(趣旨)

第1条　この条例は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2の規定に基づき、まんのう町大川山キャンプ場の設置及び管理に関して必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条　この条例において「キャンプ場」とは、キャンプ場の敷地及びその施設並びに附帯施設及びその敷地を指すものとする。

(目的)

第3条　キャンプ場は、森林の総合的利用を図ることによって自然に親しむ機会を与え、本町林業の振興を図り、もって住民の福祉の増進に資することを目的とする。

(名称及び位置)

第4条　大川山キャンプ場の名称及び位置は、次のとおりとする。

(指定管理者による管理)

第5条　キャンプ場の管理は、まんのう町公の施設の指定管理者に関する条例(平成19年まんのう町条例第29号)に基づいて、町長が指定するもの(以下「指定管理者」という。)に行わせることができる。この場合において第7条から第9条、第11条及び第12条中「町長」とあるのは「指定管理者」と読み替えるものとする。

(業務)

第6条　前条の規定により指定管理者に行わせる管理の内容は、次に掲げる業務とする。

(使用)

第7条　キャンプ場は、設置の目的に沿って利用者の使用に供する。キャンプ場を使用しようとする者(以下「使用者」という。)は、あらかじめ町長の承認を得なければならない。

第8条　町長は、公益の維持及びキャンプ場の保全管理上支障があると認めるときは、キャンプ場の使用を承認しないことができる。

第9条　使用者は、この条例及びこの条例に基づく規則に規定する事項を遵守するほか、常に善良な使用者としての注意をもって使用しなければならない。

(権利の譲渡等の禁止)

第10条　使用者は、キャンプ場を使用する権利を他に譲渡し、又は転貸してはならない。

(損害賠償)

第11条　使用者は、その責に帰すべき事由によりキャンプ場をき損又は滅失したときは、町長の指示するところにより使用者の負担においてこれを原状に復し、又は損害を賠償しなければならない。

(使用の変更)

第12条　第7条の承認を受けた者は、その申請の内容を変更しようとするときは、町長の承認を受けなければならない。ただし、軽易な事項その他町長が定める事項については、この限りでない。

(使用料)

第13条　キャンプ場の使用料は、別表に定めるとおりとする。

(利用料金)

第14条　前条の規定にかかわらず、町長が適当と認めるときは、指定管理者にキャンプ場の利用に係る料金(以下「利用料金」という。)を当該指定管理者の収入として収受させることができる。

(委任)

第15条　この条例に定めのあるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は、町長が規則で定める。