(趣旨)

第1条　この規則は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第162号。以下「法」という。)第47条の2第2項の規定に基づき、同条第1項に規定する県費負担教職員(以下「県費負担教職員」という。)を免職し、引き続いて県の常時勤務を要する職(同項に規定する常時勤務を要する職をいう。)に採用する場合における事実の確認の方法その他県費負担教職員が同項各号に該当するかどうかを判断するための手続に関し必要な事項を定めるものとする。

(事実の確認の方法)

第2条　鳥取県教育委員会(以下「教育委員会」という。)は、県費負担教職員が法第47条の2第1項各号に該当するかどうかを判断しようとするときは、市町村又は法第2条の市町村の組合に置かれる教育委員会(以下「市町村教育委員会」という。)に対して、次に掲げる事項について書面による報告又は資料の提出を求めることにより、事実の確認を行うものとする。

(判断手続)

第3条　教育委員会は、県費負担教職員が法第47条の2第1項各号に該当するかどうかを判断するに当たっては、別に定めるところにより設置する審査委員会の意見を聴くものとする。

(医師からの意見聴取)

第4条　教育委員会は、県費負担教職員が法第47条の2第1項各号に該当すると認められる場合において、その原因が心身の故障である疑いがあるときは、医師の意見を聴くものとする。

(委任)

第5条　この規則に定めるもののほか、この規則の施行に関し必要な事項は、教育長が別に定める。