○津幡町消防処務規則

昭和30年7月22日

規則第4号

第1章 総則

第1条 本町の消防の処務に関しては、別に定めるもののほか、この規則の定めるところによる。

第2条 消防長は町長の命を受けて消防関係法令、本町の諸条例及び諸規則に定める職務を遂行すると共に、消防施設及び装備の維持管理と水火災その他非常災害現場における消防活動につき、町長に対しその責任を負う。

第3条 消防長不在又は事故あるとき、先任上級者が消防長代理となってその職務を代行する。

第4条 消防に関する令達は、次のとおりとする。

(1) 条例 地方自治法(昭和22年法律第67号)第14条の規定により議会の議決を経てこれを制定する。

(2) 規則 地方自治法第15条の規定により町長がこれを制定する。

(3) 告示 消防長が管内の全部又は一部に告知する。

(4) 指令 消防長が公共団体又は特定の個人等に対し指令するもの

(5) 訓令 消防長が部下の消防職員に指揮訓令するもの

第5条 消防法(昭和23年法律第186号)その他法令に基づいて発する指示命令は、すべて消防長において行なう。ただし、緊急を要し、消防長の指示を受ける時間的余裕のない場合は、消防署長又はその代理者において、臨機の措置をとり、事後速やかに消防長に報告するものとする。

第2章 日常事務

第6条 消防署における日常事務は、おおむね次の区分により署長が署員にその分担を命ずる。

(1) 一般火災予防に関するもの

(2) 危険物取締に関するもの

(3) 劇場等取締に関するもの

(4) 出火原因に関するもの

(5) 水利、道路に関するもの

(6) 消防機械器具に関するもの

(7) 防火対象物に関するもの

(8) 気象に関するもの

(9) 消防団との連絡に関するもの

(10) その他消防事務

2 前項各事務遂行上、勤務当日又は非番日に管轄区域外に出張させることができる。

第7条 前条に定める事務遂行にあたっては、町長及び消防団と緊密な連繋をとって善処しなければならない。

第8条 署員の日常事務は、第6条に定めるもののほか、監視、作業、休憩とし、その勤務方法は、町長の承認を得て消防長が定める。

第3章 消防組織

第9条 消防自動車及び資機材の整備は、職員全員が協力して保全に努めなければならない。

第10条 消防自動車の保存手入れ及び報告は、次の4種とし、いずれも消防署長の指示によって行われる。

(1) 日常整備 毎日1回各部の点検を行い調整する。

(2) 使用後整備 使用のつど綿密に清掃点検し諸油を補給する。

(3) 定例整備 月2回点検する。

(4) 特別整備 必要に応じ年1回適当の時期に特別に手入れする。

2 前記の整備状況は、そのつど消防長に報告するものとする。

第11条 消防自動車ごとに機械台帳を備え、その規格構成、使用状態、補修、事故等の車歴を記載しなければならない。

第12条 消防車は、消防長から機関員としての資格を与えられた者でなければ運転してはならない。

第13条 水管、破壊具その他の附属消防器材は、主力機械と共にその所在及び員数、機能を点検する等常に整備しなければならない。

第4章 火災出動

第14条 所轄区域内に火災あることを知った場合、署長は、直ちに消防ポンプを出動せしめるとともに、速やかに消防長、町長に報告し、津幡警察署長、県消防保安課長に通報しなければならない。

第15条 消防車が火災現場におもむくときは、交通法規及び消防法第6章の規定に従わねばならない。

第16条 火災現場に到着した場合は、ただちに現地の消防分団及び警察官と連絡、消防法の規定に従い、施設及び機械を最高度に活用して生命、身体及び財産の救護及び損害を最少限度に止めて、火災を鎮圧するよう必要な処置と行動に出なければならない。

第17条 引上げ後は、速やかに消防長に報告すると共に機械器具を整備し、次の出動に備えなければならない。

第18条 消防長は、所轄区域外の災害に対しては、次の区分により応援出動するものとする。ただし、第2号及び第3号の場合は、直ちにそのむね町長に報告しなければならない。

(1) 町長から、応援出動命令があったとき。

(2) 災害地から直接応援出動要請があり事態急を要するとき。

(3) 前2号の場合のほか、災害あることを知り事態急迫し応援を要すると認められるとき。

第19条 所轄区域内の災害として出動した後、現地近くで区域外と知った場合、災害の状況により直ちにそのまま行動を続けることができる。ただし、この場合現地で所轄消防機関と連絡し、その指示によって行動しなければならない。

第5章 文書整備

第20条 消防本部には、地方自治法に基づいて備える簿冊のほか、消防職員名簿を備えなければならない。

第21条 消防署には、第11条に規定するほか次の簿冊を備え、時々整備して置かねばならない。

(1) 沿革史誌

(2) 資材台帳

(3) 資材受払簿

(4) 消防職員給与明細簿

(5) 給貸与品台帳

(6) 教養訓練簿

(7) 所轄区域内地、水利要図

(8) 諸令達簿

(9) 消防法規綴

第22条 往復文書は、文書受発簿によって日付、発送先、受領先のあて名及び件名を記入する。

第23条 消防署には、日誌を作成し、指揮者又はその代理者及び特に指名された者において、次の事項を記入するものとする。

(1) 職務執行に関係ある事項

(2) 気象記録

(3) 災害

(4) その他必要事項

第24条 火災のあったときは、次の要領で概況を調査し消防長に報告しなければならない。

(1) 第1次報告

 発生及び鎮火の日時

 火元の場所及び事態、責任者名

 覚知状況

 被害程度

 人畜の死傷

 気象、地形、地水利状況

 消防状況

(2) 第2次報告

第1次報告要領を評記するほかにつぎを加える。

 消防部隊到着時刻

 罹災者数(消防隊員と一般人に区別)

 火災保険契約

 罹災建物の種別、構造、屋内外の消防設備

 現場周囲の状況

 出動部隊名と人員、機械

 将来への示さ❜❜となった事項

2 前項の調査にあたっては警察署、町当局、消防団、電力会社、損害保険会社、金沢地方気象台と緊密な連絡を行ってその正確を期さなければならない。

第25条 火災に関する記録は、前条に定めるもののほか、次の要領で調査作成し、保存しなければならない。

(1) 覚知の方法と時間

(2) 出動、到着、放水開閉、帰着の時刻

(3) ホースの使用数

(4) 出場時間数

(5) 火災状況

(6) 使用水利と消防状況

(7) 天候、湿度、温度

(8) 損傷器材

(9) その他必要事項

第26条 結了した文書は、その種目に応じ区分して綴込み保管し、重要度により「非常持出」に便するようにしなければならない。

第27条 文書の保管年数は、その案件により消防長が定める。

第28条 この規則によって作成する簿書の様式は、別に消防長が定める。

第6章 公印

第29条 津幡町消防の公印は、この規則の定めるところによる。

第30条 公印とは、公文書に使用する庁印及び職印をいう。

第31条 公印の種類は、次のとおりとする。

(1) 消防本部印

(2) 消防長印

(3) 消防長職務代理者印

(4) 消防署印

(5) 消防署長印

(6) 消防団印

(7) 消防団長印

第32条 公印の寸法、様式、書体及び保管者並びにその数は、別表のとおりとする。

第7章 教養訓練

第33条 はじめて採用した消防吏員に対しては、初任教養として任命後6月以内に消防一般の学科及び実施訓練を行う。

2 消防長は、前項の教養を行うため必要に応じ当該教養を石川県消防学校その他の教育機関にこれを委託することができる。

第34条 現任消防吏員に対しては、毎週3時間以上現任教養を行う。

第35条 前2条の教養及び訓練は、おおむね次の科目について行う。

(1) 学科

関係法令一般、火災の予防及び鎮圧に必要な事項、社会常識

(2) 実科

消防機械の取扱い、消防訓練、礼式、現地放水訓練その他

第36条 消防長は、毎年度当初にその年の消防訓練計画を作成し、町長の承認を受けるものとする。

第37条 各防火対象物及び町地区につき各種災害を想定し、次の事項を基礎として訓練し、これによって消防計画を樹立するものとする。

(1) 対象物に対し消防力を充分発揮すること。

(2) 所轄区域内各分団との連けい❜❜動作

(3) 地形、水利、道路の状況

(4) 災害発生時期と気象関係

(5) 昼間時と夜間時

(6) 建築物の状況(特に包装物品の易燃度と危険度)

(7) 対象物内の人命救助

(8) 関係方面との通報、連絡

第8章 表彰

第38条 町長は、消防職員がつぎの各号の一に該当するときは、これを表彰する。

(1) 生命の危険をおかして職務を遂行し、その行為が一般職員の模範たる場合

(2) 有効適切な判断、職務の忠実なる遂行独創の発明、考案をなし一般職員の模範となった場合

(3) 消防職員として社会的名誉となるような行為があった場合

(4) 前3号に掲げるもののほか、賞讃に値する行為のあった場合

第39条 消防長は、消防職員が前条の規定に準ずる行為のあった場合、賞詞又は賞状を授与する。

第40条 町長は、消防職員以外の者で次に掲げる事項について功労のあった者に対し、感謝状及び記念品を授与することができる。

(1) 水火災の予防又は鎮圧

(2) 消防施設への協力

(3) 水火災現場における人命救護

(4) 水火災その他災害現場における警戒防ぎょ及び救護に関し消防職員に対する協力

(5) その他前各号に準ずる行為のあった場合

第9章 附則

第41条 この規則施行に関し必要な事項は、消防長がこれを定める。

附 則

この規則は、公布の日から施行する。

附 則(昭和39年12月24日規則第20号)

この規則は、公布の日から施行する。

附 則(昭和51年4月1日規則第9号)

この規則は、公布の日から施行する。

附 則(昭和63年7月28日規則第13号)

この規則は、公布の日から施行する。

附 則(平成元年3月31日規則第12号)

この規則は、平成元年4月1日から施行する。

附 則(平成元年9月29日規則第23号)

この規則は、公布の日から施行する。

附 則(平成13年3月21日規則第18号)

この規則は、平成13年4月1日から施行する。

附 則(平成13年10月1日規則第34号)

この規則は、公布の日から施行する。

附 則(平成15年3月13日規則第15号)

この規則は、平成15年4月1日から施行する。

附 則(平成19年1月5日規則第2号)

この規則は、平成19年4月1日から施行する。

附 則(平成27年2月26日規則第1号)

この規則は、公布の日から施行する。

別表(第32条関係)

公印名

寸法

書体

使用する文書の範囲

保管者

個数

ひな型

消防本部印

方ミリ24

れい書

消防本部名をもってする文書

消防長

1

画像

消防長印

方ミリ21

てん書

消防長名をもってする文書

消防長

1

画像

消防長職務代理者印

方ミリ21

てん書

消防長職務代理者名をもってする文書

消防次長

1

画像

消防署印

方ミリ23

れい書

消防署名をもってする文書

消防署長

1

画像

消防署長印

方ミリ18

れい書

消防署名をもってする文書

消防署長

1

画像

消防団印

方ミリ30

れい書

消防団名をもってする文書

消防長

1

画像

消防団長印

方ミリ24

れい書

消防団長名をもってする文書

消防長

1

画像

津幡町消防処務規則

昭和30年7月22日 規則第4号

(平成27年2月26日施行)

体系情報
第12編 防/第1章 消防本部・消防署
沿革情報
昭和30年7月22日 規則第4号
昭和39年12月24日 規則第20号
昭和51年4月1日 規則第9号
昭和63年7月28日 規則第13号
平成元年3月31日 規則第12号
平成元年9月29日 規則第23号
平成13年3月21日 規則第18号
平成13年10月1日 規則第34号
平成15年3月13日 規則第15号
平成19年1月5日 規則第2号
平成27年2月26日 規則第1号