(目的)

第1条　この要綱は、公共施設、医療機関、商店等への外出に不便をきたしている交通弱者の移動手段を確保し、交通不便地域の解消を図るため、まんのう町デマンドタクシー(以下「デマンドタクシー」という。)の運行事業の実施に関し必要な事項を定め、もって多くの町民にとって暮らしやすいまちづくりの推進に資することを目的とする。

(愛称)

第2条　デマンドタクシーの愛称は、「あいあいタクシー」とする。

(利用対象者)

第3条　デマンドタクシーを利用することができる者は、本町の区域内に住所を有する者とする。ただし、乗車しようとする者が次の各号のいずれかに該当する場合は、その乗車を断ることができる。

(地区別運行範囲)

第4条　デマンドタクシーの運行範囲は、表のとおりとする。

(運行時間等)

第5条　デマンドタクシーの運行時間は、まんのう町デマンドタクシー条例(以下「条例」という。)第3条第1項で定める運行日の午前8時から午後5時までとし、運行時刻は規則第2条第3項で定めるとことによる。ただし、条例第3条第3項に定める事由により町長が必要があると認めるときは、運行時間及び運行時刻を変更する。

(運行日)

第6条　デマンドタクシーの運行日は、条例第3条第1項のとおりとする。ただし、条例第3条第3項に定める事由による町長が必要であると認めるときは、運行日を変更し、又は臨時に運休日とすることができる。

(利用手続等)

第7条　デマンドタクシーを利用しようとする者は、規則第3条に定める「まんのう町デマンドタクシー利用登録票」を町長に届け出なければならない。また、登録された内容を変更する時も同様とする。

(費用の負担)

第8条　利用者は、乗車1回当たり、条例第6条第1項(別表)に定める使用料を支払わなければならない。ただし、乳幼児及び乗り継ぎがあった場合の当該乗り継ぎ後の費用の負担は要しないものとする。

(共通パス券の発行)

第9条　定期券は、琴参バス株式会社との連携により共通パス券として町内路線バス区間を乗車することができる。

(運行基準)

第10条　町長は、デマンドタクシーの適正な運行及び利用者の安全を確保するため、運行基準を別に定めるものとする。

(事業の委託)

第11条　会長は、事業の実施にあたり、当該事業の一部を適切に運営ができると認められる事業者に委託することができる。

(事故報告)

第12条　事業者は、この事業に係る業務において事故が発生した場合は、迅速かつ的確にこれに対応し、町長に速やかに報告しなければならない。

(その他)

第13条　この要綱に定めるもののほか必要な事項は、町長が別に定める。