○富山ガラス工房条例

平成17年4月1日

富山市条例第198号

(設置)

第1条 ガラス工芸を担う人材の育成及び自立の支援並びにガラス工芸に関する知識の普及啓発を図り、もって本市のガラス工芸産業の振興に資するため、富山ガラス工房(以下「ガラス工房」という。)を設置する。

(位置)

第2条 ガラス工房の位置は、富山市古沢152番地とする。

(事業)

第3条 ガラス工房は、次に掲げる事業を行う。

(1) 高度なガラス工芸の技能を有する人材の育成に関すること。

(2) ガラス工芸の技能を有する者で新たに独立して開業しようとするものへの支援に関すること。

(3) ガラス工芸品の開発に関すること。

(4) ガラス工芸に関する資料及び作品の収集及び展示に関すること。

(5) 市民のガラス工芸への理解と関心を深めるための事業

(6) 前各号に掲げるもののほか、ガラス工房の設置目的を達成するために必要な事業

(施設)

第4条 ガラス工房に、次に掲げる施設を置く。

(1) 制作工房

 共同工房

 創作工房

 個人工房

(2) 展示コーナー

(3) 見学コーナー

(4) 前3号に掲げるもののほか、ガラス工房の設置目的を達成するために必要な施設

(指定管理者による管理)

第4条の2 市長は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第3項の規定により、法人その他の団体であって市長が指定するもの(以下「指定管理者」という。)にガラス工房の管理を行わせるものとする。

(指定管理者が行う業務)

第4条の3 前条の規定により指定管理者に行わせる管理の業務は、次のとおりとする。

(1) ガラス工房の施設及び附属設備等の維持管理に関する業務

(2) 第3条各号に掲げる事業に関する業務

(3) 制作工房の使用の承認に関する業務

(4) 制作工房(共同工房を除く。)の使用料の徴収に関する業務

(5) 前各号に掲げるもののほか、ガラス工房の管理に関し市長が必要と認める業務

(開館時間)

第4条の4 ガラス工房(個人工房を除く。次条において同じ。)の開館時間は、午前9時から午後5時までとする。ただし、指定管理者は、特に必要があると認めるときは、市長の承認を得て、臨時にこれを変更することができる。

(休館日)

第4条の5 ガラス工房の休館日は、12月28日から翌年の1月4日までの日とする。ただし、指定管理者は、特に必要があると認めるときは、市長の承認を得て、臨時にこれを変更することができる。

(制作工房の使用対象者)

第5条 制作工房(共同工房を除く。)を使用することができる者は、次に掲げる要件を備える者とする。

(1) 創作工房

 ガラス工芸の制作について経験がある者でガラス工芸の技能及び専門知識を十分有すると市長が認めるものであること。

 創作工房を使用することにより、本市のガラス工芸産業の振興に十分寄与すると市長が認める者であること。

(2) 個人工房

 市内に住所を有する者であること。

 ガラス工芸の制作について5年以上の経験がある者でガラス工芸の技能及び専門知識を十分有すると市長が認めるものであること。

 個人工房を使用することにより、本市のガラス工芸産業の振興に十分寄与すると市長が認める者であること。

(制作工房の使用の承認)

第6条 制作工房を使用しようとする者は、あらかじめ、指定管理者の承認を受けなければならない。

2 前項の承認には、ガラス工房の管理上必要な条件を付することができる。

(使用の不承認)

第7条 指定管理者は、次の各号のいずれかに該当すると認めるときは、制作工房の使用を承認しないものとする。

(1) 公の秩序を乱し、又は善良な風俗を害するおそれがあるとき。

(2) 施設又は附属設備等を損傷するおそれがあるとき。

(3) 前2号に掲げるもののほか、ガラス工房の管理上特に支障があるとき。

(個人工房の使用の承認期間)

第8条 制作工房(個人工房に限る。)の使用を承認する期間は、5年とする。ただし、市長が特に必要と認めるときは、これを延長することができる。

(使用の承認の取消し等)

第9条 指定管理者は、第6条の規定により使用の承認を受けた者(以下「使用者」という。)次の各号(共同工房にあっては第1号から第3号まで及び第7号、創作工房にあっては第1号から第4号まで及び第7号)のいずれかに該当すると認めるときは、使用の承認を取り消し、又は使用を制限し、若しくは停止することができる。

(1) この条例又はこの条例に基づく規則に違反したとき。

(2) 偽りその他不正の手段により使用の承認を受けたとき。

(3) 第6条第2項の規定による承認の条件に違反したとき。

(4) 第5条に規定する要件に該当しなくなったとき。

(5) 使用料を3月以上滞納したとき。

(6) 正当な事由によらないで、1月以上個人工房を使用しないとき。

(7) 第7条各号のいずれかに該当するに至ったとき。

2 前項の規定の適用により使用者が損害を受けても、指定管理者はその賠償の責めを負わない。

(使用料)

第10条 制作工房の使用料は、次のとおりとする。この場合において、当該使用料の額に5円未満の端数があるときは、これを切り捨て、5円以上10円未満の端数があるときは、これを10円に切り上げるものとする。

(1) 共同工房 無料

(2) 創作工房 別表に定める額に100分の108を乗じて得た額

(3) 個人工房 月額30,000円に100分の108を乗じて得た額(ただし、使用期間が1月に満たない場合は、日割計算による。)

2 使用料は、前納とする。ただし、市長が相当の理由があると認めるときは、この限りでない。

(使用料の減免)

第11条 市長は、特に必要があると認めるときは、使用料を減免することができる。

(使用料の還付)

第12条 既納の使用料は、還付しない。ただし、次の各号(個人工房にあっては、第1号)のいずれかに該当するときは、使用料の全部又は一部を還付することができる。

(1) 使用者の責めに帰することができない理由により使用ができなかったとき。

(2) 使用期日の10日前までに使用の取消しを申し出たとき。

(3) 前2号に掲げるもののほか、市長が必要と認めるとき。

(使用権の譲渡等の禁止)

第13条 使用者は、使用の権利を他人に譲渡し、又は転貸してはならない。

(特別の設備)

第14条 使用者は、施設に特別の設備をし、又は変更を加えようとするときは、あらかじめ、指定管理者の承認を受けなければならない。

(原状回復)

第15条 使用者は、使用を終了したとき(第9条第1項の規定により使用の承認を取り消されたときを含む。)は、直ちに施設を原状に回復しなければならない。

(損害賠償)

第16条 ガラス工房の施設又は附属設備等を損傷し、又は滅失した者は、これを原状に回復し、又はその損害を賠償しなければならない。

(入館の制限)

第17条 市長は、次の各号のいずれかに該当する者に対して、入館を拒み、又は退館を命ずることができる。

(1) 施設又は附属設備等を損傷するおそれがある者

(2) 他人に危害を及ぼし、若しくは他人に迷惑となる物品又は動物等を携行する者

(3) 前2号に掲げるもののほか、ガラス工房の管理上特に支障があると認められる者

(委任)

第18条 この条例に定めるもののほか、ガラス工房の管理に関し必要な事項は、規則で定める。

附 則

(施行規則)

1 この条例は、平成17年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行の日の前日までに、合併前の富山ガラス工房条例(平成6年富山市条例第13号)の規定に基づきなされた処分、手続その他の行為は、この条例の相当規定によりなされたものとみなす。

附 則(平成17年9月30日富山市条例第341号)

(施行期日)

1 この条例は、平成18年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行の日の前日までに、この条例による改正前の富山ガラス工房条例第6条第1項の規定によりした承認又は同項の規定によりされた承認の申請は、この条例による改正後の富山ガラス工房条例第6条第1項の規定によりした承認又は同項の規定によりされた承認の申請とみなす。

附 則(平成19年3月26日富山市条例第19号)

この条例は、平成19年4月1日から施行する。

附 則(平成26年3月28日富山市条例第4号)

(施行期日)

1 この条例は、平成26年4月1日から施行する。

別表(第10条関係)

種別

単位

金額(円)

アトリエ

1日

2,000

コールド加工機

1人につき1時間

200

ガラス熔解炉、徐冷炉、グローリーホール(A)

1式につき4時間

5,000

ガラス熔解炉、徐冷炉、グローリーホール(B)

1式につき4時間

5,500

電気炉(1.5kW)

1日

400

電気炉(23kW)

1日

2,400

電気炉(40kW)

1日

4,200

富山ガラス工房条例

平成17年4月1日 条例第198号

(平成26年4月1日施行)