○砺波市男女共同参画推進条例

平成17年9月27日

条例第15号

目次

第1章 総則(第1条―第7条)

第2章 男女共同参画推進に関する基本的施策(第8条―第14条)

第3章 砺波市男女共同参画市民委員会(第15条・第16条)

第4章 補則(第17条)

附則

第1章 総則

(目的)

第1条 この条例は、男女共同参画の推進に関する基本理念を定め、市、市民及び事業者等の責務を明らかにするとともに、本市の男女共同参画の推進に関する施策の基本となる事項を定めることにより、男女共同参画を総合的かつ計画的に推進し、もって男女共同参画社会を実現することを目的とする。

(定義)

第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(1) 男女共同参画 男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うことをいう。

(2) 積極的改善措置 前号に規定する機会に係る男女間の格差を改善するため必要な範囲内において、男女のいずれか一方に対し、当該機会を積極的に提供することをいう。

(3) 事業者等 市内において事業又は社会活動を行う個人、法人その他の団体をいう。

(4) セクシュアル・ハラスメント 性的な言動により相手方を不快にさせ、若しくはその者の生活環境を害し、又は性的な言動に対する相手方の対応によりその者に不利益を与える行為をいう。

(基本理念)

第3条 男女共同参画の推進は、次に掲げる事項を基本理念として行うものとする。

(1) 男女は平等であり、性別による差別的取扱いを受けることなく、個人として尊重され、その能力を十分発揮し、多様な生き方を選択できるよう人権が尊重されること。

(2) 性別により固定された役割分担を見直し、慣習、制度等が男女の社会における活動の自由な選択を妨げないようにすること。

(3) 市の政策又は事業者等における方針の立案及び決定にあたり、男女が社会の対等な構成員として共同して参画できる機会を確保すること。

(4) 男女が相互の協力と社会の支援の下に、子の養育、家族の介護等の家庭生活における活動について家族の一員としての役割を円滑に果たし、かつ、職場、学校、地域その他の社会における活動を両立できるようにすること。

(5) 男女が互いの性を尊重し、特に女性の身体の特性について十分に配慮するとともに、生涯にわたって心身の健康が確保されること。

(6) 男女共同参画の推進が、国際社会における取組と密接に関係していることを理解し、国際的協調のもとに行われること。

(市の責務)

第4条 市は、前条に定める基本理念(以下「基本理念」という。)にのっとり、男女共同参画の推進に関する施策(積極的改善措置を含む。以下「男女共同参画推進施策」という。)を総合的に策定し、実施しなければならない。

2 市は、男女共同参画の推進にあたり、国及び他の地方公共団体との連携を図るとともに、市民及び事業者等と協力して、男女共同参画推進施策に取り組むものとする。

(市民の責務)

第5条 市民は、基本理念に関する理解を深め、職場、学校、地域、家庭その他の社会のあらゆる分野において、積極的に男女共同参画の推進に寄与するよう努めなければならない。

2 市民は、市が実施する男女共同参画推進施策に協力するよう努めなければならない。

(事業者等の責務)

第6条 事業者等は、基本理念に関する理解を深め、その事業活動において、男女共同参画の推進に努めなければならない。

2 事業者等は、市が実施する男女共同参画推進施策に協力するよう努めなければならない。

(性別による権利侵害の禁止)

第7条 何人も、職場、学校、地域、家庭その他の社会のあらゆる場において、性別により差別した取扱いをしてはならない。

2 何人も、職場、学校、地域、家庭その他の社会のあらゆる場において、セクシュアル・ハラスメントを行ってはならない。

3 何人も、夫婦間を含むすべての男女間において、身体的、精神的、経済的、性的その他の暴力行為を行ってはならない。

第2章 男女共同参画推進に関する基本的施策

(基本計画の策定)

第8条 市長は、男女共同参画を推進するための基本的な計画(以下「基本計画」という。)を策定するものとする。

2 基本計画は、次の事項について定めるものとする。

(1) 男女共同参画を推進するための総合的かつ長期的な目標及び大綱

(2) 前号に基づいて実施すべき具体的な施策

(3) 前2号に掲げるもののほか、施策を推進するために必要な事項

3 市長は、基本計画を策定し、又は変更するときは、第15条に規定する砺波市男女共同参画市民委員会の意見を聴くとともに、市民及び事業者等の意見を反映するよう努めるものとする。

4 市長は、基本計画を策定し、又は変更したときは、これを速やかに公表しなければならない。

(市民及び事業者等の理解を深めるための措置)

第9条 市は、男女共同参画の推進について、市民及び事業者等の理解を深めるため、広報活動その他必要な措置を講ずるものとする。

(男女共同参画推進員の設置)

第10条 市は、男女共同参画の推進を図るため、男女共同参画の推進に係る啓発活動その他の活動を行う砺波市男女共同参画推進員(以下「推進員」という。)を置く。

2 推進員は、地域において基本計画の周知を図るとともに、地域における男女共同参画を推進するため必要な啓発活動その他の活動を行うものとする。

(苦情及び相談への対応)

第11条 市は、市が実施する男女共同参画推進施策又は男女共同参画の推進に影響を及ぼすと認められる施策について、市民又は事業者等からの苦情があった場合は、その処理のために必要な措置を講ずるものとする。

2 市は、性別による差別的取扱い等に関する相談に対して、関係機関との連携を図り、適切に対応するよう努めるものとする。

(調査研究)

第12条 市は、男女共同参画推進施策を策定し、効果的に実施するため、必要な調査研究を行うものとする。

(市民及び事業者等に対する支援)

第13条 市は、市民及び事業者等が行う男女共同参画を推進するために行う活動について、情報の提供その他の必要な支援を行うよう努めるものとする。

(年次報告)

第14条 市長は、毎年、男女共同参画推進施策の実施状況に関する報告書を作成し、公表するものとする。

第3章 砺波市男女共同参画市民委員会

(砺波市男女共同参画市民委員会の設置)

第15条 男女共同参画の推進に関する重要な事項を調査審議するため、砺波市男女共同参画市民委員会(以下「市民委員会」という。)を置く。

2 市民委員会は、男女共同参画の推進に関する事項について市長の諮問に応ずるほか、男女共同参画の推進に関し必要な事項について、市長に意見を述べることができる。

(市民委員会の組織)

第16条 市民委員会は、市長が委嘱する15人以内の委員で組織する。

2 委員の任期は2年とし、委員が欠けた場合に補充された委員の任期は、前任者の残任期間とする。

3 市民委員会に、会長及び副会長各1人を置き、委員が互選する。

4 会長は、市民委員会を代表し、会務を総理する。

5 副会長は、会長を補佐し、会長に事故があるときは、その職務を代理する。

6 前各号に定めるもののほか、市民委員会の運営に関し必要な事項は、会長が市民委員会に諮って定める。

第4章 補則

(委任)

第17条 この条例の施行に関し必要な事項は、市長が別に定める。

附 則

この条例は、公布の日から施行する。

砺波市男女共同参画推進条例

平成17年9月27日 条例第15号

(平成17年9月27日施行)