○大阪府立大学大学院生命環境科学研究科規程

平成31年4月1日

規程第272号

(趣旨)

第1条 この規程は、大阪府立大学大学院学則(以下「大学院学則」という。)第4条第3項の規定に基づき、大阪府立大学大学院生命環境科学研究科(以下「研究科」という。)に関し必要な事項を定める。

(研究科の教育目的)

第2条 研究科博士前期課程は、生命環境科学の広範な専門知識の教授と研究指導を通して応用生命科学あるいは緑地環境科学の専門領域についての知識と技術、高い倫理観を身に付け、社会の多方面で活躍できる人材を育成する。

2 博士後期課程は、前期課程での教育を基礎として、より研究活動に重点をおいた教育を行い、専門領域における高度な知識や技術、高い倫理観を持ち、総合的な視野や深い洞察力、独創性や自立的研究能力を身に付けた人材を育成する。

3 獣医学博士課程は、応用動物科学を基に、高度獣医臨床、人獣共通感染症を含む環境リスク、食の安全性確保、動物バイオテクノロジーなどの現代社会の高度な要請に応えうる、高い倫理観を持つ人材を育成する。

(専攻及び研究分野)

第3条 研究科に属する専攻及び研究分野は、次表のとおりとする。

専攻

研究分野

応用生命科学専攻

応用生命科学分野

緑地環境科学専攻

緑地環境科学分野

獣医学専攻

動物構造機能学分野

獣医環境科学分野

獣医臨床科学分野

(専攻及び研究分野の教育目的)

第4条 専攻における教育目的は、次のとおりとする。

応用生命科学専攻

応用生命科学専攻は、地球生命系を構成する生物が持つ多彩な生命現象を解明するバイオサイエンスの発展と生物の多様な機能の応用技術としてのバイオテクノロジーの発展に寄与する人材の育成を目的とする。博士前期課程では、応用生命科学における知識と技術、研究倫理を身に付け、社会の多方面で活躍できる人材を育成する。博士後期課程では、応用生命科学における高度な知識や技術を持ち、総合的な視野や洞察力、研究倫理、独創性、自立的研究能力を身に付けた人材を育成する。

緑地環境科学専攻

緑地環境科学専攻は、人間活動も含めた生態系の中で環境や生物群における様々な現象や相互作用のプロセスを解明し、地域の抱える多様な環境問題に対処する技術を培う緑地環境科学の発展に寄与できる人材の育成を目的とする。博士前期課程では、緑地環境科学における知識と技術、研究倫理を身に付け、社会の多方面で活躍できる人材を育成する。博士後期課程では、緑地環境科学における高度な知識や技術を持ち、総合的な視野や深い洞察力、研究倫理、創造性や自立的研究能力を身に付けた人材を育成する。

獣医学専攻

獣医学専攻は、獣医学に関する学識・見識・技術を兼ね備えるとともに、応用動物科学領域で専門別に細分化された知識・技術を統合することにより、社会的要請が増加している動物バイオメディカル関連分野、食の安全及び人獣共通感染症を含めた獣医公衆衛生及び動物衛生分野、病態動物の診断・治療・予防などの臨床分野の各分野において、幅広い視野と深い洞察力、及び高い倫理観を持ち、独創的指導能力を発揮できる国際的な専門家を育成する。

2 研究分野における教育目的は、履修要項において定める。

(教育目標)

第5条 研究科、専攻及び研究分野の教育目標は、履修要項において定める。

(入学者の選考)

第6条 入学者の選考は、教授会において行う。

(授業科目及び単位)

第7条 授業科目及びその単位数は、別表に定めるもののほか、大阪府立大学高等教育推進機構規程別表第2(第5条関係)のとおりとする。

2 大学院学則第4条の3に規定するリーディングプログラムコースにおいて学修する者の授業科目及びその単位数は、前項に規定するもののほか別に定める。

(授業科目の履修)

第8条 授業科目の履修については、履修要項で定める。

(修了要件)

第9条 博士前期課程、博士後期課程及び博士課程(獣医学専攻)の修了要件については、次表のとおりとする。

課程

修了要件

博士前期課程

応用生命科学専攻

30単位以上(必修科目を含む)

緑地環境科学専攻

31単位以上(必修科目を含む)

必要な研究指導を受けた上、修士論文の審査及び最終試験に合格すること

博士後期課程

13単位(必修科目)

必要な研究指導を受けた上、博士論文の審査及び最終試験に合格すること

博士課程(獣医学専攻)

31単位以上(必修科目を含む)

必要な研究指導を受けた上、博士論文の審査及び最終試験に合格すること

2 前項の規定にかかわらず、リーディングプログラムコースにおいて学修する者については、教授会が特に認めた場合に限り、博士前期課程の修了要件中修士論文の審査及び最終試験に代えて大学院学則第17条第2項に規定する博士論文研究基礎力審査とすることができる。

3 大学院学則第17条第1項第18条第1項及び第2項並びに第19条のただし書に定める者の修了要件は、第1項に定める修了要件のとおりとする。

(受講申請)

第10条 学生は、履修する科目を定めて所定の時期に受講の申請を行い、担当教員の承認を受けなければならない。

2 授業時間が重複する2以上の授業科目の受講を申請することはできない。

(単位算定基準)

第11条 各授業科目の単位数は、1単位の履修時間を教室内及び教室外を合わせて45時間とし、次の基準により算定する。

(1) 講義については、教室内における1時間の授業に対して教室外における2時間の準備のための学修を必要とし、15時間の授業をもって1単位とする。

(2) 演習については、教室内における2時間の授業に対して教室外における1時間の準備のための学修を必要とし、30時間の授業をもって1単位とする。

(3) 実験、実習及び実技については、実験室等での学修を必要とし、45時間の授業をもって1単位とする。

(学修の評価)

第12条 学修の評価は、筆記試験若しくは口述試験又は研究報告の審査(以下「試験等」という。)により行う。

(試験等の実施)

第13条 試験等は、授業科目の授業終了の学年末又は学期末に行う。ただし、担当教員が必要であると認めるときは、随時に行うことがある。

2 試験等を行う授業科目、日時その他必要な事項は、その都度公示する。

(試験等の成績)

第14条 試験等の成績の評価に係る評語及び基準は、次表のとおりとする。この場合において、A+、A、B及びCを合格の評語とし、Dを不合格の評語とする。

評語

基準

100点方式による素点

A+

授業目標を大きく上回って達成できている

100点以下90点以上

A

授業目標を上回って達成できている

90点未満80点以上

B

授業目標を達成できている

80点未満70点以上

C

最低限の授業目標を達成できている

70点未満60点以上

D

授業目標を達成できていない

60点未満

(単位の授与)

第15条 試験等に合格した者には、所定の単位を与える。

(学位論文の提出時期)

第16条 大阪府立大学学位規程(以下「学位規程」という。)第5条第1項に規定する学位論文の提出期限は、3月に所定の単位を修得又は修得見込みの者にあっては次の各号に掲げるとおりとし、博士後期課程及び博士課程(獣医学専攻)に在学している者で9月に所定の単位を修得又は修得見込みのものにあっては7月10日とし、その他の者にあっては随時とする。

(1) 博士前期課程に在学している者 1月31日

(2) 博士後期課程及び博士課程(獣医学専攻)に在学している者 1月10日

(学力の確認の方法等)

第17条 学位規程第10条第1項に規定する学力の確認は、学位論文の審査と同時に、学位論文を中心としてこれに関連ある科目及び外国語について口述又は筆記により行う。

2 前項の学力の確認を行う者並びに前項の科目及び外国語の種類等の決定は、教授会において行う。

(転入学)

第18条 本研究科に転入学を志望する者があるときは、教授会の議を経て、学長が、認めることがある。

(転研究科)

第19条 転研究科は、本研究科及び転研究科を志望する研究科の教授会の議を経て、学長が、認めることがある。

(転専攻)

第20条 転専攻は教授会の議を経て、研究科長が、認めることがある。

(科目等履修生、研究生、特別聴講学生及び特別研究学生)

第21条 科目等履修生、研究生、特別聴講学生及び特別研究学生の選考は、教授会において行う。

(委任)

第22条 この規程又は他の規程に別段の定めのあるものを除くほか、研究科の教育研究に関し必要な事項は、研究科長が別に定める。

(施行期日)

1 この規程は、平成31年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 平成23年度以前に入学した者に係る授業科目及び単位数については、この大阪府立大学大学院生命環境科学研究科規程(以下「新規程」という。)別表(第7条関係)の規定にかかわらず、なお従前の例による。

3 平成24年度以前に入学した者に係る授業科目及び単位数については、新規程別表(第7条関係)の規定にかかわらず、なお従前の例による。

4 平成25年度以前に入学した者の専攻及び研究分野は、新規程第3条第1項の規定にかかわらず、なお従前の例による。

5 平成25年度以前に入学した者に係る授業科目及び単位数については、新規程第5条第1項及び第2項の規定にかかわらず、なお従前の例による。

6 平成25年度以前に入学した者の博士前期課程の修了要件は、新規程第9条第2項の規定にかかわらず、なお従前の例による。

7 平成27年度以前に入学した者に係る授業科目及び単位数並びに修了要件については、新規程第7条第1項及び別表(第7条関係)、並びに第9条の規定にかかわらず、なお従前の例による。

(令和2年4月1日規程第232号)

この規程は、令和2年4月1日から施行する。

別表(第7条関係)

応用生命科学専攻

応用生命科学分野

区分

授業科目

単位数

博士前期課程

応用生命科学概論

2

応用生命科学キャリアデザイン

1

応用生命研究プレゼンテーション

1

応用生命科学グローバルプレゼンテーション

1

応用生命科学ゼミナールA

1

応用生命科学ゼミナールB

1

応用生命科学ゼミナールC

1

応用生命科学ゼミナールD

1

応用生命科学研究実験A

3

応用生命科学研究実験B

3

応用生命科学研究実験C

3

応用生命科学研究実験D

3

発酵制御化学特論

1

生物資源循環工学特論

1

生理活性物質化学特論

1

生体高分子機能学特論

1

食品代謝栄養学特論

1

食品素材化学特論

1

微生物機能開発学特論

1

生物有機化学特論

1

生物物理化学特論

1

細胞分子生物学特論

1

機能ゲノム科学特論

1

資源植物学特論

1

植物育種繁殖学特論

1

植物機能利用学特論

1

植物栽培管理学特論

1

Topics of Plant Biotechnology

1

植物栽培生理学特論

1

植物発育生理学特論

1

植物分子育種学特論

1

植物生体防御学特論

1

バイオインフォマティクス特論

2

応用生命科学特別講義A

1

応用生命科学特別講義B

1

応用生命科学特別講義C

1

応用生命科学特別講義D

1

博士後期課程

応用生命科学特別研究実験AⅠ

2

応用生命科学特別研究実験AⅡ

2

応用生命科学特別研究実験BⅠ

2

応用生命科学特別研究実験BⅡ

2

応用生命科学特別研究実験CⅠ

2

応用生命科学特別研究実験CⅡ

2

緑地環境科学専攻

緑地環境科学分野

区分

授業科目

単位数

博士前期課程

緑地環境科学ゼミナールA

1

緑地環境科学ゼミナールB

1

緑地環境科学ゼミナールC

1

緑地環境科学ゼミナールD

1

緑地環境科学研究実験A

2

緑地環境科学研究実験B

2

緑地環境科学研究実験C

2

緑地環境科学研究実験D

2

緑地環境科学特論

2

緑地環境科学入門特論

2

緑地環境科学応用演習

2

緑地環境科学応用実験

2

生態気象学特論

2

生物環境調節学特論

2

土環境学特論

2

水環境学特論

2

緑地保全学特論

2

緑地計画学特論

2

地域生態学特論

2

環境動物昆虫学特論

2

生産環境学特論

2

緑地環境科学特別講義A

2

緑地環境科学特別講義B

2

博士後期課程

緑地環境科学研究法特別演習

4

緑地環境科学特別演習

4

緑地環境科学特別研究

4

獣医学専攻

動物構造機能学分野

区分

授業科目

単位数

博士課程

先端獣医学研究法特別演習

1

動物構造機能学特別演習A

2

動物構造機能学特別演習B

2

動物構造機能学特別演習C

2

動物構造機能学特別研究A

2

動物構造機能学特別研究B

2

動物構造機能学特別研究C

2

動物構造機能学特別研究D

2

動物構造機能学特別研究E

2

動物構造機能学特別研究F

2

動物構造機能学特別研究G

2

動物構造機能学特別研究H

2

統合生体学特別講義A

1

統合生体学特別講義B

1

統合生体学特別講義C

1

統合バイオ機能学特別講義A

1

統合バイオ機能学特別講義B

1

統合バイオ機能学特別講義C

1

先端機器特別演習

1

動物倫理特別講義

1

先端獣医学インターンシップ

1

動物構造機能学特別講義

2

動物バイオテクノロジー特別講義

2

獣医環境科学分野

区分

授業科目

単位数

博士課程

先端獣医学研究法特別演習

1

獣医環境科学特別演習A

2

獣医環境科学特別演習B

2

獣医環境科学特別演習C

2

獣医環境科学特別研究A

2

獣医環境科学特別研究B

2

獣医環境科学特別研究C

2

獣医環境科学特別研究D

2

獣医環境科学特別研究E

2

獣医環境科学特別研究F

2

獣医環境科学特別研究G

2

獣医環境科学特別研究H

2

生体環境制御学特別講義A

1

生体環境制御学特別講義B

1

生体環境制御学特別講義C

1

感染症制御学特別講義A

1

感染症制御学特別講義B

1

感染症制御学特別講義C

1

先端機器特別演習

1

動物倫理特別講義

1

先端獣医学インターンシップ

1

獣医環境科学特別講義

2

動物バイオテクノロジー特別講義

2

獣医臨床科学分野

区分

授業科目

単位数

博士課程

先端獣医学研究法特別演習

1

獣医臨床科学特別演習A

2

獣医臨床科学特別演習B

2

獣医臨床科学特別演習C

2

獣医臨床科学特別研究A

2

獣医臨床科学特別研究B

2

獣医臨床科学特別研究C

2

獣医臨床科学特別研究D

2

獣医臨床科学特別研究E

2

獣医臨床科学特別研究F

2

獣医臨床科学特別研究G

2

獣医臨床科学特別研究H

2

先端病態解析学特別講義A

1

先端病態解析学特別講義B

1

先端病態解析学特別講義C

1

高度医療学特別講義A

1

高度医療学特別講義B

1

高度医療学特別講義C

1

先端機器特別演習

1

動物倫理特別講義

1

先端獣医学インターンシップ

1

獣医臨床科学特別講義

2

動物バイオテクノロジー特別講義

2

大阪府立大学大学院生命環境科学研究科規程

平成31年4月1日 規程第272号

(令和2年4月1日施行)