(趣旨)

第1条　この要綱は、本町が実施する予防接種法(昭和23年法律第68号)に基づく定期の予防接種(以下「予防接種」という。)の実施に関し必要な事項を定めるものとする。

(対象者)

第2条　予防接種の対象となる者(以下「対象者」という。)は、次の各号のいずれかに該当する者とする。

(実施方法)

第3条　予防接種の実施方法は、次のとおりとする。

(費用負担)

第4条　予防接種に要する費用は、町長が別に定める額を上限とし、本町が負担する。ただし、別表に掲げる予防接種を実施する場合の本町の負担額は、町長が別に定める額から同表右欄に掲げる額を差し引いた額とする。

(実費の徴収)

第5条　町長は、別表に掲げる予防接種の対象者又はその保護者(親権を行う者又は後見人をいう。以下同じ。)から同表右欄に掲げる額を実費として徴収するものとする。

(費用免除)

第6条　町長は、予防接種を受けようとする対象者について、特に必要と認めた場合は、予防接種に要する費用又は前条第1項に規定する実費の額の全部又は一部を免除することができる。

(委託外医療機関での接種)

第7条　やむを得ない理由により委託外医療機関で予防接種を受けようとする対象者又はその保護者(以下「申込者」という。)は、あらかじめ、「予防接種医療機関実施依頼書」発行申込書(様式第1号)により町長に申し込まなければならない。

(依頼書等の交付)

第8条　町長は、前条による申し込みがあった場合は、その内容を審査し、適当と認めるときは、予防接種医療機関実施依頼書(様式第2号。以下「依頼書」という。)及び予診票を申込者に交付するものとする。

(助成の手続)

第9条　対象者が前条の規定により委託外医療機関で予防接種を受けた場合において、その費用を償還払の方法により助成金として交付することができる。この場合において、その限度額は、第4条本文に規定する町長が別に定める額とする。ただし、別表に掲げる予防接種を接種する場合においては、町長が別に定める額から同表右欄に掲げる額を差し引いた額とする。

(助成金の交付決定の取り消し等)

第10条　町長は、前条の助成の申請者が偽りその他不正な行為により助成金の交付を受けたときは、その決定を取り消し、又は助成金の全部若しくは一部を返還させることができる。

(その他)

第11条　この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、町長が別に定める。

(施行期日)

第1条　この要綱は、平成28年1月1日から施行する。

(美浜町定期予防接種の実施に関する要綱の一部改正に伴う経過措置)

第5条　この要綱の施行の際、第5条の規定による改正前の美浜町定期予防接種の実施に関する要綱の様式による用紙で、現に残存するものは、当分の間、所要の修正を加え、なお使用することができる。