(趣旨)

第1条　この要綱は，東海村法定外予防接種事業実施要綱(平成23年東海村告示第33号)に基づかずに自らの負担により流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)のワクチン接種(以下「法定外予防接種」という。)を受けた者に対し，その費用(診察料，ワクチン代及びワクチン接種料を含む。)を予算の範囲内において助成することについて，東海村補助金等交付規則(平成18年東海村規則第43号)に定めるもののほか，必要な事項を定めるものとする。

(助成対象者)

第2条　この要綱の助成金の交付の対象となる者(以下「助成対象者」という。)は，法定外予防接種を受けた村内に住所を有する満1歳以上の就学前の幼児の保護者とする。

(助成金の額)

第3条　助成金の額は，助成対象者が負担した法定外予防接種に要する費用の全額とする。ただし，法定外予防接種1回に要する費用を限度とする。

(助成金の交付の申請)

第4条　助成金の交付を受けようとする助成対象者(以下「申請者」という。)は，東海村法定外予防接種費用助成金交付申請書(様式第1号)により次に掲げる書類を添えて，村長に申請しなければならない。

(助成金の交付の決定等)

第5条　村長は，前条の規定による申請があったときは，当該申請内容を審査の上，助成金の交付の適否を決定し，東海村法定外予防接種費用助成金交付(不交付)決定通知書(様式第2号)により，申請者に通知するものとする。

(交付手続の特例)

第6条　この要綱の助成金の交付の手続については，東海村補助金等交付規則第14条に規定する実績報告及び同規則第15条に規定する確定通知は，省略するものとする。

(助成金交付決定の取消し等)

第7条　村長は，第5条の規定により助成金の交付の決定を受けた申請者が次の各号のいずれかに該当すると認めたときは，助成金の交付の決定の全部又は一部を取り消すことができる。

(台帳の整備)

第8条　村長は，東海村法定外予防接種費用助成金交付台帳(様式第4号)を備え，常に助成状況を明確にしておかなければならない。

(補則)

第9条　この要綱に定めるもののほか，必要な事項は村長が別に定める。