○秋田県届出行為景観保全基準

平成五年九月十日

秋田県告示第六百十三号

秋田県届出行為景観保全基準

行為

事項

基準

1 建築物の新築、増築、改築若しくは移転又は外観(色彩)の変更

位置

(1) 優れた景観資源や伝統的建造物等に近接する場合は、その景観保全に配慮した位置とすること。

(2) 山りょうの近傍にあっては、りょう線を乱さないよう、尾根より低い位置とすること。

(3) 主要な展望地からの眺望や優れた景観資源の眺望を妨げることのないような位置とすること。

(4) 道路境界線及び隣地境界線から後退した位置とし、ゆとりのある空間を確保すること。

色彩

(1) けばけばしい色彩とせず、落ち着いた色彩を基調とし、山並み、田園、伝統的建造物等周辺景観との調和に配慮すること。

(2) 色彩を組み合わせる場合は、建築物に落ち着きをもたせるため、使用する色彩相互の調和を図るとともに、アクセント色の使用に際しては、使用する量に十分配慮すること。

(3) 建築設備等の色彩は、建築物本体及び周辺景観との調和を図ったものとすること。

素材・材料

山並み、田園、伝統的建造物等周辺景観との調和に配慮し、かつ、隣接する建築物及び工作物との相互の調和にも配慮した素材・材料を使用すること。

遮へい又は敷地の緑化

(1) 建築物が山並み、田園等周辺景観と調和し、良好な景観の保全が図られるよう、敷地内の樹木の配置及び樹種の構成を考慮した植栽を行うこと。

(2) 敷地の周囲は、中・高木や生垣により緑化すること。また、道路から後退してできる空間は、積極的に緑化措置を講ずること。

(3) 植栽に当たっては、自然植生を考慮するとともに、周辺の樹木との調和が得られる樹種とすること。

(4) 既存の樹木等は、残すように配慮すること。

(5) 駐車場は、道路等から直接見えないように周囲を緑化等により遮へいすること。

2 工作物の新築、増築、改築若しくは移転又は外観(色彩)の変更(共通事項)

位置

(1) 優れた景観資源や伝統的建造物等に近接する場合は、その景観保全に配慮した位置とすること。

(2) 山りょうの近傍にあっては、りょう線を乱さないよう、尾根より低い位置とすること。

(3) 主要な展望地からの眺望や優れた景観資源の眺望を妨げることのないような位置とすること。

(4) 道路境界線及び隣地境界線から後退した位置とし、ゆとりのある空間を確保すること。

色彩

(1) けばけばしい色彩とせず、落ち着いた色彩を基調とし、山並み、田園、伝統的建造物等周辺景観との調和に配慮すること。

(2) 色彩を組み合わせる場合は、工作物に落ち着きをもたせるため、使用する色彩相互の調和を図るとともに、アクセント色の使用に際しては、使用する量に十分配慮すること。

素材・材料

山並み、田園、伝統的建造物等周辺景観との調和に配慮した素材、材料を用いること。

遮へい又は敷地の緑化

(1) 敷地内は、できる限り緑化するとともに、敷地の周囲は、中・高木や生垣により緑化すること。また、道路から後退してできる空間は、積極的に緑化措置を講ずること。

(2) 樹姿又は樹勢が優れた既存の樹木がある場合は、修景に生かすよう配慮すること。

工作物(個別事項)

・垣(生垣を除く。)、さく、塀、擁壁その他これらに類するもの

色彩

垣、さく及び塀は、けばけばしい色彩とせず、落ち着いた色彩を基調とし、周辺景観及び敷地内の状況に配慮するとともに、建築物本体と調和のとれた色彩とすること。

素材・材料

(1) 垣、さく及び塀は、樹木(生垣)、木竹材、石材等の自然素材を活用し、これにより難い場合は、周辺景観との調和に配慮した仕上げとなるように工夫すること。道路に面して設置するものにあっては、できる限り生垣を主体としたものとすること。

(2) 擁壁は、石材等の自然素材を活用し、これにより難い場合は周辺景観との調和に配慮した素材を用いること。

緑化

(1) 垣、さく及び塀は、生垣にできない場合は、前面又は壁面を緑化すること。

(2) 擁壁は、前面又は壁面に修景緑化を図ること。

・煙突、排気塔その他これらに類するもの

・高架水槽、冷却塔その他これらに類するもの

・彫像、記念碑その他これらに類するもの(屋外広告物を除く。)

・電波塔、記念塔、物見塔その他これらに類するもの(屋外広告物を除く。)

・柱類(屋外広告物を除く。)

位置

目立つ位置への建設はできるだけ控えること。

敷地の緑化

(1) 道路から後退してできる空間や敷地の周囲は、常緑の中・高木を取り入れた樹木により、修景緑化を図ること。

(2) 植栽に当たっては、自然植生を考慮するとともに、周辺の樹木との調和が得られる樹種とすること。

・観覧車、飛行塔、メリーゴーラウンド、ウォーターシュート、コースターその他これらに類するもの

・コンクリートプラント、アスファルトプラント、クラッシャープラントその他これらに類するもの

・石油、ガス、液化石油ガス、穀物、飼料等を貯蔵し、又は処理する施設

・汚水処理施設、汚物処理施設、ごみ処理施設その他これらに類するもの

位置

目立つ位置への建設はできるだけ控えること。

遮へい又は敷地の緑化

(1) 道路から後退してできる空間は、施設の規模に応じた樹木による修景緑化や周辺の道路等からの遮へいを行うこと。

(2) 植栽に当たっては、自然植生を考慮するとともに、周辺の樹木との調和が得られる樹種とすること。

3 屋外における物品の集積又は貯蔵

集積又は貯蔵の位置及び方法

(1) 主要な展望地や道路から見えないような位置とすること。

(2) 敷地の境界から後退させ、かつ、集積又は貯蔵の高さをできるだけ低いものとし、積上げに際しては整然とした集積又は貯蔵とすること。

遮へい

(1) 敷地の周囲は、常緑の中・高木による修景緑化や周辺の道路等からの遮へいを行うこと。

(2) 遮へいに伴う植栽に当たっては、自然植生を考慮するとともに、周辺の樹木との調和が得られる樹種とすること。

(3) 敷地の出入り口は、少なくすること。

4 土石等の採取又は鉱物の掘採

採取又は掘採の方法

(1) 採取又は掘採に当たっては、道路に面した裏側から採取又は掘採する等周辺の道路等から見えないような方法を工夫するとともに、周辺景観への影響を緩和するように配慮すること。

(2) 行為終了後において緑化が可能な形状となるようにすること。

遮へい

(1) 行為中において、山並み、田園、伝統的建造物等周辺景観への影響を緩和するように、敷地の周囲は常緑の中・高木等による緑化や周辺の道路からの遮へいに配慮すること。

(2) 敷地の出入り口は、少なくすること。

事後措置

(1) 採取又は掘採後ののり面等及び採取又は掘採に直接関係のないのり面等は、周辺景観と調和するよう早期に緑化措置を講ずること。

(2) やむを得ず擁壁が生ずる場合は、周辺の景観と調和した形態及び素材とするとともに、前面又は壁面に修景緑化を図ること。

(3) 緑化に当たっては、自然植生を考慮するとともに、周辺の樹木との調和が得られる樹種とすること。

5 土地の区画形質の変更

変更後の形状

(1) 極端な形質の変更が行われないように工夫するとともに、変更後の地形が周辺地形との調和が図られるように配慮すること。

(2) やむを得ずのり面が生ずる場合は、緑化可能なこう配とすること。

(3) やむを得ず擁壁が生ずる場合は、周辺の景観と調和した形態とすること。

敷地の緑化又は擁壁の外観

(1) 行為地内の竹木は、保全するとともに、敷地の周囲は樹木等により、緑化すること。

(2) のり面又は擁壁を含めて構造物等が生ずる場合は、自然素材を活用し、これにより難い場合は周辺景観との調和に配慮した素材を用いること。また構造物等の前面又は壁面に、修景緑化を図ること。

(3) 緑化に当たっては、自然植生を考慮するとともに、周辺の樹木との調和が得られる樹種とすること。

秋田県届出行為景観保全基準

平成5年9月10日 告示第613号

(平成5年9月10日施行)

体系情報
第9編 設/第3章 都市計画
沿革情報
平成5年9月10日 告示第613号