○宇土市防犯カメラの設置,管理及び運用に関する要綱

平成31年3月11日

告示第15号

(趣旨)

第1条 この要綱は,市の庁舎その他公共施設(以下「公共施設」という。)における市民等の安全安心の確保及び個人情報の適正な取扱いに資することを目的とし,防犯カメラの適正な設置,管理及び運用に関し必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条 この要綱において,次の各号に掲げる用語の意義は,それぞれ当該各号に定めるところによる。

(1) 公共施設 市の施設(地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第3項の規定による指定管理者にその管理を行わせるもの及び契約によりその業務を委託するもの(以下「指定管理施設等」という。)を含む。)及び工作物をいう。

(2) 防犯カメラ 犯罪の予防及び事故の防止を目的として撮影し,及び記録するために,市及び指定管理施設等の管理者が設置するカメラ装置で,録画機能を備えるもの(録音機能を備えるものを含む。)をいう。

(3) 記録データ 防犯カメラにより撮影され,又は録音され,かつ,記録されたデータをいう。

(4) 前3号に掲げるもののほか,この要綱において使用する用語の意義は,宇土市個人情報保護条例(平成15年条例第1号。以下「条例」という。)及び宇土市個人情報保護条例施行規則(平成15年規則第17号。以下「規則」という。)において使用する用語の例による。

(市の責務)

第3条 (前条第1号に規定する指定管理者を含む。以下同じ。)は,市民がその容ぼう及び姿態をみだりに撮影されない自由を有することに鑑み,防犯カメラの設置,管理及び運用に関しては,適正かつ慎重に取り扱わなければならない。

2 市の職員又は職員であった者は,記録データから知り得た市民等の情報をみだりに他人に知らせ,又は不当な目的に利用してはならない。

3 市の職員又は職員であった者は,防犯カメラ及び記録データについて,この要綱のほか,条例及び規則の規定に基づき,適正に取り扱わなければならない。

(防犯カメラの設置等)

第4条 市は,防犯カメラの設置に当たっては,設置目的を達成するために必要な範囲内において設置するものとする。

2 市は,防犯カメラの設置について,設置場所又は撮影対象区域内の見やすい場所に容易に視認できる方法により表示するものとする。

(画像表示装置及び画像記録装置の設置場所)

第5条 市は,防犯カメラに係る画像表示装置及び画像記録装置を実施機関の職員以外の者が容易に見通すことができない場所に設置するものとする。

(管理責任者の設置及び責務)

第6条 市長は,防犯カメラの適正な設置,管理及び運用を図るため,防犯カメラ管理責任者(以下「管理責任者」という。)を置き,公共施設を所管する課等の課長(課に相当する組織の長を含む。)をもって充てる。

2 管理責任者は,条例及び規則の規定に基づき,防犯カメラ及び防犯カメラから収集した個人情報の適正な管理を図るとともに,職員への指導及び監督を行わなければならない。

3 管理責任者は,防犯カメラの運用に関する業務を委託する場合,この要綱に基づく責務を当該受託者に遵守させなければならない。

(記録データ及び記録媒体に係る措置)

第7条 管理責任者は,記録データ及び記録媒体について,次に掲げる措置を講じなければならない。

(1) 記録データから知り得た個人情報が他に漏れないようにすること。

(2) 記録データを記録された状態のまま保存し,加工しないこと。

(3) 記録データの取扱いを担当する職員(以下「記録データ取扱職員」という。)の指定及び解除に関すること。

(4) 記録媒体を管理責任者又は記録データ取扱職員以外の者が操作し,又は持ち出すことが不可能な状態で保管すること。

(5) 前各号に掲げるもののほか,記録データ及び記録媒体の不正使用,外部流出,改ざん,消去期間満了前の消去及び毀損を防止すること。

(記録データの閲覧)

第8条 管理責任者及び記録データ取扱職員は,原則として,異常を認知した場合以外は記録データを閲覧することができない。ただし,犯罪の予防及び事故の防止を目的としており,かつ,公共施設の管理上やむを得ない場合は,この限りでない。

2 前項の規定により閲覧を行った場合は,その内容を防犯カメラ記録データ閲覧記録簿(別記様式)に記録するものとする。

(記録データの保存及び消去)

第9条 管理責任者は,記録データを撮影時の現状どおり保存するものとし,編集し,又は加工してはならない。

2 記録データの保存期間は,記録した日の翌日から起算して30日以内とする。ただし,管理責任者が特に必要があると認める場合は,保存期間を延長することができる。

3 前項に定める保存期間が終了した記録データは,上書き等により遅滞なく確実に消去しなければならない。

(記録データの利用及び提供の制限)

第10条 管理責任者は,利用目的以外の目的のために記録データを自ら利用し,又は提供してはならない。ただし,条例第9条第1項各号のいずれかに該当する場合は,この限りでない。

2 管理責任者は,前項ただし書の規定により,記録データ及び記録媒体の情報を設置目的以外の目的のために自ら利用し,又は第三者に提供するときは,規則第5条及び第6条の規定によらなければならない。

3 管理責任者は,前2項の規定により記録データ及び記録媒体の情報を提供するときは,最小限の範囲にとどめるとともに,情報を提供する相手方に対し,次に掲げる事項を遵守させなければならない。

(1) 記録データ及び記録媒体の情報を適正に管理すること。

(2) 目的以外の利用をしないこと。

(苦情処理)

第11条 防犯カメラの設置又は管理に関する苦情を受けた場合は,管理責任者は速やかに対応し,適切な措置を講ずるものとする。

(指定管理施設等の措置)

第12条 管理責任者は,指定管理施設等における防犯カメラの運用管理に関する事務の全部又は一部を,当該指定管理施設等に係る指定管理者に行わせることができる。この場合において,管理責任者は,指定管理者に個人情報の保護に関し十分な措置を講じるよう求めるとともに,この要綱を遵守するよう義務付けなければならない。

2 前項の規定により防犯カメラの運用に関する事務の全部又は一部を指定管理者に行わせる場合には,管理責任者は,必要があると認めるときはいつでも当該指定管理施設等を実地に調査し,又は防犯カメラの運用の状況に関し指定管理者に報告を求め,若しくはこれに必要な指示を行うことができる。

(その他)

第13条 この要綱に定めるもののほか,防犯カメラの設置,管理及び運用に関し必要な事項は,管理責任者が防犯カメラの設置を行う公共施設ごとに別に定める。

附 則

この要綱は,平成31年3月11日から施行する。

画像

宇土市防犯カメラの設置,管理及び運用に関する要綱

平成31年3月11日 告示第15号

(平成31年3月11日施行)