○小千谷市公営企業公金収納事務委託規程
平成21年11月26日
管理規程第4号
(趣旨)
第1条 この規程は、地方公営企業法(昭和27年法律第292号)第33条の2及び地方公営企業法施行令(昭和27年政令第403号)第26条の4の規定により、小千谷市公営企業の業務に係る公金を収納する事務(以下「収納事務」という。)を私人に委託することについて必要な事項を定めるものとする。
(委託する公金の範囲)
第2条 公営事業の管理者の権限を行う市長(以下「管理者」という。)が収納事務を委託する公金(以下「公金」という。)は、次に掲げるものとする。
(2) 小千谷市水道条例(平成10年小千谷市条例第14号)第28条に規定する水道使用料並びに同条例第36条に規定する水道の使用の開始及び中止に伴う手数料
(3) 小千谷市督促手数料条例(昭和42年小千谷市条例第4号)第3条に規定する督促手数料
(4) 小千谷市下水道条例(平成4年小千谷市条例第49号)第20条に規定する下水道使用料
(5) 小千谷市農業集落排水処理施設条例(昭和61年小千谷市条例第22号)第17条に規定する農業集落排水処理施設使用料
(委託の基準)
第3条 管理者は、次の各号に掲げる基準のいずれにも該当し、かつ、適当と認める私人に、収納事務を委託することができる。
(1) 収納事務を当該私人に委託することにより、公金の収入の確保及び住民の便益の増進に寄与すると認められること。
(2) 収納事務を十分遂行する意思及び能力を有していること。
(3) 収納された公金を安全かつ確実に保管するために必要な体制を有していること。
(4) 個人情報の改ざん、漏えい、滅失又はき損の防止その他の個人情報の適切な管理のために必要な管理体制を有していること。
(委託契約の締結)
第4条 管理者は、収納事務を私人に委託する場会においては、委託期間、委託内容その他の委託に関する必要事項を記載した契約書を作成し、契約を締結するものとする。
(収納した公金の払込方法)
第5条 受託者は、収納した公金を、管理者があらかじめ指定する期日までに、出納取扱金融機関(小千谷市公営企業会計規程(昭和62年小千谷市管理規程第1号)第5条に規定する出納取扱金融機関をいう。)に払い込まなければならない。
2 受託者は、前項の規定により公金の払込みをするときは、報告書を作成し、速やかに管理者に提出しなければならない。
(検査)
第6条 管理者は、地方公営企業法施行令第26条の4第3項の規定により、受託者の帳簿、書類その他の収納事務に関する物件を検査することができる。
(受託者の義務)
第7条 受託者は、収納事務の実施によって知り得た情報を、管理者が指示する目的以外の目的に使用し、又は第三者に漏らしてはならない。委託期間が終了した後についても、同様とする。
2 受託者は、収納事務の実施に際して事故が発生したときは、直ちに管理者に報告し、その指示を受けなければならない。
(委任)
第8条 この規程に定めるもののほか、収納事務の委託に関し必要な事項は、管理者が別に定める。
附則
この規程は、平成21年12月1日から施行する。
附則(平成22年3月19日管理規程第7号)
この規程は、平成22年4月1日から施行する。
附則(平成31年3月26日管理規程第2号)
この規程は、公布の日から施行する。