○大阪公立大学工業高等専門学校特別学修規程
平成31年4月1日
規程第599号
(趣旨)
第1条 この規程は、大阪公立大学工業高等専門学校学則(平成31年4月1日規程第558号。以下「学則」という。)第13条に規定する他の高等専門学校における授業科目の学修又は学則第14条に規定する大学における学修その他文部科学大臣が別に定める学修(以下これらを「特別学修」という。)の単位認定等に関し必要な事項を定めるものとする。
(定義)
第2条 この規程において、特別学修とは、次に掲げる学修をいう。
(1) 他の高等専門学校又は大学等における学修
(2) 本校が認める短期海外留学プログラムにおける学修
(3) 別表に掲げる学修
(他の高等専門学校及び大学における学修の許可手続)
第3条 学生は、他の高等専門学校及び大学における学修を行おうとするときは、他の高等専門学校及び大学における学修許可願(様式第31号)に、関係書類を添えて校長に提出し、許可を受けなければならない。
2 校長は、前項による願い出が教育上有益と認めるときは、これを許可する。
(単位認定の申請手続)
第4条 学生は、特別学修を行い、単位の認定を受けようとするときは、当該年度内に次に掲げる書類を校長に提出し、申請しなければならない。
ア 他の高等専門学校又は大学における学修単位認定願(様式第32―1号)
イ 当該学修を行った教育施設の長の交付する単位修得証明書又は成績証明書
ウ その他校長が必要と認める書類
(2) 第2条第1項第2号に定める学修を行い、単位を修得した者
ア 短期海外留学プログラムにおける学修単位認定願(様式第32―2号)
イ 当該短期海外留学プログラムの修了を確認できる認定書又は証明書
ア 文部科学大臣が別に定める学修による学修単位認定願(様式第33号)
イ 当該学修を証明する合格証書等
3 第2条第1項第2号による学修について認定する単位は、一般科目の単位とする。
附則
この規程は、平成31年4月1日から施行する。
附則(令和3年3月31日規程第87号)
この規程は、令和3年4月1日から施行する。
附則(令和4年4月1日規程第518号)
この規程は、令和4年4月1日から施行する。
附則(令和5年3月31日規程第168号)
この規程は、令和5年4月1日から施行する。
別表 大阪公立大学工業高等専門学校以外の教育施設等における学修単位数
区分 | 科目名 | 名称・成果 | 科目名 | 単位数 | 注意事項 | 〔参考〕試験実施団体名称 | |
一般科目 | 特別学修 (漢字) | 日本漢字能力検定 | 2級 | 特別学修(漢字) | 1 | 日本漢字能力検定協会 | |
特別学修 (実用英語) | 実用英語技能検定 | 準1級 | 特別学修(実用英語) | 3 | 実用英語技能検定とTOEIC(L&R)の認定単位数が同じものは同等とみなし、どちらか一方のみ単位認定する(IPも単位認定可) | 日本英語検定協会 | |
同 | 2級 | 2 | |||||
同 | 準2級★ | 1 | |||||
特別学修 (TOEIC) | TOEIC(L&R) | 800―990点 | 特別学修(TOEIC) | 4 | 国際ビジネスコミュニケーション協会 | ||
同 | 700―795点 | 3 | |||||
同 | 550―695点 | 2 | |||||
同 | 400―545点 | 1 |
※名称・成果欄の「★」は、低学年でも十分に合格の可能性がある資格試験であることを意味する。
※単位数欄が区切られているものについては、第5条が適用される。
区分 | 名称・成果 | 科目名 | 単位数 | 注意事項 | 試験実施団体名称 | |
専門科目 | 技術英語能力検定 | プロフェッショナル | 特別学修 (技術英語) | 3 | 日本技術英語協会 | |
同 | 準プロフェッショナル | 2 | ||||
同 | 1級 | 1 | ||||
統計検定 | 2級以上 | 特別学修 (統計) | 2 | 統計質保証推進協会 | ||
統計検定 | 3級 | 1 | ||||
品質管理検定 | 3級以上 | 特別学修 (品質管理) | 2 | 日本規格協会 | ||
危険物取扱者 | 乙種★ | 特別学修 (薬品安全学) | 1 | 乙種は6種類あるが1種類のみ単位認定 | 消防試験研究センター | |
高圧ガス製造保安責任者丙種化学 (特別試験科目) | 特別学修 (高圧ガス) | 2 | 高圧ガス保安協会 | |||
防災士 | 特別学修(防災) | 1 | 日本防災士機構 | |||
環境計量士 | 特別学修 (環境計量学) | 2 | 環境計量士は2種類あるが1種類のみ単位認定 | 日本環境測定分析協会 | ||
公害防止管理者 | 全種 | 特別学修 (環境管理学) | 2 | 13種類あるが1種類のみ単位認定 | 産業環境管理協会 | |
福祉住環境コーディネーター 検定試験 | 1・2級 | 特別学修 (福祉住環境) | 2 | 福祉住環境コーディネータ協会/東京商工会議所 | ||
福祉住環境コーディネーター 検定試験 | 3級★ | 1 | ||||
カラーコーディネーター検定 | アドバンスクラス | 特別学修(カラー) | 2 | 東京商工会議所 | ||
カラーコーディネーター検定 | スタンダードクラス★ | 1 | ||||
技術士第一次試験 | 特別学修 (技術士第一次験) | 2 | 20部門あるが1部門のみ単位認定 | 日本技術士会 | ||
エネルギー管理士(熱分野) | 特別学修 (エネルギー管理) | 4 | 省エネルギーセンター | |||
ボイラー技士 | 2級 | 特別学修 (ボイラー技士) | 1 | 安全衛生技術試験協会 | ||
アーク溶接特別教育 | ★ | 特別学修 (アーク・ガス溶接) | 1 | 2つとも合格で単位認定 | 近畿中小企業溶接事業協同組合 | |
ガス溶接技能講習 | ||||||
JIS溶接技能者評価試験 | 特別学修 (JIS溶接) | 1 | アーク溶接特別教育を取得していること | 日本溶接協会 | ||
玉掛け技能講習 | ★ | 特別学修(玉掛け) | 1 | 2つとも合格で単位認定 | 日本クレーン協会 | |
床上操作式クレーン運転技能講習 | ||||||
機械設計技術者 | 3級 | 特別学修 (機械設計技術) | 1 | 日本機械設計工業会 | ||
2次元CAD利用技術者 | 1級 | 特別学修(CAD) | 1 | コンピューター教育振興協会 | ||
3次元CAD利用技術者 | 1級 | 特別学修 (三次元CAD) | 1 | |||
ディジタル技術検定(制御) | 1級 | 特別学修 (ディジタル) | 2 | 認定単位数が同じものは同等とみなし、どちらか一方のみ単位認定 | 国際文化カレッジ | |
同 | 2級 | 1 | ||||
ディジタル技術検定(情報) | 1級 | 2 | ||||
同 | 2級 | 1 | ||||
応用情報技術者 | 特別学修 (情報処理技術) | 2 | 情報処理推進機構 | |||
基本情報技術者 | 1 | |||||
ITパスポート | ★ | 特別学修(情報) | 1 | |||
電気工事士 | 第1種 | 特別学修 (電気工事) | 2 | 電気技術者試験センター | ||
電気工事士 | 第2種★ | 1 | ||||
電気主任技術者 | 第1種・第2種 | 特別学修 (電気主任技術) | 6 | 第3種は1科目合格ごとに1単位認定 | ||
電気主任技術者 | 第3種 | 4 | ||||
航空無線通信士 | 特別学修 (航空無線) | 4 | 1科目合格ごとに1単位認定 | 日本無線協会 | ||
第一級陸上特殊無線技士 | 特別学修 (無線技士) | 2 | 認定単位数が同じものは同等とみなし、どちらか一方のみ単位認定 | |||
第二級陸上特殊無線技士 | ★ | 1 | ||||
第一級アマチュア無線技士 | 2 | |||||
第二級アマチュア無線技士 | ★ | 1 | ||||
工事担任者 | 総合通信 | 特別学修 (工事担任) | 4 | 2級と1級はそれぞれ2種類(アナログ・デジタル)あるが1種類のみ単位認定 | 日本データ通信協会 | |
工事担任者 | 1級 | 2 | ||||
工事担任者 | 2級★ | 1 | ||||
電気通信主任技術者 | 特別学修 (電気通信主任技術) | 4 | 1科目合格ごとに1単位認定※工事担任者の合格に伴う科目免除は適用外 |
※名称・成果欄の「★」は、低学年でも十分に合格の可能性がある資格試験であることを意味する。
※単位数欄が区切られているものについては、第5条が適用される。