○士幌町したしみ図書館資料選定要領

令和4年9月12日

教育委員会教育長訓令第3号

(目的)

第1条 この要領は、士幌町したしみ図書館資料収集要綱(令和4年教育長訓令第2号)に基づき、士幌町したしみ図書館の図書資料等の収集に関する選定の基準を定めるものとする。

(図書資料)

第2条 図書資料については、基本的、入門的なものから専門的なものまで、各分野にわたり広範囲に収集することを原則とし、それぞれの選定基準は、次の各号に定めるとおりとする。

(1) 一般図書

 共通事項

(ア) 地域社会の特性を考慮すると共に、利用動向も視野に入れて選択する。

(イ) 主題別蔵書構成を考慮しながら、必要にして不足している分野については計画的に収集する。

(ウ) 新しい主題に留意し、時宜に適した資料は、時宜を失わず収集する。

(エ) 各分野における原典、古典、名著は、所蔵資料と内容を比較検討し、必要とするものを収集する。

(オ) 各分野における受賞作品は、優先的に収集する。

(カ) 各分野の入門書・概説書は、専門的な観点から記述された内容の充実したものを収集する。

 主題別特記事項

(ア) 総記

a 情報科学関連資料は、最新技術の動向に留意し、内容を精査して収集する。

b 図書館関係図書、読書及び出版関係の図書は、網羅的に収集しサービス向上に役立てる。

(イ) 哲学・宗教

a 哲学、心理学、倫理学、宗教については、類書を比較検討し、基本図書を中心に収集する。

b 占い、人生訓及び処世術などは、利用動向を見ながら、精査して収集する。

(ウ) 歴史・伝記・地理

a 日本及び各国の歴史資料等は、史料に基づき内容が正確で客観性をもつ資料について、入門書及び概説書を中心とし、利用動向を見ながら収集する。

b 被伝者の生涯の実績を客観的に叙述した歴史的人物の伝記は、日本人、外国人を問わず幅広く収集する。

c 地理・地誌は、最新のデータに留意して収集する。

d 旅行ガイドブックは、代表的なものを収集し、適宜、最新の資料更新に努める。

e 北海道の歴史・伝記・地誌のうち学術的な資料は、地域資料として収集する。

(エ) 社会科学

a 社会科学は、各分野の基本図書の他、時事性のあるもの及び今日的課題を重視して収集する。

b 政治・経済・社会・文化事情については、最新の国内・国際情報を把握するための資料を積極的に収集する。ただし、政治・経済に関して、比較的短期的な視野に立った内容のもの及び民族や人種等について差別的な内容のものについては、慎重に精査する。

c 法律の解説書及び研究書は、法律の制定及び改正の都度または必要に応じて基本的なものを収集する。

d 経済・経営関係資料は、類書を比較検討して収集する。

e 生活・消費者問題、労働問題、女性・家庭問題、高齢者及び社会福祉に関する資料は、幅広く収集する。

f 教育関係資料は、家庭教育に役立つ資料を中心として収集する。

g 風俗習慣・民俗学は、基本図書及び生活に役立つ実用書を中心に収集する。

(オ) 自然科学

a 各分野の基本図書として、主として入門的な資料を収集する。

b 自然科学の最新情報に留意し、常に新しい資料の収集に努める。

c 医療の分野については、利用動向に配慮しながら常に新しい情報が提供できるよう収集に努める。

(カ) 技術・家政学

a 科学技術の進展に留意し、最新の資料の収集に努める。

b 環境問題・情報科学に関する資料は、幅広く収集する。

c 家政学・生活科学は基本的なものを中心に収集し、衣服・料理・育児については、日常生活に役立つ資料を中心として収集する。

(キ) 産業

a 地域の主要産業に関する資料は、広く収集する。

b 農業等は、北海道で適応できる内容のものを中心に収集する。

c 各産業の動向や政策等に留意し、最新の資料の収集に努める。

(ク) 芸術

a 美術、音楽、演劇、諸芸、娯楽は、各分野の基本図書を中心に収集する。

b 実用書及び技術書は、類書と比較し、内容を精査して収集する。

c 美術全集、画集及び写真集は、類書と比較し、評価の高いものを収集する。

d 芸術の各分野の人物研究及び作品研究は、幅広く収集する。

e スポーツは、最新の規則や基本的な技術書を中心に収集する。

(ケ) 言語

a 各言語の語学書については、世界の主とした言語が網羅できるように留意し、少数言語についても収集に努める。

b 語学の習得に関する資料は、類書と比較し、内容を精査して収集する。

(コ) 文学

a 文学は、読みものを中心として、詩歌及び古典に加え、研究、評論及び研究書も併せて収集する。

b 現代の文学作品は、評価の高い作品、各種文学賞の受賞作品、話題となった作品及び実績のある作家の作品を中心に、利用動向を見ながら収集する。

 収集対象外資料

(ア) 試験問題集、学習参考書及び各種教材

(イ) 稀覯本や好事家が趣味とする高価なもの

(ウ) 内容が極めて高度で細分化された専門書

(エ) ゲームの攻略本

(オ) コミックス。ただし、実用マンガ、学習理解を助ける学習マンガ、及び資料的価値の高いものについては、その限りではない。

(カ) 北海道青少年健全育成条例第16条及び第17条に該当するもの

(2) 参考図書

 町民の調査研究活動に役立つ資料を幅広く収集する。

 百科事典、各分野の事典、辞典、用語集、年表等は、基本的なものを収集し、改訂や増補の都度または必要に応じて内容を精査し収集する。

(3) 児童図書

 各年齢層の発達段階に則した内容のものを、各分野にわたり幅広く収集することを原則とし、主題毎の選定基準は一般図書に準ずる。

 絵本、紙芝居及び読み物については、基本的・代表的なもの、各種の受賞作品等一定の評価の定まった作品及び話題となった作品を中心とし、利用動向をみながら児童にふさわしいものを収集する。

 知識に関する図書は、内容が正確で分かりやすいものを最新データに留意して収集する。

 社会の新しい動向について、理解や関心を高めるための資料の収集に努める。

 一定の評価を得て復刻された図書について未所蔵のものは、収集に努める。

(4) ヤングアダルト図書

図書館利用が少ない中学生・高校生年代の利用を促すため、一般図書・児童図書とは別に、ヤングアダルト世代が興味を持ち利用すると考えられる資料の収集に努める。

(5) 外国語図書

 外国語絵本は、国内外で評価の高いものを中心に収集する。

 一般向け外国語図書は、評価の高い文学作品を中心に収集する。

(6) 高齢者及び障がい者サービス資料

年齢及び障がい等により図書資料の利用が困難な利用者のため、利用動向を見ながら大活字本等の資料の収集を図る。

(郷土・地域資料)

第3条 郷土・地域資料は、次の各号に定めるものを積極的かつ網羅的に収集し、その充実に努める。

(1) 郷土資料

 士幌町及び十勝管内に関するもの

 北海道の歴史的資料・学術的資料

 アイヌ関係資料

(2) 地域資料

 士幌町に関するもの

(逐次刊行資料)

第4条 逐次刊行物は、速報性に優れており図書資料を補完する資料として、また、教養・娯楽資料として、次の各号に定める各分野の代表的なものを厳選し、資料価値と利用要求を勘案して収集する。

(1) 新聞

新聞は、速報性をもち情報伝達の基幹的媒体となることから、多様な視点からの情報を提供するため、地方紙、道内紙、代表的な全国紙を収集する。

(2) 雑誌

雑誌は、市販雑誌の中から利用動向をみながら各分野の代表的なものを収集する。

(視聴覚資料)

第5条 映像資料としてDVD等を収集するものとし、選定にあたっては、図書資料の選定基準を準用する。

2 資料は、館内視聴の著作権上の許諾が得られているものを収集する。

この要領は、令和4年9月13日より施行する。

士幌町したしみ図書館資料選定要領

令和4年9月12日 教育委員会教育長訓令第3号

(令和4年9月13日施行)

体系情報
第7類 育/第3章 社会教育
沿革情報
令和4年9月12日 教育委員会教育長訓令第3号