(目的)

第1条　この規則は、珠洲市公立学校教職員の結核による発病を防止し、かつ結核性疾患者に対し、適切な措置を講ずることによつてその健康を確保することを目的とする。

(定義)

第2条　この規則において「教職員」とは、石川県教育委員会が任命する公立学校に勤務する職員をいう。

(結核管理)

第3条　珠洲市教育委員会教育長(以下「教育長」という。)は、教職員の結核性疾患について次の法令及びこの規則により、適切な管理を行わなければならない。

(健康診断)

第4条　教職員の健康診断は、前条の法令に基づいて次のように行わなければならない。

(受診義務)

第5条　教職員は、必ず前条の健康診断を受けなければならない。

(健康診断を受けなかつた者)

第6条　疾病その他やむを得ない事由のため第4条の健康診断を受けることのできなかつた教職員は、その事由が消滅した後速やかに保健所又は国立若しくは公立の病院の医師による学校保健法施行規則第5条に規定する方法及び技術的基準に従つた健康診断を受け、その診断書を教育長に提出しなければならない。

(健康診断を拒否又は回避したときの報告)

第7条　教職員が第4条の健康診断を理由なく拒否又は回避したときは、校長は、速やかにその旨を教育長に報告しなければならない。

(健康診断の区分)

第8条　結核に関する健康診断の結果については、次の指導区分により必要な指示を行う。

(要軽業及び要注意者)

第9条　要軽業者は、毎月1回以上医師の保健指導を受け教育長の交付する学校教職員保健手帳(以下「保健手帳」という。)にその内容の記載を受けなければならない。

(要休業者)

第10条　要休業者のうち要医療と判定された者は、結核予防法による指定医療機関に入院し、療養を行わなければならない。

(休職及び復職の審査)

第11条　休職及び復職を願い出ようとする者は、願書に次の資料を添えて教育長に提出し、審査会の審査を受けなければならない。

(秘密を守る義務)

第12条　校長及び関係者は、職務上知り得た健康診断の内容を故なく他人に漏らしてはならない。

(委任)

第13条　この規則に定めるもののほか、健康診断の実施に関し、必要な事項は教育長が定める。