発に対する適切な誘導や住宅整備等、ゆとりある良質な住宅環境の整備に努める。

(11) 上水道

人口の増加や生産活動の増大により水需要は増大してきており、安全な水を豊富にかつ安定して供給するため、施設整備に努める。

(12) 下水道

健康で快適な市民生活を確保するとともに、公共用水域の水質保全を図るため、全市下水道化をめざし地域特性に応じた手法を用いて下水道の整備を積極的に推進する。

(13) 情報・通信

地域産業・市民生活の活性化を図るため、ニューメディアなどを活用して、地域内外との情報ネットワークの整備を促進するとともに、地域の情報受発信機能を高めるまちづくりに努める。

5 心のふれあいと連帯感のあるまちづくり

(1) 市民参加

“自らのまちは自らでつくる”という自治意識の高揚を図り、まちづくりに市民が主体的で積極的な参加ができるよう広報・広聴活動の拡充等条件整備に努めるとともに、参加する市民層の拡大や地域のまちづくりに対する合意形成が期待される地区別計画の策定の検討を進める。

(2) コミュニティ

まちづくりの基盤であるコミュニティ活動を活発にするため、リーダーの育成や情報の提供により、自主的なまちづくり活動を推進するとともに、コミュニティ施設の整備に努める。

(3) 行財政運営

複雑・多様化する市民の行政需要を的確に把握し、時代に即応した柔軟性をもった組織機構への見直しや職員の資質の向上・OA化を図り、事務事業の効率化に努める。

また、限りある財源の長期的、計画的、効率的な運営と自主財源の拡大を図り財政基盤の確保に配慮し、健全財政を堅持するとともに、計画的、重点的に財源配分し、投資効率を高めるよう努める。

(4) 広域行政

市民の日常生活圏の拡大や、市域を越えた行政需要の増大に伴い、広域的かつ総合的な行政サービスの充実を図るため、各自治体の特性に応じた役割分担を明確にしながら、近隣市町村との協調連帯を強化し、総合的な地域整備や公共施設の運営など広域的地域社会の醸成に努める。

(5) 行政の文化化

所得水準の向上など生活の豊かさが進んだことに伴い、市民の価値観が多様化している今日、施策の推進にあたっては、各分野を文化的視点で見つめ直し、行政の質的充実に努める。

可児市第二次総合計画基本構想

平成2年6月20日 議決

(平成2年6月20日施行)

体系情報
第1編 規/第2章 基本構想
沿革情報
平成2年6月20日 議決