○大阪狭山市カラオケボックス等の設置等に関する指導要綱

平成3年12月25日

要綱第24号

(目的)

第1条 この要綱は、カラオケボックス等の設置等に関し、必要な指導を行うことにより、青少年の健全な育成を図るとともに、市民の良好な生活環境を保持し、もって市民の福祉の向上に寄与することを目的とする。

(定義)

第2条 この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

(1) カラオケボックス等 専用装置による伴奏音楽に合わせて歌唱の用に供する個室であって、料金を受けて客に使用させるもの及びこれに類するものをいう。ただし、営業者が直接かつ常時に接客できる形状の喫茶店、スナック等を除く。

(2) 青少年 18歳未満の者をいう。

(3) 設置者等 カラオケボックス等の建築主、所有者、営業者等をいう。

(協議)

第3条 設置者等は、カラオケボックス等の設置(新築並びに既存の施設の増築、改築、修繕、模様替及び用途変更をいう。以下同じ。)をしようとする場合には、建築確認を要するものについては建築確認申請前に、建築確認を要しないものについては設置工事着手前に、あらかじめ市長に当該設置計画等について協議しなければならない。

2 前項の規定による協議を行おうとする者は、大阪狭山市カラオケボックス等協議申請書(様式第1号)次の各号に掲げる図面等を市長が必要と認める部数を添付して、市長に申請しなければならない。

(1) 付近見取図

(2) 配置図

(3) 平面図

(4) 立面図

(5) 断面図

(6) 営業時間その他営業に関する計画書

(7) 前各号に掲げるもののほか、市長が必要と認める図書

(計画の公開)

第4条 設置者等は、カラオケボックス等を設置しようとする場合においては、設置しようとする土地の道路に面した見やすい場所に設置の計画の概要を記載した標識(様式第2号)を設置し、当該設置の計画を公開しなければならない。

2 前項の標識の設置は、前条第1項の規定による協議を行った日以後、直ちに行うものとし、その期間は、当該カラオケボックス等の設置工事が完了するまでの間とする。

3 設置者等は、前項の標識の設置期間に近隣住民等に対して当該計画の内容を説明し、その了解を得るよう努めなければならない。この場合において、紛争が生じたときは、誠意をもって自らこれを解決するものとする。

4 前項の規定により計画の内容を説明したときは、設置者等は、事前説明結果報告書(様式第3号)を市長に提出しなければならない。

(環境、構造及び設備に関する事項等)

第5条 設置者等は、カラオケボックス等の環境、構造及び設備を次の各号に掲げる基準に適合するようにしなければならない。

(1) 環境に関する事項

 周辺の住環境等との調和に配慮し、地域の環境を悪化させないこと。

 青少年に対し刺激的な状況にならない意匠、形態、屋外照明等の外観であること。

(2) 構造及び設備に関する事項

 出入口扉及び窓

(ア) 出入口扉については、個室内部から施錠できない構造とすること。

(イ) 出入口扉又は窓については、透明なガラス等をはめ込み、個室内部が容易に見通せる構造とすること。

(ウ) 出入口扉又は窓の位置については、道路又は建物内通路に面し、個室内部が容易に見通せる場所に設置すること。

(エ) 出入口扉及び窓には、カーテンその他個室の内部の見通しを妨げる設備を設けないこと。

(オ) 窓の面積は、個室内部を容易に見通すのに十分な面積のものであること。

 照明

(ア) 個室内部は、健全な雰囲気を維持するために必要な照度を保ち、みだりに刺激的な照明は、使用しないこと。

(イ) 個室内部において、点滅及び調光操作ができない構造であること。

 騒音又は振動対策関係法令等に定める基準を遵守するために、その維持に必要な構造及び設備を有すること。

 個室の管理各個室の利用者を常時見守ることができる構造及び設備とすること。

 駐車場路上駐車等がないよう十分な駐車場を確保するよう努めること。

 その他カラオケボックス等の周辺の良好な環境又は青少年の健全な育成を阻害することのない意匠、形態、屋外照明等の外観であること。

2 設置者等は、カラオケボックス等の設置等の工事を完了したときは、速やかにカラオケボックス等工事完了届(様式第4号)を市長に提出し、前項各号に掲げる基準に適合することの確認を受けなければならない。

(管理運営に関する事項)

第6条 設置者等は、カラオケボックス等の管理運営に当たっては、次の各号に掲げる事項を守らなければならない。

(1) 管理運営に必要な人員を配置し、責任者を定めて管理体制を明確にすること。

(2) アルバイト的な者に形式的な責任者として営業を任せることのないよう配慮すること。

(営業に関する事項)

第7条 設置者等は、カラオケボックス等の営業に当たっては、次の各号に掲げる事項を守らなければならない。

(1) 受付において、明らかに成人と思われる者を除いて、免許証又は身分証明書の提示を求める等の方法により、年齢を確認すること。

(2) 青少年については、午後10時以降の深夜は使用させないこと。

(3) 20歳未満の者の飲酒、喫煙その他の非行行為を発見した場合は、直ちに使用を中止させ、退出させること。

(4) 個室の内部の状況把握を行うため、随時見回りを行い、特に青少年だけのグループに対しては、見回りの回数を増やすこと。

(5) 所轄警察署との連携を密にし、営業の場所が非行発生の場又は非行者のたまり場にならないよう、十分に注意し、非行防止に努めること。

(6) 飲食物を提供しようとする場合は、衛生面に十分配慮するとともに、個室内部及び厨房を定期的に消毒すること。

2 設置者等は、前項第1号から第3号までに掲げる事項を当該カラオケボックス等の敷地内及び各個室内の見やすい場所に掲示しなければならない。

(立入調査)

第8条 市長は、この要綱の施行に関し必要と認めるときは、職員にカラオケボックス等(敷地を含む。)及びその工事現場に立ち入らせ、必要な調査を行わせることができる。当該カラオケボックス等の工事完了後においても、同様とする。

2 前項の規定による調査をする職員は、立入調査員証(様式第5号)を携帯し、関係人の請求があれば、これを提示しなければならない。

(指導、勧告及び公表)

第9条 市長は、この要綱の規定を遵守しない設置者等に対し、遵守するよう指導し、又は勧告するものとする。

2 市長は、前項に規定する指導又は勧告に従わない場合は、その旨を公表することができる。

3 市長は、第1項の規定により指導し、若しくは勧告し、又は前項の規定により公表する場合は、あらかじめ次条第1項に規定する大阪狭山市カラオケボックス等審議委員会の意見を聞くものとする。

(審議委員会)

第10条 この要綱の適正な運営を行うため、大阪狭山市カラオケボックス等審議委員会(以下「委員会」という。)を設置する。

2 委員会は、前条第3項の規定により市長に意見を述べるほか、市長が必要と認める事項を調査し、又は審議し、その結果を市長に報告するものとする。

3 委員会の組織、運営その他必要な事項は、市長が別に定める。

(法令等の遵守)

第11条 設置者等は、この要綱に定めるもののほか、大阪狭山市開発指導要綱(平成2年大阪狭山市要綱第4号)及び関係法令等を遵守しなければならない。

附 則

(施行期日)

1 この要綱は、平成4年2月1日から施行する。

(経過措置)

2 市長は、この要綱の施行の際現に設置されているカラオケボックス等については、第5条第6条及び第7条に規定する設置基準を充足するよう当該カラオケボックス等の設置者等に対して、指導を行うものとする。

3 市長は、この要綱の施行の際現に設置工事中のカラオケボックス等については、前項と同様に指導を行うものとする。

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大阪狭山市カラオケボックス等の設置等に関する指導要綱

平成3年12月25日 要綱第24号

(平成3年12月25日施行)