○飛島村議会議員政治倫理条例

平成29年5月1日

条例第13号

(目的)

第1条 この条例は、村政が村民の厳格な信託によるものであることを認識し、その信託に応えるため、飛島村議会議員(以下「議員」という。)の倫理に関する規律の基本となる事項を定めることにより、議員の政治倫理の意識の向上及び確立に努め、もって健全で民主的な村政の発展に寄与することを目的とする。

(議員の責務)

第2条 議員は、村政に関する権限及び責務を深く自覚し、村民の代表者として、高い倫理意識を持ち、地方自治の本旨に基づき、その使命の達成に努めなければならない。

(政治倫理基準)

第3条 議員は、次に掲げる政治倫理基準を遵守しなければならない。

(1) 村民全体の奉仕者として常に人格と倫理の向上に努め、その地位を利用していかなる金品も授受しないこと。

(2) 村が行う許可、認可又は委託及び請負の契約並びに指定管理者の指定に関し、特定の業者又は団体のため不正な許可及び認可又は契約をするよう働きかけないこと。

(3) 政治活動に関し、企業その他の団体(政党及び政治団体を除く。)から政治的又は道義的批判を受けるおそれのある寄付を受けないこと。また、その後援団体も同様に寄付を受けないこと。

(4) 村職員の公正な職務の執行を妨げ、又はその権限若しくは地位による影響力を不正に行使するよう働きかけないこと。

(5) 村及び村が構成団体となっている一部事務組合等の職員の採用、昇格、異動等の人事に関し、その地位を利用して推薦又は紹介をしないこと。

(6) 村からその活動、運営に対する補助金、助成金又は交付金を受けている法人の代表者の地位に就任しないこと。ただし、やむを得ない事情により、法人の代表者に就任しようとするときは、速やかに議長にその旨を届け出なくてはならない。

2 議員は、政治倫理に反する事実があるとの疑惑を持たれたときは、自ら誠実な態度をもって疑惑の解明に当たるとともに、その責任を明らかにしなければならない。

(請負等に関する制限)

第4条 議員は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第92条の2の規定の趣旨を尊重し、かつ、村民に疑惑の念を生じさせないようにしなければならない。

(審査の請求)

第5条 議員は、第3条第1項各号又は前条の規定(以下「政治倫理基準等」という。)に違反していると認められる議員があるときは、これを証する資料を添付して、議員の3人以上の連署をもって、議長に審査を請求することができる。

2 村民は、政治倫理基準等に違反していると認められる議員があるときは、有権者の20人以上の者の連署をもって、その代表者がこれを証する資料を添付して、議長に審査を請求することができる。

(審査会の設置)

第6条 議長は、前条の請求があったときは、これを審査するため、飛島村議会議員政治倫理審査会(以下「審査会」という。)を設置する。

2 審査会の委員は、議員定数の2分の1以上の人数とし、議員の中から議長が指名する。

3 委員の任期は、審査会が設置された日から審査報告書を議長に提出した日までとする。ただし、委員の任期中に議員の職を離れたときは、議員の職を離れた日までとする。

4 審査会に委員長及び副委員長1人を置き、それぞれ委員の中から互選する。

5 委員長は、審査会を代表して会務を総括し、副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故があるとき又は委員長が欠けたときはその職務を代理する。

(審査会の会議)

第7条 審査会は、委員長が招集する。

2 審査会は、委員の過半数の出席がなければ、会議を開くことができない。

3 審査会の会議は公開とする。ただし、出席委員の3分の2以上の同意を得たときは、非公開とすることができる。

4 委員は、その職務上知り得た秘密を他に漏らしてはならない。その職を退いた後も、また同様とする。

(審査)

第8条 審査会は、必要があると認めるときは、関係者から意見又は事情を聴取し、資料の提出を求めることができる。

2 審査会は、審査を請求した議員又は村民の代表者及び審査の請求の対象とされた議員(以下「対象議員」という。)の意見又は事情を聴取するため、それらの者の出席を求めることができる。

3 対象議員は、審査会に対し、口頭又は書面により弁明することができる。

(審査結果の報告)

第9条 審査会は、審査の結果を取りまとめ、審査結果報告書により議長に報告するものとする。

2 議長は、前項の報告を受けたときは、審査を請求した議員又は村民の代表者及び対象議員に対し、審査結果を通知するものとする。

3 対象議員は、前項の文書を受け取った日から14日以内に限り、議長に弁明書を提出することができる。

4 議長は、第1項の報告の概要を村民に公表するものとする。この場合において、弁明書の提出があったときは、当該弁明書を併せて公表するものとする。

(審査結果の措置)

第10条 議長は、審査会の報告を尊重し、政治倫理基準等に違反すると認められる議員に対し、議会の名誉及び品位を守り、村民の信頼を回復するため、全員協議会に諮り、次に掲げる措置を講ずるものとする。

(1) この条例を遵守させるための警告書の交付及び誓約書の提出

(2) 議会の役職辞任勧告

(3) 議員の辞職勧告

(4) その他議長が必要と認める措置

(委任)

第11条 この条例に定めるもののほか、必要な事項は議長が定める。

附 則

この条例は、公布の日から施行する。

附 則(令和3年条例第10号)

この条例は、公布の日から施行する。

飛島村議会議員政治倫理条例

平成29年5月1日 条例第13号

(令和3年5月6日施行)