○豊島区ゆりかご・としま事業実施要綱

令和2年5月1日

池袋保健所長決定

(目的)

第1条 本事業は、東京都が定める「とうきょうママパパ応援事業実施要綱」に基づき、豊島区が実施するのであり、「としま鬼子母神プロジェクト事業」の一環として、全ての子育て家庭に対して妊娠期から行政の保健師等の専門職が面接・相談等の支援を行うことにより出産・子育てに関する不安を軽減するとともに、各家庭のニーズに応じた支援を妊娠期から子育て期にわたって切れ目なく行うことにより、妊婦並びに乳幼児及びその保護者の心身の健康の保持及び増進を図る。

(対象者)

第2条 原則として、豊島区に住民登録のある妊産婦等及び就学前までの子育て世帯。ただし、区長が必要があると認めた場合はこの限りではない。

(事業内容)

第3条 以下の業務を実施するものとする。

1 妊娠期から子どもの就学までの子育て期にわたる母子保健や育児に関する相談に対応する。

2 保健師、助産師又は看護師が妊婦への面接を行い、心身の状態や家庭の状況を把握する。妊娠の届出をした全ての妊婦に面接の機会を設けること。ただし、子育て家庭を包括的に支援する観点から、子育て支援のニーズ等についても把握すること。

3 支援を必要とする者が利用できる母子保健サービス等を選定し、情報提供を行う。なお、必要に応じて母子保健サービス等を実施する関係機関の担当者に直接つなぐなど、積極的な関与を行うこととする。

4 2の面接を受けた妊産婦に育児パッケージ(子育て用品等)を配布する。育児パッケージの内容は、現金以外で子育て支援に資するものを選定する。

5 以下のいずれかに該当する者に対して、支援プランを作成し、きめ細かい支援を実施する。

(ア)心身の不調や育児不安があることなどから手厚い支援を要する者

(イ)家族からの援助が受けられないなどのリスク要因が認められる者

(ウ)その他、継続的な支援を希望する者等

6 支援プランを作成したケースについて、一定期間支援を実施した後、効果検証を行う。効果検証を行った結果、更に継続的な支援が必要な場合は、プランの更新をしながら子どもが就学するまで支援する。効果検証は、乳幼児健診の実施に合わせて行うなど、あらかじめ実施時期を定めておくこと。ただし、最初のプラン作成から1回目の効果検証までの間隔は1年を超えないものとし、1回目の効果検証でプランを更新した場合において、次の効果検証までの間隔も同様とする。

なお、効果検証は、あらかじめ定めた時期に加えて行うことを妨げない。

(面接・支援計画)

第4条 原則として、一人の妊産婦につき、妊娠届出時と出産後に面接を実施する。

2 妊婦についての面接は、健康推進課並びに長崎健康相談所の保健師又は助産師が行い、面接終了者に育児パッケージを交付する。

3 産婦についての面接は、子育て支援課子育てインフォメーション及び子ども家庭支援センター職員が行い、面接終了者に育児パッケージを交付する。

4 前項の対象者の中で前条の5に該当し、継続的な支援が必要と判断した場合は、健康推進課並びに長崎健康相談所の保健師又は助産師は支援計画を作成し、必要に応じて児が就学に至るまで子育て支援課と連携して継続的に支援を行う。

(育児パッケージ)

第5条 妊娠期に5,000円相当分、出産後に5,000円相当分とし、どちらか一方の交付も可とする。

(新型コロナウイルス感染予防対策に係る育児パッケージ)

第6条 妊婦に対する新型コロナウイルス感染症への感染防止の観点から、令和2年5月14日から令和3年3月31日に面接、またはアンケートに基づく健康確認を終えた妊婦に対して、前条の育児パッケージに加えて10,000円相当のタクシーにも使える商品券を配付する。

(その他)

第7条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は部長(池袋保健所長)が別に定めるものとする。

附 則

1 この要綱は、令和2年5月1日から施行し、令和2年4月1日から適用する。

2 この要綱を施行するために必要な準備行為は、この要綱の施行前においても行うことができる。

3 この要綱の制定に伴い廃止した豊島区ゆりかご・としま事業実施要綱(平成27年7月3日 部長決定)に基づく処理は、本要綱により処理したものとみなす。

豊島区ゆりかご・としま事業実施要綱

令和2年5月1日 池袋保健所長決定

(令和2年5月1日施行)