(趣旨)

第1条　この規則は、和光市文化財保護条例(昭和52年条例第30号。以下「条例」という。)第6条に基づき市指定文化財に指定された市が所有する古民家(以下「古民家」という。)の管理について、必要な事項を定めるものとする。

(名称及び位置)

第2条　古民家の名称及び位置は、次のとおりとする。

(管理)

第3条　和光市教育委員会(以下「教育委員会」という。)は、条例第9条の規定により、市の同意を得て適当な団体を指定し、古民家を管理させるものとする。

(公開)

第4条　前条の規定により古民家を管理する団体(以下「管理団体」という。)は、条例第3条第2項の規定により古民家を公開するものとする。

(公開時間)

第5条　古民家を公開する時間は、午前9時から午後5時までとする。ただし、教育委員会は、古民家の管理上必要があると認めるときは、これを変更することができる。

(公開しない日)

第6条　古民家を公開しない日は、次のとおりとする。ただし、教育委員会は、古民家の管理上必要があると認めるときは、これを変更し、又は臨時に公開しない日を定めることができる。

(入場の制限等)

第7条　管理団体は、次の各号のいずれかに該当するときは、第4条の規定による公開に基づき古民家に入場しようとする者又は入場している者に対し、入場を制限し、又は退場させることができる。

(文化的活用)

第8条　管理団体は、条例第3条第2項の規定により、市民の文化的向上に資すると認められ、かつ、教育委員会の承認を得たときに限り、古民家を市民の文化的活用に供することができる。

(委任)

第9条　この規則に定めるもののほか、古民家の管理に関し必要な事項は、教育長が別に定める。