(目的)

第1条　この条例は、富士見町の善良な風俗を保持し、健全な生活環境の向上を図るため、モーテルの建築(増改築及び用途変更を含む。以下同じ。)について、必要な規制をすることを目的とする。

(定義)

第2条　この条例において「モーテル」とは、洋式和式の構造を問わず宿泊(休憩を含む。以下同じ。)料を受けて、人を宿泊させる為めの施設で、外部としや断できる個室を持ち、かつ個室ごとに駐車施設を併設するもの、又はこれに準ずるものをいう。

(届出)

第3条　富士見町においてモーテルを建築しようとする者(以下「建築主」という。)は建築基準法(昭和25年法律第201号)に基づく確認の申請書及び建築の届け出の提出前にその建築について町長に届け出なければならない。

(勧告)

第4条　町長は前条に規定するモーテル建築の届け出があつたときは、その建築によつて当該地域の生活環境をそこなうおそれがあると認めた場合は、建築主に対し、その計画の中止又は変更を勧告するものとする。

(審査会の組織等)

第5条　審査会は委員25名以内で組織する。

(審査会の会長及び副会長)

第6条　審査会に会長及び副会長1名を置き、委員のうちから互選する。

(審査会の会議)

第7条　審査会の会議は、会長が必要に応じ招集し、議長となる。

(関係者の出席要請)

第8条　審査会の審査について必要があると認めるときは、審査会は建築主、その他関係者の出席を求めることができる。

(庶務)

第9条　審査会の庶務は、建設課において処理する。

(委任)

第10条　この条例に定めるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は町長が別に定める。

(罰則)

第11条　第3条の規定に違反して届出をせず又は虚偽の届出をした者は2万円以下の罰金に処する。