○羅臼町有林野部分林設定条例

昭和48年3月18日

条例第9号

羅臼町有林野部分林設定条例

(目的)

第1条 羅臼町有林野に部分林を設定するには、この条例の定めるところによる。

2 町長は、造林者又は管理者とその収益を分収する契約をもって、町有林野に部分林を設けることができる。

(樹木)

第2条 部分林の樹木は、町と造林者又は管理者との共有とし、その持分は収益分収の歩合によるものとする。

2 部分林設定前から存在する樹木は、町の所有とする。ただし、特に町長が認めたときはこの樹木の払下げ、又は部分林樹木とすることができる。

3 部分林設定後に生育した樹木にして町長の指定したものは、部分林樹木とみなす。

(存続期間)

第3条 部分林の存続期間は、50年を超えることができない。ただし、特に町長が承認した場合は期間延長することができる。

(収益分収の歩合)

第4条 部分林の収益分収の歩合は、地代及び造林費又は管理費を参酌して町長が定める。ただし、造林者の分収歩合は10分の8以内、管理者の分収歩合は10分の6以内とする。

(権利の処分)

第5条 造林者又は管理者は、町長の承認がなければその権利を処分することができない。

(管理、保護)

第6条 造林者は、部分林の植樹、補植、手入れ等に必要な行為をしなければならない。

2 管理者は、部分林の補植、手入れ等に必要な行為をしなければならない。

第7条 造林者又は管理者は部分林を保護する義務を負うものとし、次に掲げる事項を遵守しなければならない。

(1) 火災の予防及び消防

(2) 盗伐、誤伐、侵墾その他の加害行為の予防及び防止

(3) 有害動物の予防及び駆除

(4) 境界標その他標識の保存

(5) 稚樹の保有

(産物の採取)

第8条 造林者又は管理者は、次の産物を採取することができる。

(1) 下草、落葉及び落枝

(2) 樹実及びきのこの類

(3) 部分林設定後天然に生育した用材不適木

(4) 植樹後に手入れのため伐採する樹木

(分収)

第9条 部分林の収益は、その樹木の売払代金をもって分収する。ただし、町の分収すべき樹木を存置する必要があるときは、材積をもって分収することができる。

2 部分林に損害を加えた第三者から賠償として得た金額は、分収歩合により分収する。

(契約の解除)

第10条 造林者又は管理者が次の各号の一に該当するときは、町長は部分林設定契約の解除をすることができる。ただし、造林者又は管理者の責に帰さない事由があるとき又は特に町長が承認したときはこの限りでない。

(1) 植樹期間の始期から1年を経過しても植樹に着手しないとき。

(2) 植樹期間内に植樹した面積が総面積の2分の1に及ばないとき。

(3) 植樹を終わった後5年を過ぎても成林の見込みがないとき。

(4) 管理方法が不適当と認めたとき。

(5) 造林者又は管理者がこの条例及び部分林契約の条項に違反したとき。

第11条 町長は、前条の規定により契約解除したときは、部分林設定の日にさかのぼり造林者から地代を徴収し、現存の樹木は町の所有に帰せしめることができる。

(損害賠償)

第12条 造林者又は管理者が町の分収歩合に損害を与えたときは、町長はその損害の賠償を請求することができる。

(罰則)

第13条 造林者又は管理者が部分林を他の目的に使用したときは、1万円以下の過料を科する。部分林を他人に貸付けし、又は使用せしめたときも同じである。

(委任)

第14条 この条例に定めるもののほか、必要な事項は、町長が別に定める。

附 則

この条例は、公布の日から施行する。

羅臼町有林野部分林設定条例

昭和48年3月18日 条例第9号

(昭和48年3月18日施行)