(趣旨)

第1条　この告示は、公職選挙法(昭和25年法律第100号。以下「法」という。)及び公職選挙法施行規則(昭和25年総理府令第13号。以下「規則」という。)の規定に基づき、坂井市選挙管理委員会(以下「委員会」という。)が管理する選挙人名簿及び在外選挙人名簿の抄本の閲覧に関する事務処理について必要な事項を定める。

(閲覧を認める範囲)

第2条　閲覧は、次の各号のいずれかに該当する場合に限り、認めるものとする。

(閲覧の申出)

第3条　閲覧の申出をする者(以下「申出者」という。)は、閲覧をしようとする日の5日前までに申出書に必要な書類を添えて申出を行うものとする。ただし、委員会が特に理由があると認める場合は、この限りでない。

(登録の確認を目的とした閲覧の申出)

第4条　第2条第1号の場合における登録の確認を目的とした閲覧の申出については、様式第1号により行うものとする。

(政治活動を目的とした閲覧の申出)

第5条　第2条第2号の場合における政治活動を目的とした閲覧の申出については、様式第2号により行うものとする。

(政治又は選挙に関する調査研究を目的とした閲覧の申出)

第6条　第2条第3号の場合における政治又は選挙に関する調査研究を目的とした閲覧の申出については、様式第5号により行うものとする。

(閲覧の拒否)

第7条　委員会は、次の各号のいずれかに該当する場合には、閲覧を拒否することができる。

(閲覧の制限)

第8条　委員会は、次の各号のいずれかに該当する場合には閲覧を制限し、又は期日を変更させることができる。

(閲覧者が提示すべき書類)

第9条　閲覧者が選挙人名簿の抄本を閲覧するにあたっては、次の各号のいずれかの書類を提示しなければならない。

(閲覧の場所等)

第10条　閲覧は、委員会が指定する場所で、委員会の職員につき定められている執務時間内に行わせるものとする。

(閲覧の方法等)

第11条　閲覧者は、選挙人名簿の抄本を丁重に扱い、破損、汚損、加筆その他不正な行為をしてはならない。

(閲覧事項の確認)

第12条　委員会は、閲覧者が閲覧により知り得た事項の全部又は一部を筆記により書き写した場合は、その記載された事項が申出書に記載された事由等の範囲内であるか及び齟齬がないか確認するものとする。

(閲覧の中止)

第13条　申出者等が、法、規則及びこの告示の定めに違反し、又は委員会の指示に従わない場合は、直ちに閲覧を中止させることができる。

(閲覧状況の公表)

第14条　法第28条の4第7項の規定による公表は、毎年12月に行うものとする。

(在外選挙人名簿の抄本の閲覧への適用)

第15条　第2条から前条までの規定は、在外選挙人名簿の抄本の閲覧について適用する。

(雑則)

第16条　この告示に定めるもののほか、選挙人名簿及び在外選挙人名簿の閲覧に関し必要な事項は、委員会が定めるものとする。