○北広島市有林野部分林設定条例

昭和26年7月6日

条例第20号

(部分林の設定)

第1条 市有林野に部分林を設定するには、この条例の定めるところによる。

(部分林設定契約)

第2条 市長は、市内の造林者とその収益を分収する契約をもって市有林野に部分林を設定することができる。ただし、特別の事由があると認めるときは他市町村の住民たる造林者に対してもこれを設定することができる。

(部分林の共有)

第3条 部分林の樹木は、市と造林者の共有とし、その持分は収益分収の方法によるものとする。ただし、部分林設定前から存在する樹木は、市の所有とする。

(部分林の存続期間)

第4条 部分林の存続期間は、50年を超えることができない。

2 前項の期間は更新することができる。この場合においては、更新のときから同項の期間を超えることができない。

(収益分収の歩合)

第5条 部分林の収益分収の歩合は、市が2、造林者が8とする。

(造林者の義務)

第6条 造林者は、市長の承認がなければその持分を譲渡し、又は担保に供することができない。

第7条 造林者は、部分林の植樹、補植手入その他造林に必要な行為をしなければならない。

第8条 造林者は、部分林を保護する義務を負うものとして次に掲げる事項を遵守しなければならない。

(1) 火災の予防及び消防

(2) 盗伐、誤伐、侵墾その他の加害行為の予防及び防止

(3) 有害動物の予防及駆除

(4) 境界標その他標識の保存

(5) 稚樹の保育

(6) 看守人の設置

(造林者の採取権)

第9条 造林者は、次の産物を採取することができる。

(1) 下草、落葉及び落枝

(2) 樹実及びきのこ類

(3) 部分林設定後、天然に生育した用材不適木

(4) 植樹後20年以内に手入のため伐採する樹木

(部分林の樹木の推定)

第10条 部分林設定後天然に生育した樹木にして市長の指定するものは、部分林の樹木とみなす。

(収益の分収)

第11条 部分林の収益は、その樹木の売払代金をもって分収する。ただし、市の分収すべき樹木を存置する必要があるときは、材積をもって分収することができる。

(損害賠償金の分収)

第12条 部分林に損害を加えた第三者から賠償として得た金額は、収益分収の歩合により分収する。

(契約の解除)

第13条 部分林の一部又は全部が公用又は公益のため使用を必要とするときは、市長は、その箇所についての部分林設定契約を解除することができる。前項の規定により契約を解除したときは、その箇所における現存の樹木は収益分収の歩合により分収するものとする。

第14条 造林者が次の各号の一に該当するときは、市長は部分林設定契約の解除をすることができる。ただし、造林者の責に帰さない事由があるとき、又は特に市長が承認したときは、この限りでない。

(1) 植樹期間の後期から1年を経過しても植樹に着手しないとき。

(2) 植樹期間内に植樹した面積が総面積の2分の1に及ばないとき。

(3) 植樹を終った後5年を過ぎても成林の見込みがないとき。

(4) 造林者がこの条例及び部分林契約の条項に違反したとき。

(5) 造林者がその部分林に関し罪を犯し、罰金以上の刑に処せられたとき。

(6) 部分林を他の目的に使用し、又は他人に転貸若しくは使用せしめたとき。

(地代の徴収及び現存木の市への帰属)

第15条 市長は、前条の規定により契約解除をしたときは、部分林設定の日に遡り造林者から地代を徴収し、現存の樹木は市の所有に帰せしめることができる。

(委任)

第16条 この条例の施行に関し必要な事項は、市長が規則により定める。

附 則

この条例は、公布の日から施行し、昭和26年7月4日から適用する。

北広島市有林野部分林設定条例

昭和26年7月6日 条例第20号

(昭和26年7月6日施行)