○宇土市小規模企業振興基本条例

令和元年12月13日

条例第26号

(目的)

第1条 この条例は,小規模企業が本市における経済の発展に果たす役割の重要性に鑑み,その振興に関し,基本理念を定め,市の責務,事業者及び商工会の役割等を明らかにするとともに,小規模企業の振興に関する施策を総合的かつ計画的に推進することにより,小規模企業の成長発展及びその事業の持続的発展並びに地域経済の活性化を図り,もって市民生活の向上に寄与することを目的とする。

(定義)

第2条 この条例において,次の各号に掲げる用語の意義は,当該各号に定めるところによる。

(1) 小規模企業者 中小企業基本法(昭和38年法律第154号)第2条第5項に規定する小規模企業者で,市内に事務所又は事業所を有するものをいう。

(2) 商工会 商工会法(昭和35年法律第89号)の規定に基づく商工会であって,市内に事務所を有するものをいう。

(基本理念)

第3条 小規模企業の振興は,小規模企業が地域の経済及び雇用を支える担い手として重要な役割を果たしているという基本的認識の下,小規模企業の自らの創意工夫及び自主的な努力を尊重しつつ,国,都道府県その他関係機関との連携を図り,小規模企業の成長発展及びその持続的発展が図られることを旨として推進することを基本理念とする。

(基本的施策)

第4条 第1条の目的を達成するため,前条の基本理念に基づく基本的施策は,次のとおりとする。

(1) 小規模企業の経営の安定及び革新に関する施策

(2) 小規模企業の経営基盤の整備に関する施策

(3) 小規模企業の人材育成・確保及び雇用の安定に関する施策

(4) 小規模企業の事業継承の促進に関する施策

(5) 新事業の創出及び起業支援に関する施策

(6) 小規模企業の資金調達の円滑化に関する施策

(7) 小規模企業に対する支援・連携ネットワーク構築に関する施策

(8) 小規模企業に関する情報の収集及び提供に関する施策

(9) 前各号に掲げるもののほか,市長が必要と認める施策

(市の責務)

第5条 市は,第3条の基本理念にのっとり,小規模企業の振興に関する施策を総合的かつ計画的に策定し,実施するものとする。

2 市は,小規模企業が豊かな地域社会づくりへの貢献や市民生活の向上及び交流の促進に寄与していることについて,市民の理解を深めるよう努めるものとする。

(小規模企業者の役割)

第6条 小規模企業者は,経済的社会的環境変化に応じて,自らの経営基盤の強化,経営革新等に努めるものとする。

2 小規模企業者は,商工会への加入に努めるものとする。

3 小規模企業者は,地域社会を構成する一員として,地域社会との調和を図り,安心して暮らしやすい地域社会の実現に貢献するよう努めるものとする。

(商工会の役割)

第7条 商工会は,小規模企業の経営の向上及び改善に積極的に取り組むとともに,市が行う小規模企業の振興に関する施策の実施について協力するよう努めるものとする。

(市において事業活動を行う者の役割)

第8条 市において事業活動を行う者は,第3条の基本理念にのっとり,事業活動を行うに当たっては,次に掲げる事項に努めるものとする。

(1) 地域社会を構成する一員としての社会的責任及び影響を自覚することはもとより,小規模企業者が自らの事業活動の維持及び発展に欠くことのできない重要な存在であることを認識し,小規模企業者と連携及び協力すること。

(2) 小規模企業者の振興が地域経済の発展において果たす役割の重要性を理解し,市が行う小規模企業者の振興に関する施策の実施について協力すること。

(3) 市内で生産,製造又は加工された産品を積極的に取扱い,及び市内で提供されるサービス等を積極的に利用すること。

(4) 地域との共存共栄を図り,地域に貢献する活動を行うこと。

(市民の理解と協力)

第9条 市民は,小規模企業の振興が地域経済の基盤形成や雇用環境の整備その他市民生活の向上において重要な役割を果たしていることを理解し,物品の購入,役務の提供の申込み,工事の発注等に当たっては,小規模企業者の受注機会の拡大に努めるものとする。

附 則

この条例は,公布の日から施行する。

宇土市小規模企業振興基本条例

令和元年12月13日 条例第26号

(令和元年12月13日施行)