○勤務条件に関する措置の要求に関する規則

昭和63年8月1日

公平委規則第3号

(趣旨)

第1条 この規則は、地方公務員法(昭和25年法律第261号。以下「法」という。)第48条の規定に基づき、職員の勤務条件に関する措置の要求及び審査の手続並びに審査の結果執るべき措置に関し必要な事項を定めるものとする。

(平9公平委規則1・一部改正)

(勤務条件に関する措置の要求)

第2条 職員が法第46条の規定により勤務条件に関する措置の要求(以下「措置の要求」という。)をしようとするときは、書面でしなければならない。

2 前項の書面(以下「措置要求書」という。)には、次に掲げる事項を記載し、措置の要求をしようとする職員が署名して正副各1通を適切な資料とともにつくば市等公平委員会(以下「公平委員会」という。)に提出しなければならない。

(1) 措置の要求をしようとする職員の職及び所属部課並びにその氏名

(2) 要求すべき措置

(3) 措置の要求をしようとする理由

(4) 措置の要求をしようとする職員又はその者の属する職員団体が要求すべき措置について既に当局と交渉(法第55条第11項の不満の表明及び意見の申出を含む。以下同じ。)を行ったときは、その交渉経過の概要

(平9公平委規則1・平17公平委規則2・令4公平委規則2・一部改正)

(措置の要求の調査等)

第3条 措置要求書が提出されたときは、公平委員会は、その記載事項及び添付資料並びに要求すべき措置等について調査しなければならない。この場合において、適当と認めるときは、公平委員会は、関係当事者に対し要求すべき措置について交渉を行うよう勧めるものとする。

(平9公平委規則1・一部改正)

(審査)

第4条 公平委員会は、事案の審査のため必要があると認めるときは、措置の要求を行う職員(以下「要求者」という。)その他事案に関係がある者を喚問してその陳述を求め、これらの者に対し書類又はその写しの提出を求め、その他事実調査を行うものとする。

(平9公平委規則1・一部改正)

(要求の取下げ)

第5条 要求者は、公平委員会が事案について判定を行うまでの間は、いつでも措置の要求の全部又は一部を取り下げることができる。

2 前項の規定による取下げは、書面で行わなければならない。

(平9公平委規則1・一部改正)

(審査の打切り)

第6条 公平委員会は、要求者の死亡、所在不明等により事案の審査を継続することができなくなったと認めるとき、又は関係当事者における交渉による事案の解決、要求の事由の消滅等により事案の審査を継続する必要がなくなったと認めるときは、事案の審査を打ち切ることができる。

(平9公平委規則1・一部改正)

(判定)

第7条 公平委員会は、審査を終了したときは、速やかに判定を行い、これを書面に作成して要求者に送達するものとする。

(勧告)

第8条 公平委員会は、判定の結果必要があると認めるときは、当局に対して書面で必要な勧告をしなければならない。この場合において、公平委員会は、その書面の写しを同時に要求者に送達するものとする。

(平9公平委規則1・一部改正)

(補則)

第9条 この規則に定めるもののほか、措置の要求の審査の手続等に関し必要な事項は、公平委員会が定める。

(平9公平委規則1・一部改正)

(施行期日)

1 この規則は、公布の日から施行する。

(筑波郡町村公平委員会規則の廃止)

2 職員の勤務条件に関する措置の要求に関する規則(昭和41年筑波郡町村公平委員会規則第2号)は、廃止する。

(平成9年公平委規則第1号)

この規則は、公布の日から施行する。

(平成17年公平委規則第2号)

この規則は、公布の日から施行する。

(令和4年公平委規則第2号)

この規則は、公布の日から施行する。

勤務条件に関する措置の要求に関する規則

昭和63年8月1日 公平委員会規則第3号

(令和4年6月3日施行)

体系情報
第3編 執行機関/第6章 公平委員会
沿革情報
昭和63年8月1日 公平委員会規則第3号
平成9年7月1日 公平委員会規則第1号
平成17年4月27日 公平委員会規則第2号
令和4年6月3日 公平委員会規則第2号