○白糠町ヒグマ駆除事業に関する規則

平成27年3月31日

規則第19号

(目的)

第1条 この規則は、町内におけるヒグマによる危険の予防及び円滑な駆除を図り、もって町民の生活の安定と農林水産業等の振興に資することを目的とする。

(定義)

第2条 この規則において「駆除事業」とは、ヒグマの出没による被害の予防・警戒及びヒグマの駆除に係るものをいう。

(委嘱)

第3条 町長は、駆除事業の実施に当たり、あらかじめ次の各号のいずれかに該当する者の中から、ヒグマ駆除員(以下「駆除員」という。)を委嘱しなければならない。

(1) 一般社団法人北海道猟友会白糠郡支部に所属する者。ただし、音別部会に所属する者は除く。

(2) 狩猟資格者により構成され、かつ、町内に事務所を有する法人に所属する者

(3) 町内在住で狩猟者免許を有する者

(4) 前各号に定める者のほか町長が特に必要と認める者

(出動要請)

第4条 町長は、ヒグマの出没があり、人畜に危害を及ぼす恐れ又は農畜産物等に大きな被害を及ぼすと判断したときは、速やかに駆除員に出動を要請するものとする。

2 駆除員は、特別の事情がない限り、その要請に応えなければならない。

3 町長は、駆除員に対し出動を要請するときは、ヒグマ駆除出動要請書(別記様式第1号)を交付するものとする。

4 町長は、緊急に駆除員の出動が必要であると認めたときは、前項の要請書に代えて、電話等により出動を要請することができる。

(実績報告)

第5条 駆除員は、前条の出動要請による出動を終えたときは、ヒグマ駆除出動実績報告書(別記様式第2号)により駆除等の状況を町長に報告しなければならない。

(報酬及び費用弁償の支給)

第6条 駆除員が第4条の出動要請により出動したときは、その出動日数に応じ1日7,200円の報酬及び白糠町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例(昭和53年白糠町条例第3号)の定めるところにより費用弁償を支給する。

(駆除員の解嘱)

第7条 町長は、駆除員として委嘱した者が、次の各号のいずれかに該当したときは、その者を解嘱することができる。

(1) 出動要請を受けた駆除員が、特別の事由がないのに要請に応じなかったとき。

(2) 実績報告に虚偽の記載をしたとき。

(3) その他町長が駆除員として適正を欠くと認めたとき。

この規則は、平成27年4月1日から施行する。

(平成30年3月30日規則第13号)

この規則は、平成30年4月1日から施行する。

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白糠町ヒグマ駆除事業に関する規則

平成27年3月31日 規則第19号

(平成30年4月1日施行)