○甲府地区広域行政事務組合消防職員服務規程

昭和48年5月15日

消本規程第5号

(趣旨)

第1条 甲府地区広域行政事務組合消防職員(以下「職員」という。)の服務に関しては、地方公務員法(昭和25年法律第261号)及び別に定めるもののほか、この規程の定めるところによる。

(服務の原則)

第2条 職員は、その職務が地域住民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、水火災又は地震等の災害による被害を軽減し、もって安寧秩序を維持し、社会公共の福祉増進にあたることを自覚し、日本国憲法に保障する国民の自由及び権利の干渉にわたる等その権限を濫用してはならない。

(職務の遂行)

第3条 職員は、地域住民の奉仕者であることを自覚し、常に地域住民より信頼せられ、愛される消防たることを心掛け、公共の利益のために一部の者に利用せられることなく、親切公平に職務を遂行し、挺身赴難全力を挙げて職務に専念しなければならない。

(団結)

第4条 職員は、よく上下の分を正し、所属長を中心として一致団結、和気あいあいのうちに、各々その職務を全うして消防事務能率の向上、気風の刷新に努めなければならない。

(指揮者)

第5条 指揮者とは、職員で消防長より指揮権の行使を命ぜられた者又はその職務上の所属部署において最高位にあるものをいう。

2 指揮者が臨時不在の時は、権限をもつ上司が別に定めない限り指揮権は、その部下の中の上席者に自動的に移行するものとし、その順位は職級の順位による。階級が同一であるときは、先任の順位によるものとする。

(指揮者の責任)

第6条 指揮者は、次に掲げる事項について責任を負うものとする。

(1) その指揮権に属するあらゆる法令の執行

(2) 甲府地区消防の諸規程の執行

(3) 部下職員の正確な出動、秩序、能率その他規律維持

(4) 部下職員の職務執行の監督、指揮及び訓練

(5) その維持管理に属する庁舎の清潔、保全並びに調度品の適切な保全

(6) その権限に属する諸設備、建物等の維持管理

(指揮者の心構え)

第7条 指揮者は、常に品性を陶やし、学識、技能を練磨し、当面せる消防事務に対して、自らこれを処理するの気迫を保持するとともに、その部署における最高の責任者たることを深く自覚して率先してことに当たらなければならない。

(指揮監督の信条)

第8条 指揮者は、部下職員の指導に当たっては、常に次の事項を信条としなければならない。

(1) 責任完遂のためには積極的であり、部下職員を完全に掌握し、指揮命令は迅速的確であること。

(2) 高潔な人格と、たゆまざる努力と、その熱意及び誠心と温情とをもって公平に部下職員に接し、常に模範となるよう努めるとともに、非違の究明にのみとらわれることなく、長所を益々伸し、足らざるところは補足指導すること。

(3) 部下職員の勤務成績の向上に意を用い、わずかな善行であっても努めてこれを推賞し、士気の高揚を図ること。

(服務の一般規律)

第9条 職員の勤務及び職務の執行については、次の事項を遵守しなければならない。

(1) 職員は、職務執行に当たっては親切を旨とし、忍耐強くかつ慎重を期し、冷静にして正しく判断し、公正でなければならない。

(2) 職員は、品位を保ち、常に服装を清潔かつ端正にしなければならない。

(3) 職員は、所属長の許可を得ないで職務を離れ、又はみだりに居住する土地を離れてはならない。また、休日等で外出するときは、行先を明らかにしておかなければならない。

(4) 職員は、無断で休暇及び欠勤してはならない。許可願出は、速かに行い、やむを得ない事情のため願出不可能な場合は、以後速やかにその事由を告げ、願出なければならない。

(5) 職員は、病気その他やむを得ない事情のある場合を除いては、何時でも勤務に服する用意がなければならない。

(6) 職員は、職務執行に際し、要求のあったときは、何人に対しても自己の職級、氏名及び所属部署を明らかにしなければならない。

(7) 職員は、勤務に支障を及ぼし、又は品位を失うに至る程度まで飲酒してはならない。

(8) 職員は、住所を変更したとき、又は身分に異動を生じたときは、速やかに所属長に届け出なければならない。

(9) 職員は、常に規律を厳守し、粗暴な言語態度を慎しみ、上司を尊敬し、適法の命令には服従しなければならない。

(10) 職員は、相互に尊敬し、切瑳琢磨、和衷協力して職務に当たらなければならない。

(11) 職員は、職務遂行に当たっては忠実勤勉、質実剛健よく災害現場における危難を排し、責務を果さなければならない。

(12) 職員は、常に向学、訓練に努め、その義務、責任及び権限の範囲内における法令に通暁しなければならない。

(13) 職員は、常に冷静にして確固たる態度を保持し、職務上の危険又は責任を回避してはならない。

(14) 職員は、庁舎の保全及び機械器具、備品、給貸与品等の保管並びに使用について最善の注意を払わなければならない。

(15) 職員は、緊急事態又は訓練その他により招集の命を受けたときは、直ちにこれに応じなければならない。

(16) 職員は、次に掲げる場合喫煙してはならない。

1 火災現場及び出場並びに帰路の途上

2 消防車上及び作業中

3 危険物の附近及びこれ等の作業中

4 警備勤務にあたるとき。

5 車庫(機械室)にあるとき。

(17) 職員は、職務に関して参考となる事項を知ったときは、速やかに所属長に知らせなければならない。

(18) 職員は、訴訟の証人、鑑定人等として出頭を命ぜられたときは、その事実及び内容を所属長に報告しなければならない。

(19) 職員は、消防の運営、行政その他一般に影響を及ぼすような事柄を誰にも話してはならない。

(20) 職員は、他の職員に対して不当な命令又は指示を与えてはならない。

(21) 職員は、上司の命令について意見のあるときは緊急の場合を除くほか、その命令に対して意見を申し述べることができる。

(22) 職員は、当務中昼間は仮眠してはならない。ただし、非番作業その他により過労の場合で所属長の許可を得たときは、その限りでない。

(23) 職員は、自己に対してその取扱いが不条理と考えるときは、おもむろに順序を経て所属長又は消防長に申し出ることができる。

(24) 職員は、所属長及び消防長より訓受を受けた際は、訓受簿に記入し、処理顛末を記して置かなければならない。

(職員の心構え)

第10条 職員は、次の事項を守らなければならない。

(1) 職員は、消防長の許可を得ないで、消防用機械器具その他の物品を推奨してはならない。

(2) 職員は、いかなる目的であっても消防長の承認を得ないで寄付を求めたり、集めたりしてはならない。

(3) 職員は、廉恥を重んじ、不名誉となる行為をしてはならない。

(4) 職員は、常に静粛で礼儀正しくかつ秩序正しくしなければならない。

(5) 職員は、必要以上の口論を慎まなければならない。

(6) 職員は、過失があったとき、上司に対し、その事実を隠蔽したり、虚偽の申出をしてはならない。

(7) 職員は、直接たると間接たることを問わず、贈物を受け、又は家族の者にこれを受け取ることを許してはならない。

(8) 職員は、下級職員に対し、自己又は家族その他の者のために、公務以外の仕事を要求してはならない。

(9) 職員は、制服で公共の交通機関を利用するときは、他の乗客を排したり、又は座席を占有してはならない。

(10) 職員は、報酬を目的として仕事を注文したり、又は物品その他の購入注文をしてはならない。

(11) 職員は、消防長の許可なく消防の職務、施設又は資産の維持のために寄附金、贈物又は義えん金を受けてはならない。

2 前項については、申し出があった場合、その事由の如何にかかわらず、陳述書を添えて直ちに消防長に提出し、適当な処置について指示を受けなければならない。

(職員が常時携帯すべきもの)

第11条 職員は、次に掲げる用品を常に携帯しなければならない。

(1) 消防手帳

(2) 鉛筆又は万年筆

(3) 名刺(5枚以上)

(4) その他必要なもの

2 前項第3号の名刺は、次のひな形により調製するものとする。

画像

(勤務時間)

第12条 署所の勤務時間は、午前8時30分より翌前8時30分までとする。

(交代)

第13条 交代のときは、勤務中のものを除き、第1部及び第2部の全員が集合し、人員及び機械器具の点検その他必要な申継事項の終了によって終るものとする。

2 特に所属長より命ぜられた以外、午前8時30分以前に職務についてはならない。

(退庁)

第14条 非番となる職員は、自己の所属の指揮者より退庁の命令があるまで、署所を去ってはならない。

(交代勤務)

第15条 上司より特に命ぜられた場合のほか、独断で反対部の職員の義務を遂行し、又は勤務を交代してはならない。ただし、当務者が2時間を超えない範囲内で勤務を免ぜられた場合、その当務の指揮者の許可を得て交代勤務に服することができる。

2 前項ただし書の場合の交代者は、被交代者と同一の資格を有するものであって、交代についてよく協定しておかなければならない。

3 当務につかんとする部は、所要の人員以下でその勤務を交代してはならない。ただし、所属長の許可を受けたときは、この限りでない。

(火災出動時の交代)

第16条 交代時間に反対の部が火災出動中であって帰署(所)しないときは、所定時間に点呼を行いたる後、警備勤務を交代せしめ、火災現場と連絡し、現場交代又はその他の方法につき協議しなければならない。ただし、所属長より指示のあったものは、この限りでない。

2 前項により警備勤務を交代し、非番となるものは、自己所属の部が帰署(所)するまで当務指揮者の指揮下に入り、勤務するものとする。

(交代時間中の出動)

第17条 交代時間中に火災発生したときは、当務の部が先に出動し、非番となる部の職員は、所属長又は現場指揮者の許可なくして勤務を免ぜられるものではない。

(事務引継)

第18条 職員は、総ての交代に際しては、当務中のでき事で必要なるものは、一切これを申し送らなければならない。

(休暇願)

第19条 職員は、事故その他により服務し難きときは、直ちに順序を経て、所属長に申し出なければならない。

附 則

この規程は、公布の日から施行し、昭和48年4月1日から適用する。

附 則(昭和52年消本規程第4号)

この規程は、公布の日から施行する。

附 則(平成22年消本規程第1号)

この規程は、平成22年4月1日から施行する。

甲府地区広域行政事務組合消防職員服務規程

昭和48年5月15日 消防本部規程第5号

(平成22年4月1日施行)