(趣旨)

第1条　この要綱は、和光市図書館(以下「図書館」という。)が所蔵する資料(以下「図書館資料」という。)を利用する方法及び機会を拡充することにより、もって市民の利便性の向上を図るため、郵送その他の宅配の方法(以下「宅配等」という。)により当該図書館資料の貸出しを行うサービス(以下「有料宅配サービス」という。)の実施に関し、必要な事項を定めるものとする。

(対象者)

第2条　有料宅配サービスを利用することができる者(以下「対象者」という。)は、特別の定めがある場合を除くほか、和光市図書館管理運営規則(平成4年教委規則第2号。以下「規則」という。)第6条第2項に規定する個人利用者のうち、市内に居住し、又は通勤若しくは通学する者とする。

(宅配資料)

第3条　対象者が有料宅配サービスにより貸出を受けることができる資料(以下「宅配資料」という。)は、図書館資料のうち、次に掲げるものを除くものとする。

(貸出点数)

第4条　宅配資料の数量は10点以内とし、当該宅配資料のうち視聴覚資料の数量は2点以内とする。

(貸出期間)

第5条　宅配資料の貸出を受けることができる期間(以下「貸出期間」という。)は、21日以内(図書館が宅配資料を発送する日及び対象者が当該宅配資料を返却するために発送する日を含む)とする。

(利用手続)

第6条　対象者は、有料宅配サービスを利用しようとするときは、その都度、有料宅配サービス申込書(様式第1号)を教育委員会に提出しなければならない。

(宅配資料の返却)

第7条　宅配資料の貸出を受けた対象者(以下「宅配利用者」という。)は、図書館に当該宅配資料を返却する場合は、宅配等のほか、図書館の窓口、ブックポスト等により返却するものとする。

(費用負担)

第8条　宅配利用者は、次に掲げる場合の区分に応じ、当該各号に定める費用を負担し、宅配等を行う事業者に支払うものとする。

(委任)

第9条　この告示に定めるもののほか、必要な事項は教育委員会が別に定める。