(設置)

第1条　公衆衛生、墓地の環境の美化及び公共の福祉を増進するため、次のように霊園を設置する。

(定義)

第2条　この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(利用者の資格)

第3条　墓所を利用することができる者は、市内に住所又は本籍を有する者とする。ただし、市長が特に必要があると認めたときは、この限りでない。

(利用の制限)

第4条　墓所は、墳墓の造営又は墓標、形象類を設置する以外に利用してはならない。

(公示及び公募)

第5条　市長は、墓所を利用させようとするときは、その規模、数量、使用料その他必要な事項を公示するものとする。

(利用の許可)

第6条　墓所を利用しようとする者は、市長の許可を受けなければならない。

(利用者の義務)

第7条　墓所の利用の許可を受けた者(以下「利用者」という。)は、墓所の利用については、この条例及びこれに基づく規則並びに前条第3項の規定による許可の条件に従わなければならない。

(使用料)

第8条　利用者は、別表に定める墓地永代使用料(以下「使用料」という。)の全額を市長が別に定める納期限までに納付しなければならない。ただし、市長が特別の事由があると認めたときは、分割して納付させることができる。

(使用料の減免)

第9条　市長は、特別の事由があると認めたときは、使用料を減額し、又は免除することができる。

(使用料の不還付)

第10条　既納の使用料は、還付しない。ただし、墓所を利用しないで返還したときは、当該使用料に100分の70を乗じて得た額以内を還付することができる。

(利用権の承継及び消滅)

第11条　墓所の利用権を承継できる者は、祭しを主宰する者に限るものとする。

(利用墓所の返還)

第12条　利用者は、墓所が不用になったときは、直ちに市長に届け出て、当該墓所を原状に復し、返還しなければならない。

(利用の許可の取消し及び復旧)

第13条　市長は、利用者が次の各号のいずれかに該当すると認めたときは、利用の許可を取り消すことができる。

(特別墓所)

第14条　市長は、次の各号のいずれかに該当する場合の利用に供するため、区域を指定して特別墓所を設置することができる。

(委任)

第15条　この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。