(趣旨)

第1条　この要綱は，B型ウィルス性肝炎又はC型ウィルス性肝炎により，インターフェロン治療又は核酸アナログ製剤治療(以下「肝炎治療」という。)を受ける者の経済的負担を軽減するため，肝炎治療に要する費用の一部を予算の範囲内において助成することについて，東海村補助金等交付規則(平成18年東海村規則第43号)に定めるもののほか，必要な事項を定めるものとする。

(助成対象者等)

第2条　この要綱により肝炎治療に要する費用の助成を受けることができる者(以下「助成対象者」という。)は，村内に住所を有する者で，茨城県肝炎治療費助成事業実施要綱(以下「県要綱」という。)により，保健所長から肝炎治療受給者証の交付を受けているものとする。

(助成対象経費)

第3条　助成金の交付の対象となる経費(以下「助成対象経費」という。)は，助成対象肝炎治療に関し，助成対象者が負担した費用とする。

(助成金の額)

第4条　助成金の額は，助成対象肝炎治療を受けた月ごとに算出した額(助成対象経費の1月当たりの合計額に2分の1を乗じ，1,000円未満の端数を切り捨てた額)の合計額とする。

(助成金の交付の申請)

第5条　助成金の交付を受けようとする者(以下「申請者」という。)は，東海村肝炎治療費助成金交付申請書(様式第1号)により次に掲げる書類を添えて，村長に対し，助成金の交付について申請しなければならない。

(助成金の交付の決定等)

第6条　村長は，前条の規定による申請があったときは，当該申請内容を審査の上，助成金の交付の適否を決定し，東海村肝炎治療費助成金交付(不交付)決定通知書(様式第2号)により，申請者に通知するものとする。

(交付手続きの特例)

第7条　この要綱による助成金の交付の手続きについては，東海村補助金等交付規則第14条に規定する実績報告及び同規則第15条に規定する確定通知は，省略するものとする。

(助成金交付決定の取消し等)

第8条　村長は，第6条の規定により助成金の交付の決定を受けた者が次の各号のいずれかに該当すると認めたときは，助成金の交付の決定の全部又は一部を取り消すことができる。

(台帳の整備)

第9条　村長は，東海村肝炎治療費助成金交付台帳(様式第4号)を備え，常に助成状況を明確にしておかなければならない。

(補則)

第10条　この要綱に定めるもののほか，必要な事項は村長が別に定める。