(目的)

第1条　この要綱は、龍ケ崎市契約事務等に関する規程(平成6年龍ケ崎市告示第7号。以下「規程」という。)第11条第1項に規定する名簿に登載されていない者のうち、市が発注する予定価格が1件当たり30万円未満の少額かつ内容が軽易な建設工事及び修繕等(以下「小規模工事等」という。)の受注を希望する者を登録し、積極的に業者選定の対象にすることにより、市内業者の受注機会の拡大を図り、もって市内経済の活性化に寄与することを目的とする。

(登録の制限)

第2条　次の各号のいずれかに該当する者は、第7条に規定する登録名簿への登録(以下「登録」という。)を受けることができない。

(登録業種の範囲)

第3条　登録することのできる業種の範囲は、建設業法(昭和24年法律第100号)第2条第1項に規定する建設工事のうち3業種以内とする。

(登録申請)

第4条　登録を希望する者は、龍ケ崎市小規模工事等契約希望者登録申請書(様式第1号)に次の各号に掲げる書類を添付し、その旨を市長に申請しなければならない。

(登録申請の定期受付)

第5条　前条に規定する申請の受付期間は、西暦の奇数年(以下「登録年」という。)の2月1日から同月末日までとする。

(登録申請の随時受付)

第6条　前条第1項に規定する受付期間内に申請することができなかった者の申請は、随時受け付けるものとする。

(登録者の取扱い)

第7条　市長は、第4条に規定する登録申請があったときは、必要な審査を行い、適当と認めたときは龍ケ崎市小規模工事等契約希望者登録名簿(様式第3号。以下「登録名簿」という。)に登録するものとする。この場合において、市長は、当該登録名簿の写しを関係課等に送付しその周知を図るとともに、一般に公開し、契約事務に係る業者選定に当たり当該登録をした者に対して見積機会を積極的に与えるよう努めるものとする。

(登録の変更等)

第8条　登録名簿に登録された者は、当該登録事項に変更が生じたとき又は営業を廃止したときは、速やかに龍ケ崎市小規模工事等契約希望者登録変更・廃止届(様式第4号)を市長に提出しなければならない。

(登録の取消し)

第9条　市長は、登録名簿に登録された者が次のいずれかに該当した場合は、当該登録を取り消すものとする。

(指名停止期間とみなす期間)

第10条　市長は、登録名簿に登録された者が、規程別表第3の5の項から8の項までに掲げる事項のいずれかに該当する行為を行ったときは、情状に応じて当該各項に定めるところにより期間を定め、当該期間を指名停止期間とみなすものとする。

(請書等の提出)

第11条　登録名簿に登録された者が、10万円以上の契約を締結しようとするときは、請書を作成し、市長に提出しなければならない。ただし、市長が必要と認めるときは、請書の提出に替えて、契約書を取り交わすものとする。

(請負代金の支払)

第12条　請負代金の支払は、当該小規模工事等の施工完了後に行う検査に合格し、かつ、適法な請求書を受理した日から40日以内に行うものとする。

(補則)

第13条　この要綱に定めるもののほか必要な事項は、市長が別に定める。