(目的)

第1条　この要綱は，みまもりを希望する高齢者の自宅を訪問し，高齢者の安否，生活状況等を確認し，その結果を当該高齢者の親族等に連絡する高齢者みまもり訪問サービス事業(以下「事業」という。)を実施することにより，高齢者及び親族等が安心して日常生活を送ることができることを目的とする。

(実施主体)

第2条　この事業の実施主体は，東海村とする。ただし，村長は，事業の一部を適切な運営が確保できると認められる事業者に委託することができる。

(対象者)

第3条　この事業の対象者は，村内に住所を有する70歳以上のひとり暮らしの高齢者(東海村ひとり暮らし高齢者「愛の定期便」事業実施要綱(令和2年東海村告示第57号)の規定による訪問を現に受けている者を除く。)とする。

(利用申請)

第4条　この事業を利用しようとする者(以下「申請者」という。)は，東海村高齢者みまもり訪問サービス事業利用申請書(様式第1号。以下「申請書」という。)に親族等の同意書(様式第2号)を添えて，村長に提出しなければならない。

(利用の決定等)

第5条　村長は，前条の規定による申請があったときは，その内容を審査の上，事業の利用の可否を決定し，東海村高齢者みまもり訪問サービス事業利用決定(却下)通知書(様式第3号)により申請者に通知するものとする。

(変更の届出)

第6条　前条の規定により事業の利用の決定を受けた申請者(以下「利用者」という。)は，申請書の内容に変更が生じたときは，速やかに東海村高齢者みまもり訪問サービス事業利用変更届(様式第4号)を村長に届け出なければならない。

(親族等への連絡)

第7条　村長は，事業を実施したときは，当該実施した日から起算して7日以内に，その結果を利用者の親族等に連絡するものとする。

(利用決定の取消し等)

第8条　村長は，次の各号のいずれかに該当するときは，事業の利用の決定を取り消すことができる。

(費用負担)

第9条　事業の利用に係る費用は，無料とする。

(関係機関との連携)

第10条　村長は，事業を円滑に実施するため，民生委員，ケアマネジャー，警察署その他の関係機関と連携を図るものとする。

(補則)

第11条　この要綱に定めるもののほか，必要な事項は，村長が別に定める。