(趣旨)

第1条　この規則は、みどり市中小企業融資条例(平成20年みどり市条例第61号。以下「条例」という。)の規定に基づき、緊急経営安定化資金融資に関して、必要な事項を定めるものとする。

(融資対象)

第2条　条例第3条第1項の表第4号アの規定による融資を受けようとする者は、次に掲げる要件を満たすものとする。

(資金使途)

第3条　資金の使途は、事業の経営安定化に資する運転資金とする。

(申込み方法)

第4条　融資を受けようとする者はみどり市緊急経営安定化資金融資申込書(様式第1号)、並びに、保証協会が定める緊急経営安定化資金信用保証依頼書及び別表に掲げる関係書類を添付して市長に提出しなければならない。

(融資報告)

第5条　市内の金融機関が融資を行ったときは、市内の金融機関は、みどり市緊急経営安定化資金融資報告書(様式第2号)に返済予定表を添付して、市長に提出しなければならない。

(出えん金による保証の特別枠)

第6条　市は、この規則による融資の促進を図るため保証協会に対して次の条件を付した出えん金を出えんするものとする。

(預託)

第7条　市長は、市内の金融機関が融資を行ったときは、予算の範囲内において、その融資額を限度として当該市内の金融機関に資金を預託するものとする。

(信用保証)

第8条　市内の金融機関がこの規則に基づいて行う融資は、特別保証枠の範囲内において全て保証協会の保証に付するものとし、保証協会は、当該融資に係る債務の保証を保険法に基づく保険に付すものとする。

(保証料補助)

第9条　市は、この規則に基づき融資を受ける中小企業者の負担の軽減を図るため、保証協会が前条の規定により付す保証に係る保証料率を通常の保証料率より低率にした場合には、その減率分のうち年0.4％を限度として、予算の範囲内において補助を行うことができる。

(損失補償)

第10条　市は、保証協会が第8条の規定により付した保証について、市内の金融機関に代位弁済した場合において、保証協会に対して当該代位弁済に係る損失の一部を保証協会との損失補償契約に基づき補償を行うものとする。

(保証業務)

第11条　保証協会の保証業務については、この規則に定めるもののほか、保証協会の定款及び業務方法書によるものとする。

(補則)

第12条　この規則に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定めることができる。