○那覇市道路占用許可基準

1966年8月11日

訓令第15号

(趣旨)

第1条 この訓令は、道路法(昭和27年法律第180号。以下「法」という。)の規定による市道の占用について、法、道路法施行規則(昭和27年建設省令第25号)および那覇市道路占用規則(1966年那覇市規則第11号)の規定に基づいて行なう道路占用許可の取扱いについて、その許可基準を定めるものとする。

(電柱等のための占用)

第2条 電柱等のための占用については、次の各号に定める基準によるものとする。

(1) 歩車道の区別のある道路では歩道上とし、歩車道境界石の車道側縁辺から柱の最近側まで0.3メートルの間隔をおいて設置すること。ただし、歩道幅員が3メートル未満1.8メートル以上の場合においては歩車道境界石に接して設置し、歩道幅員が1.8メートル未満の場合においては路端から柱の最近側まで0.15メートルの間隔をおいて設置すること。

(2) 歩車道の区別のない道路では側こうの道路側縁辺に接して設置し、側こうのない場合においては路端に設置すること。ただし、側こうのない場合であっても、将来これを設けなければならないと認める箇所においては路端から0.45メートルの間隔をおいて設置すること。

(3) 街角から5メートル以上、横断歩道または火災報知機から3メートル以上の距離を保たせること。

(電柱等への添加広告)

第3条 電柱等への添加広告のための占用については、次の各号に定める基準によるものとする。

(1) 添加広告物は、1柱につき1枚とする。

(2) 歩車道の区別のある道路上で車道に突出させる場合には、広告物の下端は路面上から4.5メートル以上、出幅は0.6メートル未満、長さは1.2メートル未満とし、歩道上に突出させる場合には、下端は路面上から2.5メートル以上、出幅は0.6メートル未満、長さは1.2メートル未満とすること。

(3) 歩車道の区別のない道路では、下端は路面上から4.5メートル、出幅は0.6メートル未満、長さは1.2メートル未満とすること。

(4) 風雨等のため破損散落等のおそれのないようにし、塗装がはく離しまたは汚損したときは、すみやかに修理その他適当な処置を講ずること。

第4条 電柱等に塗装し、又は巻き付ける広告のための占用については、次に掲げる基準によるものとする。

(1) 電柱等に塗装し、又は巻き付ける広告面の下端は路面上から1.2メートル以上、上端は路面上から3.5メートル以下とすること。

(2) 電柱等に塗装し、又は巻き付ける広告面の大きさは、縦1.2メートル以下、横0.8メートル以下とすること。

(3) 色彩は、交通信号機又は消防機材若しくは道路標識等と紛らわしくないものであって、その意匠が俗悪でないものであること。

(4) 塗装が剥離し、又は汚損したときは、速やかに修理その他適当な処置を講ずること。

(街灯のための占用)

第5条 町会、通り会、商店会等の団体がその区域内の道路を照明するために施設する街灯設置のための占用については、第2条第1号および第2号を準用するほか、次の各号に定める基準によるものとする。

(1) 道路の曲角部および横断歩道の接続部をさけ、消火せんまたは火災報知機から3メートル以上、街路樹から2メートル以上の距離を保たせること。

(2) 構造物の形状、色彩および間隔等をなるべく同一とすること。

(3) 灯柱は、金属または鉄筋コンクリート製とし、構造堅固、体裁優美のものであること。ただし、住宅地内、工場地内または幅員11メートル未満の道路では木柱を用いることができる。

(4) 灯柱の側方に灯器を突出させまたは腕を設ける場合においては、その装置の下端は、車道上の場合は路面上から4.5メートル以上、歩道上の場合は路面上から3メートル以上とし、出幅を光源の高さの2割程度以内に止め、調和美を損しないと認められる場合に限り出幅を1.4メートルまでとすることができる。

(5) 電灯の配線は、地中線式とすること。ただし、住宅地内、工場地内または幅員11メートル未満の道路では、この限りでない。

(6) 灯器は、路面の照度を均等にさせ、過度のまばゆさを感じさせない種類のものであること。

(こ道広告のための占用)

第6条 こ道広告のための占用については、次に掲げる基準によるものとする。

(1) こ道広告の設置は、横断幕により行うものとし、かつ、公益的なもの又は祭礼行事等短期間のものに限ること。ただし、スポンサー付きは認めない。

(2) 横断幕は、縦が0.9メートル以下とすること。

(3) 路面上から横断幕の下端までの高さは、歩道上では2.5メートル以上、車道上及び歩車道の区別のない道路では4.5メートル以上とすること。

(4) 道路が、交差し、接続し、又は屈曲する地点から5メートル以内には設けないこと。

(5) 交通信号機から50メートル以内、道路標識、乗合自動車停留所標識等公益的な標識類から10メートル以内には設けないこと。

(6) 支柱を道路上に建植する場合にあっては、のり敷があるときは法敷上に、法敷がなく歩車道の区別のある道路にあっては歩道の車道寄り、又は路端寄りに設け、法敷がなく歩車道の区別のない道路にあっては路端寄りに設けること。ただし、同一路線上に電柱があるときは、これと同一線上に設けること。

(7) 支柱その他の構造物(横断幕を含む。)の強度は、風雨等のため破損又は散落のおそれがないものとすること。

(板囲い、足場等のための占用)

第7条 家屋しょう壁等の工事のための板囲い、足場、なわ張り、支柱等を設置するための占用については、次の各号に定める基準によるものとする。

(1) 歩車道の区別のある道路では、歩道上とし、歩道幅員の4分の1未満、歩車道の区別のない道路では、路端から1メートル未満とし、路幅の8分の1をこえないこと。

(2) 高層建築のための交通上危険防止の施設物を路上に突出させる場合は路幅にかかわらず危険防止上必要な幅員を占用することができる。ただし、路面上からの高さは、歩車道の区別のある歩道上では4メートル以上、歩車道の区別のない道路上では5メートル以上とすること。

(工事用材料の一時置場のための占用)

第8条 工事用材料の一時置場のための占用については、次の各号に定める基準によるものとする。

(1) 歩車道の区別のある道路では歩道上とし、歩道幅員の4分の1未満、歩車道の区別のない道路では、路端から1メートル未満とし、路幅の8分の1をこえないこと。

(2) 消火せん、制水べん、ガス開閉せんおよび各種人孔等の所在地をわからなくしまたはこれ等に近づき難くしないようにすること。

(3) 街角または消火せんから5メートル以上横断歩道または火災報知機から3メートル以上の距離を保たせること。

(露店等のための占用)

第9条 露店、祭典、縁日または市日等のための占用については、次の各号に定める基準によるものとする。

(1) 歩車道の区別のある道路では歩道上とし、歩車道境界石から1.5メートル未満、歩道幅員の2分の1をこえない区域とすること。

(2) 歩車道の区別のない道路では、路端から2メートル未満とし、路幅の3分の1をこえない区域とすること。

(3) 交さ点、街角または乗合自動車の停留所から10メートル以上、消火せん、火災報知機または横断歩道から5メートル以上、道路標識から3メートル以上の距離を保たせること。

(特定仮設店舗等のための占用)

第10条 防火地域内において、耐火建築物の工事期間中に設ける特定仮設店舗等の占用については、次の各号に定める基準によるものとする。

(1) 街角、横断歩道、停留所または交通信号機から10メートル以上の距離があること。

(2) 火災報知機、消火せん、貯水そうまたは道路標識から5メートル以上の距離があること。

(3) 既設の占用物件に支障を及ぼさない箇所で、地下占用物件のために設けられた人孔等の操作に支障のないこと。

(4) 構造は、2階建以下で不燃性組立式とすること。ただし、木造建で外壁、屋根等を不燃材料で構成または被覆した場合は、この限りでない。

(5) 路面および側こうの流水を妨げない構造にすること。

(6) 出入口は、歩道上に設けること。

(7) 構造物の外部は、店舗名を表示する以外広告物を塗装または添加しないこと。

(新聞売場、宝くじ売場等のための占用)

第11条 新聞売場、宝くじ売場、くつみがきもしくはくつ修理等のための占用については、次の各号に定める基準によるものとする。

(1) 歩車道の区別のある道路では歩道上とし、歩車道境界石に接しさせ、歩車道の区別のない道路では路端に接しさせること。

(2) 特に混雑する幹線道路をさけること。

(3) 販売台は、1平方メートル未満の折りたたみ式とし、天幕または引幕等を用いないこと。

(4) 交さ点、街角、乗合自動車の停留所から10メートル以上、横断歩道、消火せんまたは火災報知機から5メートル以上の距離を保たせること。

(5) 百貨店、映画館もしくは劇場の出入口、その他特に混雑する場所をさけること。

(営業用具、商品等の置場のための占用)

第12条 営業用具、商品等の置場のため各自地先の占用については、次の各号に定める基準によるものとする。

(1) 側こうのある箇所では側こう上、側こうのない箇所では路端から0.2メートル未満に限ること。ただし、側こうのない箇所であっても側こうのある箇所に連結する場合には、連結する側こうの幅員までとすること。

(2) 取り除きの容易の施設であること。

(3) 側こうおよび路面の排水を妨げないこと。

(郵便ポスト等のための占用)

第13条 郵便ポスト等のための占用については、次の各号に定める基準によるものとする。

(1) 歩車道の区別のある道路では、歩道上とし、歩車道境界石に接して設置すること。ただし、歩道幅員が1.8メートル未満の場合における郵便ポストは歩道と車道との境界線に接して設置すること。

(2) 歩車道の区別のない道路では、側こうの道路側縁辺に接して設置し、側こうのない場合においては路端に設置すること。

(3) 街角または消火せんから5メートル以上、横断歩道または火災報知機から3メートル以上の距離を保たせること。

(公衆電話所等のための占用)

第14条 公衆電話所、巡査派出所等のための占用については、道路広場または橋詰広場等の直接交通上の支障とならない道路の有効幅員外とし、やむを得ない場合に限り次の各号に定める基準によるものとする。

(1) 巡査派出所は、高さ2.5メートル以上の場合に限り0.6メートル未満の範囲以内において道路の有効幅員内に差しかけて設置すること。

(2) 長径2.2メートル未満の巡査派出所(見張り詰所)または長径1.2メートル未満の公衆電話所は、歩車道の区別のある道路では歩道上とし、歩道の有効幅員1.8メートル以上を残し歩車道境界石に接して設置すること。

(掲示板のための占用)

第15条 掲示板のための占用については、次の各号に定める基準によるものとする。

(1) 官公署または公共団体用に限ること。

(2) 歩車道の区別のある道路では、歩道上の道路境界石に接しさせ、境界石がない場合においては、路端から柱の最近側まで0.3メートルの間隔をおいて設置すること。側こうのある歩道ではできるだけ占用させないこと。

(3) 歩車道の区別のない道路で側こうのある場合には、側こう縁石に接しさせ、側こうのない場合には、路端から柱の最近側まで0.3メートルの間隔をおいて設置すること。

(4) 交通および地元居住者に支障のない箇所であること。

(5) 構造は高さ2メートル未満、長さ1.5メートル未満、柱の方径または直径0.15メートル未満、厚さ0.2メートル未満とし、これにひさしを設ける場合には、その出幅0.3メートル未満とし、ひさしの下端は路面上1.7メートル以上とすること。

(6) 色彩、意匠等は俗悪なものをさけ、管理者名および掲示事項以外の広告物等を添加または塗装しないこと。

(建築物に取り付ける看板のための占用)

第16条 既設の店舗、事務所、居宅等の建築物に取り付ける看板のための占用については、次に掲げる基準によるものとする。

(1) 歩車道の歩道上では、その下端は路面から2.5メートル以上、出幅は路端から1メートル未満とすること。

(2) 歩車道の区別のない道路では、その下端は路面上から4.5メートル以上、出幅は路端から1メートル未満とすること。

(3) 風雨等のため破損又は散落のおそれのないようにすること。

(立看板のための占用)

第17条 可動看板(立看板)のための占用については、次の各号に定める基準によるものとする。

(1) 板面の大きさは、1平方メートル未満とし、高さは路面から2.5メートル未満とすること。

(2) 設置位置は、歩車道の区別の有無にかかわらず路端寄りとし、側こうのある場合には側こう上、側こうのない場合には道路境界線から0.45メートル未満とすること。

(3) 塗装がはく離しまたは破損腐朽して危険もしくは不体裁になったときは、すみやかに修理その他の処置を講ずること。

(乗合自動車停留所標識のための占用)

第18条 乗合自動車停留所標識の占用については、次に掲げる基準によるものとする。

(1) 歩車道の区別のある道路では歩道上とし、歩車道境界石に接して設置すること。

(2) 歩車道の区別のない道路では側溝の道路側に接して設置し、側溝のない場合には路端に設置すること。

(3) 柱の方径又は直径は0.2メートル以下、乗合自動車停留所標識の上端は路面から2メートル以下とすること。

(4) 街角又は消火栓から5メートル以上、横断歩道又は火災報知機から3メートル以上の距離を保たせること。

(5) 塗装が剥離し、破損し、又は腐朽したことによって、危険又は不体裁になったときは、速やかに修理その他適当な処置を講ずること。

(6) 広告物又はこれに類するものを塗装し、又は添加しないこと。

(巻上げ式の日よけ等のための占用)

第19条 巻上げ式の日よけ及び雨よけ施設(以下この条において「日よけ等」という。)のための占用については、次に掲げる基準によるものとする。

(1) 歩車道の区別のある道路では、覆い部等の出幅は、路端から1メートル未満とし、かつ、車道の区域に及ぶものでないこと。

(2) 歩車道の区別のない道路では、覆い部等の出幅は、路端から1.5メートル以下とすること。

(3) 覆い部、方づえその他の施設物の下端は、路面上から2.5メートル以上とすること。

(4) 日よけ等の巻上げ装置は、道路上に設けないこと。

(5) 覆い部には布類を使用し、日よけ等の両側には側布等をつり下げないこと。

2 歩車道の区別のない道路における日よけ等のための占用の許可については、市長が特に指定した路線についてのみ行うこととする。

(取付け日よけのための占用)

第20条 取付け日よけ施設のための占用については、次に掲げる基準によるものとする。

(1) 歩車道の区別がある道路では、突出部の下端は路面上から2.5メートル以上、出幅1メートル未満とすること。

(2) 歩車道の区別がない幅員8メートル以上の道路では、突出部の下端は路面上から4.5メートル以上、出幅は0.5メートル未満とすること。

(広告塔、飾り塔のための占用)

第21条 広告塔、飾り塔のための占用については、次の各号に定める基準によるものとする。

(1) 公益上または社会慣習上やむを得ないものであって一時的なものに限ること。

(2) 設置場所は、道路広場、橋詰広場および法敷上等の直接交通上の支障とならない道路の有効幅員外とすること。

(3) 構造は、路上の占用底面積は方径または直径1メートル未満、高さ4メートル未満とすること。ただし、交通その他に支障がないと認める場合に限り、方径または直径2メートル未満、高さ7メートル未満とすることができる。

(4) 交さ点、街角、横断歩道から10メートル以上の距離を保たせ、交通信号機、道路標識その他公共用工作物の効用を阻害しないこと。

(5) 構造物は、風雨等のため破損しまたは倒かいしないような堅固なものであること。

(6) 塗装がはく離し、または破損腐朽して危険もしくは不体裁になったときは、すみやかに修理その他適当な処置を講ずること。

付 則

この訓令は、1966年8月11日から施行する。

付 則(昭和47年6月12日訓令第7号)

この訓令は、昭和47年6月12日から施行する。

付 則(平成26年3月26日訓令第2号)

この訓令は、平成26年3月26日から施行する。

付 則(平成30年12月6日訓令第8号)

この訓令は、平成30年12月6日から施行する。

那覇市道路占用許可基準

昭和41年8月11日 訓令第15号

(平成30年12月6日施行)