○うるま市ハブ対策条例

平成17年4月1日

条例第102号

(目的)

第1条 この条例は、市民の生活環境からハブによる被害と脅威を取り除き、もって市民生活の安全と生活環境の向上を図ることを目的とする。

(定義)

第2条 この条例において、次に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号の定めるところによる。

(1) ハブ 琉球列島に生息する有毒蛇類をいう。

(2) ハブ咬症 ハブの咬牙により射出された毒成分によって起きる肉体的病変をいう。

(3) ハブ飼育者等 施設又は装置によりハブを飼育する者又は捕獲、展示等ハブを取り扱うことによって生計を営む者をいう。

(生活環境の整備義務)

第3条 市民は、ハブが生息しないよう生活環境の整備に努めなければならない。

2 市内にある土地、建物等の所有者又は管理者等は、それらがハブの生息場所とならないよう良好な状態で管理しなければならない。

(ハブ拡散防止への協力義務)

第4条 ハブ生息のおそれがある地域で、山地開発、宅地造成等の開発をしようとするものは、ハブの拡散防止に努めなければならない。

(ハブ情報調査への協力)

第5条 ハブを発見、捕獲若しくは補殺した者又はハブ咬症者は、速やかに市長に通報するよう協力しなければならない。

(ハブ飼育等の禁止)

第6条 次条に基づく市長の許可なく、市内でハブを飼育又は展示等をしてはならない。ただし、ハブを捕獲又は譲り受けた日から30日間はこの限りでない。

2 前項ただし書の捕獲者等は、遅滞なく市長に通報するとともに、速やかに処分しなければならない。

(ハブ飼育の許可)

第7条 市長は、ハブ飼育者等から許可申請があったときは、飼育施設や装置等を点検し、適当と認めたときは許可することができる。

(ハブ飼育者等の義務)

第8条 市長の許可を受けたハブ飼育者等は、ハブの管理及び取扱いに当たっては人畜に害を及ぼさないように施設を整備し、安全に管理しなければならない。

2 飼育ハブが逃げた場合、ハブ飼育者等は直ちに市長及び近隣の住民に通報するとともに、被害防止のため捕獲器の設置等、必要な措置をとらなければならない。

3 ハブ飼育者等は、前項によるハブ咬症が発生したときは、遅滞なく市長に報告しなければならない。

(治療費の支給)

第9条 ハブ咬症のため医師の治療を受けた場合は、申請に基づき、5,000円を超えない範囲内で市が支給する。

(補修材料等の助成)

第10条 市長は、ハブの生息するおそれがある構造物等の整備、補修が必要と認めるときは、その資材を予算の範囲内において補助することができる。

(ハブ駆除)

第11条 市長は、ハブによる被害を防止するため、必要があると認めるときは、捕獲装置等の使用によりハブ駆除を行うことができる。

2 市長は、前項による捕獲装置等を使用するときは、あらかじめ当該区域の住民に周知させ、事故防止に努めなければならない。

3 市長は、第1項の規定によるハブ駆除を行う場合には、必要に応じて飼い犬、飼い猫、家畜等の係留又は移動を命ずることができる。

(勧告)

第12条 市長は、管理の粗悪等によりハブの生息場所となるおそれがある土地、建物等の所有者又は管理者に対し、その補修又は整備について勧告することができる。

2 市長は、許可を受けたハブ飼育者等が第8条第1項の規定に違反していると認めるときは、必要な改善措置を勧告することができる。

(許可の取消し及び措置命令)

第13条 市長は、許可を受けたハブ飼育者等が前条第2項の規定による勧告に従わないときは、第7条に基づく許可を取り消し、期間を定めて必要な措置を命ずることができる。

(立入調査)

第14条 市長は、この条例の目的を達成するため必要があると認めるときは、市職員に立入調査を行わせることができる。

2 前項による立入調査をする職員は、その身分を示す証明書を携帯し、関係人の要求があれば提示しなければならない。

(委任)

第15条 この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。

(罰則)

第16条 次の各号のいずれかに該当する者に対しては、2万円以下の罰金又は科料に処する。

(1) 第8条第2項の規定に違反した者

(2) 正当な理由なく前条の規定による調査を拒み、又は質問に対して虚偽の陳述をした者

2 次の各号のいずれかに該当する者に対しては、5万円以下の罰金又は科料に処する。

(1) 第6条第1項の規定に違反した者

(2) 第8条第3項の規定による報告を怠り、又は虚偽の報告をした者

(3) 第13条の規定による措置命令に従わなかった者

附 則

(施行期日)

1 この条例は、平成17年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行の日の前日までに、合併前の具志川市ハブ対策条例(昭和60年具志川市条例第7号。以下「合併前の条例」という。)の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、この条例の相当規定によりなされたものとみなす。

3 この条例の施行の日の前日までにした行為に対する罰則の適用については、なお合併前の条例の例による。

うるま市ハブ対策条例

平成17年4月1日 条例第102号

(平成17年4月1日施行)