○南砺市合掌造り家屋保護条例

平成16年11月1日

条例第106号

(目的)

第1条 この条例は、市における伝統的建造物である貴重な合掌造り家屋が、生活様式の変化に伴い年々減少するとともに、その保存が著しく困難になっている現状に鑑み、合掌造り家屋の減少を防ぎ、その保存に努め、もって市の文化的発展に資することを目的とする。

(定義)

第2条 この条例において「合掌造り家屋」とは、次に掲げるものをいう。

(1) 県又は市の指定文化財で茅葺き屋根を有する建造物

(2) 文化財保護法(昭和25年法律第214号)の規定に基づく国、県又は市の指定文化財以外の建造物であって、市の区域内に存する民有の茅葺きの合掌造りの家屋

(市民等の心構え)

第3条 市民及び合掌造り家屋の所有者その他の関係者は、市長がこの条例の目的を達成するために行う措置に誠実に協力しなければならない。

2 この条例の適用に当たっては、関係者の所有権その他の財産権を尊重するとともに、合掌造り家屋の保護と他の公益との調整に留意しなければならない。

(修理又は管理の補助等)

第4条 市長は、合掌造り家屋の修理又は管理につき、その経費の一部に充てさせるため、その所有者に対し、予算の範囲内で補助金を交付することができる。

2 前項の補助金を交付する場合において、市長は、その補助の条件として、修理又は管理に関し必要な事項を指示することができる。

3 市長は、必要があると認めるときは、合掌造り家屋の修理又は管理に関し所有者その他の関係者に対し、必要な指導又は助言をすることができる。

(現状変更等の制限)

第5条 前条第1項の規定による補助金の交付を受けた合掌造り家屋の現状を変更し、又はその保存に影響を及ぼす行為をしようとする者は、あらかじめ市長に協議しなければならない。ただし、内装等合掌造り家屋の特性を損なうおそれがない場合、非常災害のために必要な応急措置を執る場合又は軽易な行為である場合は、この限りでない。

(所有者の変更等の届出)

第6条 第2条第2号に該当する合掌造り家屋の所有者又は権原に基づく使用者は、次に掲げる場合は、速やかに市長にその旨を届け出なければならない。

(1) 所有者を変更しようとするとき(相続による場合は、その開始があったとき。)

(2) 修理をしようとするとき。

(台帳の整備)

第7条 市長は、市内の合掌造り家屋の調査を行い、台帳を作成し、これを整備しておかなければならない。

(委任)

第8条 この条例の施行に関し必要な事項は、教育委員会規則で定める。

附 則

(施行期日)

1 この条例は、平成16年11月1日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行の日の前日までに、合併前の上平村合掌家屋保護条例(平成2年上平村条例第9号)の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、この条例の相当規定によりなされたものとみなす。

附 則(平成26年3月24日条例第14号)

この条例は、公布の日から施行する。

南砺市合掌造り家屋保護条例

平成16年11月1日 条例第106号

(平成26年3月24日施行)