(目的)

第1条　この要綱は、市が管理する公園、緑地及び道路(以下「公園等」という。)における里親制度の実施に関し必要な事項を定めることにより、都市環境及び居住環境の美化に対する市民意識の高揚を図るとともに、市民と市との協働によるまちづくりを推進することを目的とする。

(定義)

第2条　この要綱において「里親制度」とは、市民が市との合意に基づきボランティアとして定期的かつ継続的に公園等の清掃、美化等の活動を行う制度をいう。

(参加対象者)

第3条　里親制度への参加対象者は、次に掲げる団体とする。

(届出等)

第4条　里親制度への参加を希望する団体は、自ら活動する公園等を定め、里親制度参加届(別記第1号様式。第3項において「参加届」という。)に、次に掲げる書類を添えて市長に届け出なければならない。

(活動)

第5条　里親制度により参加団体が行う活動は、次の各号に掲げる施設の区分に応じ、当該各号に定める活動とする。

(実施期間)

第6条　前条第1項に規定する活動の実施期間は、次の各号に掲げる施設の区分に応じ、当該各号に掲げる期間とする。

(保険)

第7条　参加団体は、第5条第1項に規定する活動の際草刈機の操作に従事する者について市長が認めるボランティア保険に加入しなければならない。

(報告)

第8条　参加団体は、当該年度の活動について、次の各号に掲げる活動の区分に応じ、当該各号に定める様式により市長が定める日までに提出しなければならない。

(謝金)

第9条　市長は、第5条第1項に規定する活動を実施した参加団体に対して、別に定めるところにより謝金を支払うものとする。ただし、道路に関する活動については、この限りでない。

(庶務)

第10条　里親制度に関する庶務は、建設部において処理する。

(委任)

第11条　この要綱に定めるもののほか必要な事項は、建設部長が別に定める。