(目的)

第1条　この規則は、在宅の要介護高齢者等に対して、紙おむつ(パンツ式のもの及び尿取りパッドを含む。以下同じ。)の購入費の一部を助成することにより、介助に係る家族の身体的及び経済的負担の軽減を図り、もって在宅福祉の増進に資することを目的とする。

(地域支援事業)

第1条の2　この規則による紙おむつの購入費の助成は、介護保険法(平成9年法律第123号。以下「法」という。)第115条の45第3項第2号に規定する地域支援事業として行うものとする。

(対象者)

第2条　紙おむつの購入費の助成を受けることができる者(以下「対象者」という。)は、つくば市が行う介護保険の第1号被保険者で、法第19条第1項の要介護認定を受けており、かつ、当該年度(4月1日から5月31日までの間に助成の申請をしたときは、当該申請をした日の属する年度の前年度)において介護保険法施行令(平成10年政令第412号)第39条第1項第1号から第5号までのいずれかに該当するもののうち、次の各号のいずれかに該当するものとする。

(助成の額及び回数)

第3条　紙おむつの購入費の助成額は、対象者1人につき、次に掲げる区分に応じ、当該各号に定める額とする。

(助成の申請)

第4条　紙おむつの購入費の助成を受けようとする者は、次に掲げる事項を記載した書面を市長に提出しなければならない。

(助成の決定等)

第5条　市長は、前条の規定による申請に対し助成することを決定したときは、つくば市在宅要介護高齢者等紙おむつ購入費助成券(以下「助成券」という。)を申請者に交付するものとする。

(助成券の再交付の禁止)

第6条　助成券は、再交付しないものとする。ただし、助成券の汚損等により交換するとき、助成券を紛失した場合で当該助成券が使用されていないことが確認できるときその他市長が必要と認めるときは、この限りでない。

(助成券の有効期限)

第7条　助成券の有効期限は、交付した日の属する会計年度の末日までとする。

(助成券の取扱店)

第8条　助成券は、つくば市在宅要介護高齢者等紙おむつ購入費助成券取扱店(以下「取扱店」という。)において使用することができる。

(助成券の使用等)

第9条　第5条第1項の規定により助成券の交付を受けた者(以下「利用者」という。)は、助成券と引換えに紙おむつを購入することができる。この場合において、紙おむつの価格が助成券の券面額を超えるときは、その差額を取扱店に支払うものとする。

(助成券の目的外使用の禁止)

第10条　利用者は、助成券を使用して、紙おむつ以外のものを購入してはならない。

(助成券等の返還)

第11条　市長は、次の各号のいずれかに該当する場合は、その者から既に交付した助成券を返還させ、又は市が支払った金額の全部若しくは一部を返還させるものとする。