(趣旨)

第1条　この規程は、本市が所有する自動車(上下水道局及び消防本部の管理に属するものを除く。以下「庁用自動車」という。)の適正な使用及び管理を行い、効率的かつ安全な運行を期するため必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条　この規程において、「庁用自動車」の意義は、道路運送車両法(昭和26年法律第185号)第2条第2項で定める自動車をいう。

(庁用自動車の管理者)

第3条　庁用自動車の管理者(以下「管理者」という。)は、別表に定めるものとする。

(整備管理者及び職務)

第4条　市長は、道路運送車両法第50条に定める整備管理者を任命するものとする。

(安全運転管理者等及びその職務)

第5条　安全運転管理者及び副安全運転管理者は、道路交通法施行規則(昭和35年総理府令第60号)第9条の9に定める資格を有する職員のうちから市長が任命する。

(職務上の進言の尊重)

第6条　管理者は、整備管理者及び安全運転管理者の職務上の進言については、十分これを尊重しなければならない。

(使用の手続)

第7条　管財契約課の管理に属する庁用自動車(以下「集中管理用自動車」という。)を使用しようとする者は、その使用しようとする日の前日(緊急やむを得ないときは、当日)までに庁用車使用申込書(別記様式)を提出し、又は電子情報処理組織を使用する方法その他の情報通信の技術を利用する方法で市長が定めるものにより庁用車の予約登録を行い、管財契約課長の承認を受けなければならない。

第8条　管財契約課長は、集中管理用自動車の使用を適当と認めたときは、配車しなければならない。

(運行の報告)

第9条　運転者は、その運行に関する記録を自動車運転日報に記載し、その翌日に管理者に報告しなければならない。

(運転者の遵守事項)

第10条　運転者は、管理者の指示に基づき、誠実に庁用自動車を運行しなければならない。

(交通事故等の処理)

第11条　運転者は、庁用自動車の運行中に交通事故その他の事故が発生したときは、法令に定める処理をとり、直ちに所属長及び管財契約課長に報告するとともに、その指示を受けなければならない。

(補則)

第12条　この規程に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。