○総社市男女共同参画推進条例

平成17年3月22日

条例第169号

(目的)

第1条 この条例は,男女共同参画の推進に関し,基本理念を定め,市,市民,事業者及び教育の責務を明らかにするとともに,施策の基本的事項を定めることにより,これを総合的かつ計画的に推進し,心温かい思いやりのある男女共同参画社会を実現することを目的とする。

(基本理念)

第2条 基本理念は,男女がお互いを尊重し,日本人としての伝統,文化を大切にしながら,個人としての尊厳が重んじられ,性別による差別的な扱いや暴力的行為を受けることなく,助け合い,補い合い,かつ,能力を発揮する機会が確保された明るく幸せな地域社会を目指すものとする。

(定義)

第3条 この条例において,次の各号に掲げる用語の意義は,当該各号に定めるところによる。

(1) 男女共同参画 男女が,社会の対等な構成員として,自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画できる機会が確保され,もって,男女が共に責任を担い,幸せな地域づくりを目指すこと。

(2) 積極的改善措置 社会のあらゆる分野における活動に参画する機会についての男女間の格差を改善するため,必要な範囲内において,男女のいずれか一方に対し,当該機会を積極的に提供すること。

(市の責務)

第4条 市は,男女共同参画の推進を重要な政策として位置付け,第2条に定める基本理念にのっとり,施策を総合的に策定し,実施するものとする。

(市民の責務)

第5条 市民は,基本理念にのっとり,家庭,職場,学校,地域その他社会のあらゆる分野において,自ら積極的に男女共同参画を推進するとともに,市が実施する施策に協力するよう努めなければならない。

(事業者の責務)

第6条 事業者は,基本理念にのっとり,その事業活動を行うに当たっては,男女が共同して参画することができる体制の整備に積極的に取り組むとともに,市が実施する施策に協力しなければならない。

(教育の責務)

第7条 学校教育,社会教育その他のあらゆる教育に携わる者は,男女共同参画の推進の基本理念に配慮した教育を行うよう努めなければならない。

(性別による権利侵害の禁止)

第8条 何人も,家庭,職場,学校,地域その他の社会のあらゆる分野において,次の各号に掲げる行為を行ってはならない。

(1) 性別を理由とする差別的取扱い

(2) セクシュアル・ハラスメント

(3) ドメスティック・バイオレンス(配偶者等から受ける身体的,精神的,経済的,性的な苦痛を与える暴力的行為をいう。)をはじめとする男女間におけるすべての暴力

(基本計画の策定)

第9条 市長は,男女共同参画の推進に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため,男女共同参画の推進に関する基本計画(以下「基本計画」という。)を策定するものとする。

2 基本計画は,次に掲げる事項について定めるものとする。

(1) 総合的かつ長期的に講ずべき男女共同参画の推進に関する施策の大綱

(2) 前号に掲げるもののほか,男女共同参画の推進に関する施策を総合的かつ計画的に推進するために必要な事項

3 市長は,基本計画を策定するに当たっては,第15条に規定する総社市男女共同参画推進審議会の意見を聴取し,市民及び事業者の意見が反映されるよう努めるものとする。

4 市長は,基本計画を策定し,又は変更したときは,速やかにこれを公表するものとする。

5 前2項の規定は,基本計画の変更について準用する。

(広報啓発活動)

第10条 市は,市民及び事業者等の男女共同参画に対する理解と関心を深めるために必要な広報・啓発活動に努めるものとする。

(積極的改善措置)

第11条 市長その他の執行機関は,各審議会等の委員を委嘱し,又は任命するときは,積極的改善措置を行うことにより,男女いずれか一方の委員の数が,委員の総数の10分の4未満とならないよう,努力しなければならない。

(相談及び苦情の申出)

第12条 市民及び事業者は,性別による差別的取扱いその他の男女共同参画を阻害する要因によって,権利が侵害された場合の相談又は市の男女共同参画の推進に影響を及ぼすと認められる施策についての苦情を,市長に申し出ることができる。

2 市長は,前項の申出を受けたときは,関係機関と連携して適切に対応するよう努めるものとする。

(被害者の保護)

第13条 市長は,ドメスティック・バイオレンス等による権利侵害があったと認められる場合には,被害者の保護,相談その他必要な措置を講ずるものとする。

2 市長は,ドメスティック・バイオレンス等の被害者が自立して生活することを支援するため,各種制度の利用のあっせん,情報の提供等を行うものとする。

(推進体制の整備)

第14条 市は,男女共同参画の推進に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため,市長を長とする推進体制を整備するものとする。

(審議会)

第15条 市長は,男女共同参画の推進に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため,総社市男女共同参画推進審議会(以下「審議会」という。)を置く。

2 審議会は,次の各号に掲げる事項について,市長の諮問に応ずるほか,必要な事項について調査審議する。

(1) 基本計画の策定及び変更に関すること。

(2) 前号に掲げるもののほか,男女共同参画の推進に関する施策の基本的事項及び重要事項に関すること。

3 審議会の委員(以下「委員」という。)は,20人以内で組織し,次に掲げる者のうちから,市長が委嘱する。

(1) 学識経験を有する者

(2) 公募による者

(3) 関係行政機関の職員

(4) その他市長が適当と認める者

4 委員の任期は,2年とし,補欠委員の任期は,前任者の残任期間とする。ただし,再任を妨げない。

(その他)

第16条 この条例に定めるもののほか,この条例の施行に関し必要な事項は,規則で定める。

附 則

この条例は,平成17年3月22日から施行する。

附 則(平成31年3月22日条例第14号)

(施行期日)

1 この条例は,平成31年4月1日から施行する。

総社市男女共同参画推進条例

平成17年3月22日 条例第169号

(平成31年4月1日施行)