○村の木
昭和50年6月20日
指定
生産と生活の調和がとれた人間性豊かな農村社会を創造し、希望と魅力のもてる村づくりを未来に託し、開村80周年を記念し、真狩村のシンボルとして次のとおり村の木として指定する。
村の木 「かつら」
平地~山地の沢沿いや、やや湿った斜面に生える落葉樹。高さ20~30m、太さ1~2mになる。公園や街路に植えられる。(村の名所:羊蹄山南登山口、桂並木)
葉:広卵形~卵円形、長さ4~8cm、基部は浅心形、波状の鈍鋸歯緑、長枝の葉はややとがる。対生、新葉は紫赤色で秋には黄葉する。
花:雌雄異株、雄花は多数の雄ずいがあり、葯は紅紫色、雌花の花柱は紅紫色で細長い、5月上旬開花し、短枝上につく。
果実:袋果で長さ約1.5cm、円柱状でややそりかえる、9~10月に成熟、緑色から褐色になる。