○遠野市補助金交付規則

平成17年10月1日

規則第65号

(趣旨)

第1条 この規則は、法令その他に特別の定めがある場合を除くほか、補助金に係る予算の執行の適正化を図るため、補助金の交付に関し必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条 この規則において「補助事業」とは、補助金の交付の対象となる事務又は事業をいい、「補助事業者」とは、補助事業を行うものをいう。

(交付の対象等)

第3条 補助金の交付の目的、対象、要件及び補助額又は補助率等は、別に定める。

(交付の申請)

第4条 補助金の交付を受けようとする者は、別に定めるところにより補助事業の目的、内容及びそれに要する経費その他必要な事項を記載した申請書に関係書類を添えて、市長に提出しなければならない。

(交付の決定)

第5条 市長は、前条の規定による提出書類を審査し、必要に応じて現地調査等を行い、適当と認めたときは、補助金の交付を決定する。

2 前項の場合において、補助金の適正な交付を行うため必要があるときは、当該補助事業の遂行を不当に困難とさせない範囲で、その申請に係る事項について修正を加えることができる。

(交付の条件)

第6条 次に掲げる事項は、補助金の交付の決定に付する条件とする。

(1) 補助事業に要する経費の配分の変更(市長が定める軽微な変更を除く。)をする場合には、市長の承認を受けること。

(2) 補助事業の内容の変更(市長が定める軽微な変更を除く。)をする場合には、市長の承認を受けること。

(3) 補助事業を中止し、又は廃止する場合には、市長の承認を受けること。

(4) 補助事業が予定期間内に完了しない場合又は補助事業の遂行が困難となった場合には、市長に報告してその指示を受けること。

2 前項に規定するもののほか、市長は、補助金の交付の目的を達成するため必要な条件を付することができる。

(決定の通知)

第7条 市長は、補助金の交付を決定したときは、速やかにその決定の内容及び前条第2項の規定により条件を付した場合にはその条件を、補助金の交付の申請をした者に通知する。

(申請の取下げ)

第8条 補助金の交付の申請をした者は、前条の規定による通知を受領した場合において、当該通知に係る補助金の交付の決定の内容又はこれに付された条件に不服があるときは、市長が定める期日までに、申請の取下げをすることができる。

2 前項の規定による申請の取下げがあったときは、当該申請に係る補助金の交付の決定は、なかったものとみなす。

(事情変更による決定の取消し等)

第9条 市長は、補助金の交付の決定をした場合において、その後の事情の変更により特別の必要が生じたときは、補助金の交付の決定の全部若しくは一部を取り消し、又はその決定の内容若しくはこれに付した条件を変更することができる。ただし、補助事業のうち、既に経過した期間に係る部分については、この限りでない。

2 前項の規定により補助金の交付の決定を取り消すことができる場合は、次の各号のいずれかに該当する場合に限る。

(1) 天災地変その他補助金の交付の決定後生じた事情の変更により、補助事業の全部又は一部を継続する必要がなくなった場合

(2) 補助事業者が補助事業を遂行するため、必要な土地その他の手段を使用することができないこと、補助事業に要する経費のうち補助金によって賄われる部分以外の部分を負担することができないことその他の理由により、補助事業を遂行することができない場合

3 第1項の規定による補助金の交付の決定の取消しにより、特別に必要となった次に掲げる経費については、補助金を交付する。

(1) 補助事業に係る機械、器具及び仮設物の撤去その他の残務処理に要する経費

(2) 補助事業を行うために締結した契約の解除により必要となった賠償金の支払に要する経費

4 第7条の規定は、第1項の処分をした場合について準用する。

(補助事業の遂行)

第10条 補助事業者は、この規則並びに補助金の交付の決定の内容及びこれに付した条件その他市長の指示に従い、善良な管理者の注意をもって補助事業を遂行しなければならず、いやしくも補助金を他の用途へ使用してはならない。

(補助事業の遂行指示)

第11条 市長は、補助事業者が補助事業を補助金の交付の決定の内容又はこれに付した条件に従って遂行していないと認めるときは、その者に対し、当該補助事業を遂行すべきことを指示することができる。

2 市長は、補助事業者が前項の指示に違反したときは、当該補助事業の遂行の一時停止を命ずることができる。

(決定の変更)

第12条 市長は、補助事業の内容の変更の承認又は補助事業の内容の変更をした場合において、当該変更に伴い必要なときは、補助金の交付の決定の変更をする。

2 第7条の規定は、前項の場合について準用する。

(補助金の交付)

第13条 補助事業者は、市長が定めるところにより、補助事業が完了したとき(補助事業の廃止の承認を受けたときを含む。)は、補助金請求書に関係書類を添えて、市長に提出しなければならない。

2 市長は、前項の規定による書類を受理した場合において、当該書類を審査し、必要に応じて現地調査を行い、補助事業の成果が補助金の交付の決定の内容及びこれに付した条件に適合すると認めたときは、速やかに補助金を交付する。

(是正のための指示)

第14条 市長は、前条第1項の書類を受理した場合において、補助事業の成果が補助金の交付の決定の内容及びこれに付した条件に適合しないと認めるときは、これに適合させるための措置をとるべきことを、当該補助事業者に対して指示することができる。

2 前項の規定による指示に従い措置を行った場合には、その結果を市長に報告しなければならない。

(決定の取消し)

第15条 市長は、補助事業者が次の各号のいずれかに該当する場合には、補助金の交付の決定の全部又は一部を取り消すことができる。

(1) 第6条第1項に規定する条件又は同条第2項の規定に基づき付した条件に違反したとき。

(2) 第11条又は前条の規定による指示に違反したとき。

(3) 補助金を他の用途に使用したとき。

(4) 偽りその他不正の手段により補助金の交付を受けたとき。

2 前項の規定は、補助金の交付があった後においても、適用があるものとする。

3 第7条の規定は、第1項の規定による取消しをした場合について準用する。

(補助金の返還)

第16条 補助事業者は、前条の規定により補助金の交付の決定を取り消された場合において、当該取消しに係る部分に関し、既に補助金が交付されているときは、市長の命ずるところにより、その補助金を返還しなければならない。

2 前項の規定は、第12条第1項の規定による補助金の交付の決定を変更した場合について準用する。

(延滞金)

第17条 市長は、補助事業者が補助金の返還を命ぜられ、これを納期日までに納付しなかったときは、納期日の翌日から納付の日までの日数に応じ、その未納付額につき年10.95パーセントの割合で計算した延滞金を市に納付させることができる。

(他の補助金の一時停止等)

第18条 市長は、補助事業者が補助金の返還を命ぜられ、当該補助金又は延滞金の全部又は一部を返還しない場合において、その者に対して同種の事務又は事業について交付すべき補助金があるときは、相当の限度においてその交付を一時停止し、又は当該補助金と未納付額とを相殺することができる。

(財産処分の制限)

第19条 補助事業者は、補助事業により取得し、又は効用の増加した次に掲げる財産を、補助金の交付の目的に反して使用し、譲渡し、交換し、貸し付け、又は担保に供しようとする場合は、市長の承認を受けなければならない。

(1) 不動産

(2) 機械及び重要な器具で市長が指定するもの

(3) その他市長が特に必要があると認めて指定するもの

(その他)

第20条 この規則に定めるもののほか、この規則の施行に関し必要な事項は、市長が別に定める。

附 則

(施行期日)

1 この規則は、平成17年10月1日から施行する。

(経過措置)

2 この規則の施行の日の前日までに、合併前の遠野市補助金交付規則(昭和33年遠野市規則第9号)又は宮守村補助金交付規則(昭和32年宮守村規則第4号)の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、それぞれこの規則の相当規定によりなされた処分、手続その他の行為とみなす。

遠野市補助金交付規則

平成17年10月1日 規則第65号

(平成17年10月1日施行)