○南アルプス市病児・病後児保育事業実施条例

令和元年9月27日

条例第15号

(目的)

第1条 この条例は、集団保育及び保護者による保育が困難な病児及び病後児を、専用施設等において一時的な保育を行う病児・病後児保育事業(以下「保育事業」という。)を実施することにより、保護者の子育てと就労の両立を支援し、もって児童の福祉の向上を図ることを目的とする。

(定義)

第2条 この条例において、次に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(1) 病児 病気の回復期に至らない場合で、かつ症状の急変が認められない児童をいう。

(2) 病後児 病気の急性期等を経過した回復期にある児童をいう。

(3) 病児対応型 病児を病院、診療所若しくは保育所等に設置された専用スペース又は専用施設(以下「実施施設」という。)で一時的に保育する事業をいう。

(4) 病後児対応型 病後児を実施施設で一時的に保育する事業をいう。

(実施主体)

第3条 保育事業の実施主体は、南アルプス市(以下「市」という。)とする。

(対象児童)

第4条 保育事業の対象となる病児及び病後児(以下「対象児童」という。)は、次の各号のいずれにも該当する出生の日から満12歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある者とする。

(1) 市内若しくはこの保育事業の相互利用に関する協定を締結した市町村(以下この号において「協定市町村」という。)に住所を有する児童又は市外(協定市町村を除く。)に住所を有し市内の保育所、幼稚園、認定こども園、認可外保育所若しくは小学校に通っている児童

(2) 医療機関による入院を要しないが、安静の確保等の理由により集団保育が困難な児童

(3) 保護者の就労、傷病、出産、家庭の介護又は看護その他やむ得ない事情により、家庭で保育することが困難な児童

2 前項に規定する児童のほか、市長が特に必要と認める児童を対象児童とすることができる。

(保育事業の委託)

第5条 市長は、保育事業の実施について、医療機関又は医療機関と連携する法人等(次条において「医療機関等」という。)に当該保育事業を委託することができる。

(委託料)

第6条 市長は、前条の規定により保育事業を委託するときは、当該保育事業を受託する医療機関等(以下「実施機関」という。)に委託料を支払うものとする。

2 前項の委託料の額は、保育事業の実施に係る経費のうち、市が国又は県から交付される交付金その他補助金の額を勘案し、実施機関と協議して予算の範囲内で定める額とする。

(保育事業の対象)

第7条 保育事業は、第2条に規定する病児対応型及び病後児対応型とする。

(利用日及び利用時間)

第8条 実施施設を利用できる対象児童(以下「利用児童」という。)が実施施設を利用することができる日は、次に掲げる日を除く日とする。

(1) 日曜日及び土曜日

(2) 国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日

(3) 12月29日から翌年の1月3日まで

(4) その他市長が必要と認める日

2 実施施設の利用時間は、午前8時30分から午後5時30分までとする。

3 市長が必要と認めるときは、実施機関と協議の上、実施施設の利用日及び利用時間について変更することができる。

(利用期間)

第9条 利用児童が実施施設を利用することができる期間は、1回につき連続7日以内(前条第1項第1号から第4号までに掲げる日を除く。)とする。ただし、利用児童の健康状態及び保護者の状況により市長が必要であると認めるときは、当該期間を延長することができるものとする。

(費用負担額)

第10条 市長は、保育事業の経費の一部として、別表に掲げる利用児童の世帯区分に応じ、同表に定める費用負担額を超えない範囲内において規則で定めるところにより、当該費用負担額を決定する。

(委任)

第11条 この条例に定めるもののほか、保育事業の実施に関して必要な事項は、市長が規則で定める。

附 則

(施行期日)

1 この条例は、令和元年11月1日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行前に南アルプス市病後児保育事業実施要綱を廃止する告示(令和元年南アルプス市告示第124号)により廃止された南アルプス市病後児保育事業実施要綱(平成20年南アルプス市告示第32号)の規定によりなされた手続その他の行為は、この告示の相当規定によりなされた手続その他の行為とみなす。

別表(第10条関係)

利用児童の世帯区分

利用児童1人当たりの費用負担額(日額)

生活保護法(昭和25年法律第144号)の規定による被保護世帯

0円

被保護世帯を除き、南アルプス市内に住所を有する市町村民税所得割48,600円未満の世帯

1,000円

被保護世帯を除き、南アルプス市外に住所を有する市町村民税所得割48,600円未満の世帯

1,500円

被保護世帯を除き、南アルプス市内に住所を有する市町村民税所得割48,600円以上の世帯

2,000円

被保護世帯を除き、南アルプス市外に住所を有する市町村民税所得割48,600円以上の世帯

2,500円

南アルプス市病児・病後児保育事業実施条例

令和元年9月27日 条例第15号

(令和元年11月1日施行)