○魚津市まちの環境美化推進条例

平成15年10月1日

条例第39号

魚津市まちの環境美化推進条例

(目的)

第1条 この条例は、まちの良好な生活環境の保全と美化を推進するため、市、市民等、事業者及び土地所有者等の責務を明らかにするとともに、美化を損なう行為の禁止等及び市民の自発的な環境美化活動の推進について必要な事項を定め、市民の手による美しいまちづくりに寄与することを目的とする。

(適用上の注意)

第2条 この条例は、前条に規定する目的を達成するためにのみ適用するものであって、その本来の目的を逸脱してこれを濫用し、市民等及び事業者の権利を不当に侵害することがあってはならない。

(定義)

第3条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(1) 環境美化 だれもが快適に過ごせるよう、生活環境を清潔で美しい状態に保つことをいう。

(2) 市民等 市の区域内(以下「市内」という。)に住所を有する者及び滞在する者(通過する者を含む。)をいう。

(3) 事業者 市内において事業活動を行うすべての者をいう。

(4) 土地所有者等 市内に土地又は建物を所有し、占有し、又は管理する者をいう。

(5) 公共の場所 公園、道路、河川、海岸、水路その他の公共の用に供する場所をいう。

(6) 空き缶等 飲料及び食料等を収納し、又は収納していた缶、びんその他の容器をいう。

(7) 吸い殻等 たばこの吸い殻、チューインガムのかみかす、紙くずその他これらに類するものをいう。

(8) 回収容器 空き缶等を回収するための容器をいう。

(9) き損行為 道路、公園、学校その他の公共の用に供する施設の設備、備品及び造形作品を損傷することをいう。

(10) 落書き 道路、公園、学校その他の公共の用に供する施設に、当該施設の所有者又は管理者の意に反して描かれた文字、図形等で、地域の美観を損ねるものをいう。

(市の責務)

第4条 市は、この条例の目的を達成するため、市民等及び事業者が行う環境美化活動への支援並びに環境美化に関する意識の啓発等、環境美化の推進に係る総合的な施策を計画的に実施しなければならない。

(市民等の責務)

第5条 市民等は、自らが排出した廃棄物は自らの責任において適正に処理し、常に環境美化に努めなければならない。

2 市民等は、次に掲げる事項を行わなければならない。

(1) 自宅及びその周辺において環境美化活動を行うこと。

(2) 家庭の外で自ら生じさせた空き缶等及び吸い殻等を持ち帰り、又は空き缶等にあっては回収容器、吸い殻等にあっては吸い殻入れ等に収納すること。

(3) 屋外で喫煙をするときは、携帯用吸い殻入れを携帯すること。

(4) 飼い犬を綱、鎖等でつなぎ、制御できるようにすること。

(5) 飼い犬を散歩させる場合は、ふんを持ち帰るための用具を携帯すること。

3 市民等は、この条例の目的を達成するために市が実施する施策に対し、協力しなければならない。

(事業者の責務)

第6条 事業者は、市民等に対し、空き缶等その他廃棄物の散乱等を防止するため、環境美化活動に関する意識啓発に努めるとともに、事業所及びその周辺において環境美化活動に努めなければならない。

2 事業者は、公共の場所等にみだりにビラを貼付し、又は立て看板を設置してはならない。

3 事業者は、この条例の目的を達成するために市が実施する施策に対し、協力しなければならない。

(投棄の禁止)

第7条 市民等及び事業者は、みだりに空き缶等及び吸い殻等を、公共の場所及び他人が所有し、占有し、又は管理する場所に捨ててはならない。

(飼い犬のふんの放置の禁止)

第8条 飼い犬の所有者又は管理者は、当該飼い犬が公共の場所及び他人が所有し、占有し、又は管理する場所においてふんを排泄した場合には、そのふんを直ちに回収しなければならない。

(き損、落書きの禁止)

第9条 市民等は、みだりに公共の場所でき損行為及び落書きを行ってはならない。

(回収容器の設置、管理等)

第10条 自動販売機により飲食料を販売する事業者は、その販売によって生ずる空き缶等が投棄されないように回収容器を設置し、これを適正に管理しなければならない。

2 前項の規定により、回収容器を設置した事業者は、回収した空き缶等のうち再資源化の可能なものについて、その再資源化に努めなければならない。

(土地所有者等の責務)

第11条 土地所有者等は、その所有し、占有し、又は管理する土地及び建物の環境美化のため必要な措置を講ずるよう努めなければならない。

2 土地所有者等は、繁茂する雑草、枯れ草又は投棄された廃棄物等を放置して周辺の生活環境を損なうことのないよう適正な管理に努めなければならない。

(指導又は勧告)

第12条 市長は、次に掲げる者に対し、必要な指導を行うことができる。

(1) 第10条第1項に規定する措置を講じない事業者

(2) 第11条第2項に規定する管理をしない土地所有者等

2 市長は、次に掲げる者に対し、期限を定めて必要な措置を講じるよう勧告することができる。

(1) 第7条に違反した者

(2) 第8条に違反した者

(3) 第9条に違反した者

(措置命令)

第13条 市長は、前条第2項の規定による勧告を受けた者が正当な理由がなく当該勧告に従わない場合は、期限を定めて当該勧告に従うよう命令することができる。

(公表)

第14条 市長は、前条の命令を受けた者が正当な理由がなくその命令に従わないときは、その旨を公表することができる。

2 市長は、前項の規定により公表しようとするときは、あらかじめ命令を受けた者に弁明及び証拠の提出の機会を与えなければならない。

(立入調査)

第15条 市長は、この条例の施行に必要な限度において、市長が指定する職員に、空き缶等若しくは吸い殻等が散乱している土地又は自動販売機が設置されている土地若しくは建物の立入調査をさせることができる。

2 前項の規定により立入調査を行う職員は、その身分を示す証明書を携帯し、関係者の請求があったときは、これを提示しなければならない。

3 第1項の規定による立入調査の権限は、犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない。

(環境美化の日)

第16条 市長は、環境美化の推進について市民等及び事業者の関心と理解を深めるために、環境美化の日を設けることができる。

(環境美化活動の推進)

第17条 市は、環境美化活動を推進するにあたり、広く市民等及び事業者の自主的な参加及び協力を求めるものとする。

2 市は、公共の場所の環境美化活動を推進するため、継続的な環境美化活動に協力する市民、事業者及び美化清掃団体(以下「環境美化活動団体等」という。)と環境美化に関する協定を締結するものとする。

3 市は、環境美化活動団体等に対し環境美化活動に必要な支援をするものとする。

4 環境美化活動団体は、地域環境美化活動を推進するために市が実施する施策に協力し、自らの環境美化活動を通じ、市民全体の環境美化意識の向上に寄与するものとする。

(委任)

第18条 この条例の施行について必要な事項は、規則で定める。

(罰則)

第19条 第13条の規定による命令に従わない者は、2万円以下の過料に処することができる。

附 則

この条例は、平成16年4月1日から施行する。

魚津市まちの環境美化推進条例

平成15年10月1日 条例第39号

(平成16年4月1日施行)