○富士見町森のエネルギー推進事業補助金交付要綱
平成28年2月19日
告示第14号
(趣旨)
第1条 この要綱は、長野県森のエネルギー推進事業実施要領(平成18年5月1日付け18信木第15号)の規定に基づき、森のエネルギー推進事業の実行経費に対し予算の範囲内で補助金を交付することについて、富士見町補助金等交付規則(昭和51年富士見町規則第7号。以下「規則」という。)に定めのあるもののほか、必要な事項を定めるものとする。
(1) ペレット 間伐材や製材端材等の木材を粉砕したオガ粉を円筒形に固めた木質燃料をいう。
(2) ペレットストーブ ペレットを燃料に使用するストーブで、ペレットの自動供給機能を有するものをいう。
(3) ペレットボイラー ペレットを燃料に使用するボイラーで、ペレットの自動供給機能を有するものをいう。
(補助金交付対象者等)
第3条 この事業の補助対象者、補助対象経費、採択基準及び補助率は次の表のとおりとする。
補助対象者 | 補助対象経費 | 採択基準 | 補助率 |
町内に住居若しくは事業所等を有する個人又は事業者であって、地方公共団体及び公共的団体を除く者 | 個人住宅、会社、店舗等において使用するペレットストーブ又はペレットボイラーに係る経費のうち本体購入経費(未使用品に限る) | 次の基準を全て満たすものであること。 (1) 対象とするペレットストーブ又はペレットボイラーは、県内に事業所又は代理店を有する者から購入するものであること。 (2) 使用するペレットは、県内に販売店があるものとし、長野県の林業及び木材産業の利用促進に資する県産間伐材を利用したものとすること。 (3) 県産間伐材を利用したペレットの供給者と次の事項について協定を締結すること。 ア 取扱予定量 イ 協定の期間(3年以上とすること。) ウ 価格の決定方法 (4) 年間800kg以上のペレットを使用すること。 | 2分の1以内。ただし、1台につき、10万円を上限とする。 |
(事業計画書)
第4条 この事業を実施しようとする者は、富士見町森のエネルギー推進事業計画書(様式第1号)を町長に提出するものとする。
2 前項の規定により提出する補助金交付申請書には、次に掲げる書類を添付しなければならない。
(1) 対象ストーブ等の本体の購入に要する費用の見積書の写し
(2) 設置予定箇所の位置図
(3) 対象ストーブ等の形状及び規格が分かるもの
(4) ペレット供給者と締結した協定書の写し
(5) 諏訪地区林業再生協議会部会入会申込書
(6) 前各号に掲げるもののほか、町長が必要と認める書類
(事業の変更)
第6条 この事業の実施にあたり計画内容の重要な変更を行おうとするときは、富士見町森のエネルギー推進事業計画変更申請書(様式第5号)を町長に提出するものとする。
2 町長は、前項に規定する申請があったときは、内容を審査し、適当と認められる場合は、変更の承認を決定するものとする。
(調査)
第8条 町長は、前条に規定する実績報告書の提出があったときは、次に掲げる事項について調査を実施するものとする。
(1) 事業執行に関する事務手続の確認
(2) ペレットストーブ又はペレットボイラー(以下「ストーブ等」という。)の購入先及び代金の支払いの確認
(3) ストーブ等の運転状況の確認
(4) その他事業計画書に記載された事項の確認
2 前項の報告の期限は、事業完了年度の翌年度の6月末までとする。
(事業の中止、廃止又は完了期限延長)
第12条 事業の中止、廃止又は完了期限延長をしようとするときは、森のエネルギー推進事業中止(廃止、完了期限延長)申請書(様式第10号)を町長に提出するものとする。
2 町長は、前項に規定する申請書の提出があったときは、内容を審査し、やむを得ないと認められる場合は、中止、廃止又は完了期限延長を承認するものとする。
(事故報告)
第13条 処分制限期間内に天災その他の事故により、補助事業により取得した設備等の財産に事故があったときは、町長に届け出るものとする。
2 町長は、前項に規定する報告を受けたときは、現地を調査するものとする。
(補則)
第14条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は別に町長が定める。
附則
この要綱は、平成28年4月1日から施行する。