(趣旨)

第1条　この条例は、高根沢町農業集落排水事業に要する費用の一部に充てるため、地方自治法(昭和22年法律第67号)第224条の規定に基づく受益者分担金(以下「分担金」という。)を徴収することに関し、必要な事項を定めるものとする。

(受益者)

第2条　この条例において、「受益者」とは、排水処理区域内において、汚水(雨水、家畜し尿及び工場排水を除く。)を排水処理施設に排水する世帯又は事業所等をいう。

(分担金の額及び徴収)

第3条　事業費の一部に充てるため受益者から分担金として、事業費の100分の10以内において、下水道事業の管理者の権限を行う町長(以下「管理者」という。)が定める額を徴収する。

(分担金の徴収方法)

第4条　分担金の徴収は、事業が完了した年度の翌年度より3年に分割して徴収するものとする。ただし、受益者が一括納付の申出をしたときは、この限りでない。

(分担金の減免等)

第5条　天災地変その他特別な事由がある場合において、必要があると認めるときは、分担金を減免し、又はその徴収を延期することができる。

(脱退)

第6条　受益者が地区外へ移動し、その後引き続き施設の使用が見込まれない場合には、脱退届出書を管理者に提出しなければならない。

(受益者の変更)

第7条　受益者に変更があった場合は、その旨を管理者に届け出て、承認を得なければならない。

(委任)

第8条　この条例の施行について必要な事項は、管理者が別に定める。